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小田原の端々



小田原市民会館の老朽化に伴い計画された新たな市民ホールの整備事業は紆余曲折を経て一昨年の12月に優先交渉権者が決定。昨年には実施計画が決定して今月から着工の見通しとなった。小田原市本町の市民ホール建設予定地。元々は小田原警察署や消防署のあった一画で10年以上前から広場として利用されてきた場所。この3月から建設工事が着手となり完成は2021年3月の予定。建設工事に先立って敷地内に残っている構造物などの撤去作業が行われた。旧小田原警察署の入口にあった石積みも撤去が行われて松の根元が露わになっていた。敷地にある松と桜が残されるのかどうかも気になるところ。敷地北側では工事フェンスの設置が始まっていた。10年以上親しんだ広場に入れるのも残りわずか。市民ホール当初「芸術文化創造センター」として計画されたが、入札が不調に終わり建設費を抑制するためデザインビルド方式を採用して事業者を決定した。市民ホールの建設費は税込6,026,399,892円。地下1階地上4階のホールが約2年の施工期間で完成する見込み。完成予想のパースによると4階建てのホールは南側、ロビーは北側に配置されるようだ。お城通り地区の再開発ビル建設とあわせて進捗を記録に残せたらと考えている。

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