アートセラピー「心のお絵かき」の世界

アートセラピストで妻で母で女の、楽しく豊かでゆるい人生後半日記。

体の声を聞く

2010-01-08 15:37:03 | アートセラピー
ちょうど一年前くらい前まで、私は「体」については軽んずる傾向にありました。

病気になる人は、心が弱く、自分でうまくコントロールできないから、ネガティブなエネルギーを
引き寄せ、それが病気になっていってしまうんだ、というように考えていて、病気についても、
また病気で苦しむ人に対しても、理解が無く、冷たい所がありました。

まことに、浅はかでした。

それが、去年一年、胃炎やら腸炎やらで苦しみ、子どもも病気で入退院を繰り返し
病院内で、いろんな方を見るにつれ、「体」というのは、本当に大事な問題なんだということが
身にしみてわかってきたのです。

これは、セラピストにとって、とても良い、大事な気づきだったと思っています。

3次元界で、肉体を持って生きている以上、心と体は切り離せません。
どちらも、互いに深く影響しあっているわけですよね。

私は、そこのところが、足りなかったなぁ、心のケアに重点を置きすぎて、体のケアを
軽んじていたなぁ、とやっとわかったわけ。
反省です。

表現アートセラピーを学んだ日、最初に言われたのが
「あなたの体の細胞には、すべての記憶が刻まれています。」
でした。

体の声を聞くことは、実は、心の最も深い所の声を聞くことにつながっているんだ、
ということを、去年、繰り返し体験したのです。

そして、明日から、実に上手い具合に、アーユルヴェーダの考え方をアートセラピーに
取り入れ、メンタルケアとボディケアを兼ねたプログラムを学ぶチャンスを得ました。

このプログラムには、私自身、大変期待しています。
皆さんにも、私にも、役に立つことがたくさんあると思います。

3日間の集中コースなので、かなり厳しいけれど、がんばってきますね。