アートセラピー「心のお絵かき」の世界

アートセラピストで妻で母で女の、楽しく豊かでゆるい人生後半日記。

左右の鼻腔の働き

2010-01-13 11:08:40 | 日記
長年、アーユルヴェーダの研究をされている西川先生に習ったのですが、なんと
吸う息の量や、吸う気の性質は、左右の鼻腔で異なるんだそうです。

50年間生きてきて、そんなこと全然知りませんでした!

でも、鼻の前に手を置いて呼吸をしてみたり、片方の鼻の穴をふさいで呼吸してみたりすると、
確かに、明らかに違うのですよ。

ほんと、驚きました。

ちなみに、右の鼻腔から入るもの(気)や、影響を与えるものは
「太陽、陽、活性、左脳、交感神経」
左の鼻腔からは
「月、陰、鎮静、右脳、副交感神経」
だそうです。

ですから、停滞しているエネルギーを活性化させたり、病気がちな人の免疫力を高めたりするには
右側の鼻腔から吸う量を多くし、イライラをなだめたり、右脳開発をしたい時には
左側の鼻腔から吸う量を多くすると良いのだそうです。

試しに、左右の鼻腔を、片方ずつ指で押さえて、どちらか一方の鼻腔だけで呼吸してみますと
体の感覚や、気分が微妙に違うのですよ。

左右の感覚があまりにも違っていたら、これはこれで生きにくいでしょうから、
微妙に、なんとなく、というレベルで違うんです。

しかも、夕べ寝る前に、何気なく呼吸に意識を向けたら、明らかに左側の鼻腔から
入る息の量が多いの!
睡眠の体勢を、体が自動的に作ってくれている感じ。

そして、今朝起きると、今度は明らかに、右側の鼻腔から入る息が多いのです。

たまたまなのかもしれませんが、もし、50年間ずっとそうなのだとしたら、体というのは
なんと不思議で、完成されたものなのだろうと、驚嘆するばかりです。