2021年2月の小田原は緊急事態宣言が発令されていたこともあって、祭事やイベントはほとんど中止や延期となり、例年に比べると静かに過ぎていったように感じる。閉塞感を感じる日々の中で、季節の花々は早めに開花したので買い物に出かけた際に梅や早咲きの桜の風景を目にして心を和ませる事が出来た。2月1日、昼過ぎの小田原城址公園。常盤木橋横の紅梅は見頃で春を感じさせる眺め。小田原の2月の始まりは穏やかな晴天の一日だった。2月3日、午後3時過ぎの松原神社。新型コロナウイルス感染拡大防止のため、例年開催されている一般参加の豆まきは中止。参拝もソーシャルディスタンスで昨年とは一変してしまった節分の日の風景。2月7日、都市計画道路小田原山北線穴部側の今年度整備区間。道路整備のため予定区域では掘削作業が始まっていた。2月9日、正午過ぎの国府津駅横の駐輪場。国府津駅周辺整備事業により閉鎖となる国府津駅横の駐輪場の閉鎖前日の風景。雑多に駐輪されている自転車の先には白く輝く富士山。利用者が長年目にしてきた駐輪場の風景は2021年2月10日午前6時半をもって終了となった。2月12日、夕暮れ時の小田原城址公園。年明けから公園内で電線の地中化と照明の交換工事が行われ、二の丸広場裏手の一角に交換済の照明灯が積まれていた。2月16日、国府津駅の旧駐輪場横の道路沿いの風景。国府津駅周辺整備事業が着工となり工事フェンスの設営作業が行われていた。駐輪場横の道路も整備事業により拡幅される予定。2月17日、昼過ぎの曽我梅林別所会場。見頃間近となった曽我梅林は梅まつりが中止となって例年に比べると人出が少なくて静か。花の咲く風景は毎年同様穏やかな早春の眺め。2月21日、堀之内の旧DNP小田原工場解体工事現場。コンクリートガラが少なくなって工場正門側から北側の門まで見通せるようになってきた。工場が無くなるととても敷地が広く感じる。2月26日、昼過ぎの根府川駅ホームからの風景。冷たい雨が降るなか線路脇ではおかめ桜が鮮やかに花を咲かせていた。今年の根府川おかめ桜まつりは特別イベントなどが残念ながら中止。2月28日、成田のテクノランド裏手の土手道沿いからの風景。酒匂川の土手に菜の花が咲いて酒匂川沿いの風景は日々春へと移り変わっていく。菜の花や早咲きの桜の先にはまだ雪化粧の富士山。穏やかな春の原風景。
引き続き下旬まで緊急事態宣言が継続となった2021年3月の小田原では、どのような風景と出会えることだろうか。
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