
ほとんど本を読まないけど原田宗典さんのは気に入ってる
バイクがある物語ってこともあるけど
大抵の主人公が女々しく意地っ張りなところが自分に似てるから共感してしまう
特にフラれる原因なんてそっくりで
これを読んだ20代の頃は自分の事か?って思ったほど
「りんごの樹の下で」もその一つ
そのダサイ主人公が飲むのが大抵コーラ
飲みののでコーラしか知らないって感じの世間の狭さは今も(笑)
出てくる先輩もやっぱりダサいんだけど
タバコの吸い方教えてくれたり、「バイクより四っつぱのほうが・・・」
ってのもあの先輩を思い出してしまうし
あの先輩も全然モテなかった
「松任谷由実的昔の女」って表現も共感してしまう
って読んでない人には何を浸ってるんだオマエ?でしょうが

原田さんと沢田としきさんのコラボ作品が大好きなんです
文・原田宗典 絵・沢田としき
ってこと
沢田さんの描くバイクが僕の理想や現実に近い
大きく立派なのではなく細身なバイク
ヤマハSRやホンダCB125のようなオーソドックスな形状
服装もライダーライダーしておらず
普段僕もこんな感じで乗ってると思うスタイルだし
他の挿絵も全て好み

ってことでゴソゴソ探して3冊出てきて
「時々、風と話す」を一気に読んでふと思うのは
「黄色いドゥカと彼女の手」はどこ行った?
人に何度も紹介して貸したりして何度も買いなおしてる作品
今回もそんな理由でいつからかなくなってるみたいなのでアマゾンで注文した
もし気になったら送料込みでも300円程で買えるし
だらだらWEBみてるよりずっと良いかもよ
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