小田原周辺のマイナースポットや些細な出来事を少しずつ
小田原の端々



日本酒が好きで年に数回地元の酒屋で開催される日本酒の試飲会を楽しみにしている。5月28日・29日の二日間、試飲会が行なわれたので初日の午後に出かけた。小田原市南鴨宮の鴨宮かのやでは、ほぼ毎月試飲会が開催されているが年に3回ほど山北にある川西屋酒造店の日本酒の試飲会になる。時間は午後2時から5時までの3時間で参加費は1,000円。大抵1時間半もすると酔っ払ってくるので最初から最後までいたことは殆どないが今回は試飲会開始時間の午後2時に到着。今回の試飲会は川西屋の丹沢山・隆、主要期寒造り上級新酒&純米燗酒の試飲会で14種類が用意されていた。何度も参加しているが封の空いた一升瓶がずらっと並んでいて、各々を自由に試飲出来て日本酒好きにとっては至福のひととき。今シーズンの生酒を一通り飲んだ先には火入れ酒を燗酒で飲むコーナーが用意されている。燗をつけるのは川西屋の工場長で、色々な酒造りの話などを聞きながら試飲出来るのが楽しい。この日は今まで参加したなかで一番人数が少なくとてもゆったりと過ごすことができた。混んでいる時には立錐の余地もないほどだが、程よい人数だったのでつい燗酒コーナーに長居して随分と酔っ払った。今回の試飲会の目玉が、隆黒と隆黒金のニ銘柄。普段口にすることのない高価な日本酒で大吟醸ならではの爽やかな香りと上品な口当たりとても美味かった。今回の試飲会は参加人数が少なめで居心地が良かったので結局終了時間までたっぷりと日本酒の試飲を楽しめた。今回も相当に酩酊して何とか帰宅。翌日、酔から覚めて冷蔵庫を開けると隆水色播州山田錦50純米吟醸生が入っていた。一升瓶で4100円也。川西屋の日本酒にしては珍しい甘口で試飲会で飲んで気に入った銘柄。帰路の記憶が途切れ途切れなので割らずに持ち帰れて良かった。週末の晩酌が楽しみだ。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )