



昨日は寒かったけど風のない穏やかな日和でしたので、新春はじめて<バスで散歩>を実行しました。
家からの坂はバスに乗らずに歩いてくだりました。 散歩の基本?と思って?...。
逗子で雑用を済ませて<何番のバスに乗ろうかな>と案内板と相談です。
<神奈川県立近代美術館、葉山>にいってみよう!!に決定、三番バス停に並び、乗車です。
しばらくしてバス



バス停の名前を聞き逃さないように耳は放送に、目は窓の外の景色に...でチョッと緊張でした。
でも、降りてからは美術館に入らず、脇の細いレンガの道をだらだらとくだり、砂浜へ。
夏は海水浴客で賑わう砂浜の昼下がりは、釣り人ひとり、若者ひとり、でした。
砂が靴に入らないように波打ち際を御用邸にむかって歩きます。

あの先の海に張り出している岩の上での若い頃の思い出が甦ってきます。
森戸海岸、葉山御用邸裏の海は鎌倉の海と違ってちょっと穴場のような海でした。
真っ黒になることおかまいなしで泳いでいたのです。
そばに葉山しおさい公園と博物館があり、御用邸が皇室にとって重大な役割を
なしていたがが文章に、絵図に、庭園に、残されています。
でも、昨日は入りませんでした。
ぐる~っとまわって散歩を懐かしみながら楽しみ、美術館の喫茶室でひと休みでした。


ウイークディーならでは静けさのある喫茶室、数人のテーブルもありましたが、皆さん景色を
眺めて、言葉すくなでした。
海を眺めていると、どうしてこんなに心が穏やかになるのかしら...って思います。
私の居場所に帰ってきたような安らぎがあるのです。
もう一度この海に会いにきたい!!と思いました。 たまにはバスの旅もよいものです。
車だったら家から30分足らずの場所ですのに...、もったいない話です。
今度はどの辺りまでのバス旅をしようかしら、と、考え中です。
アップダウンを楽しんでいるところです。
夫と二人では寄りたいところにも寄れませんので
今度は一人で走りたい・・でも一人は心細いし
危険です。
たまにはバスで移動というのもいいかもしれません。
ここだ!と思ったところで”ピンポ~ン”
時間を気にせず、バスの旅、なんて贅沢な時間の使い方なのでしょう。
美術館には行ってないのでぜひ行ってみたいです。前は毎回通っているのに・・
ゆっくりお茶できそうですね
でもあんな格好では入りにくいかな
相模湾をはさんで目の前は伊豆半島、左手に大島、
右手には富士山、さすが御用邸は風光明媚な場所です。
壮大な裾野を広げた富士山を仰ぎ見ながら
しばし言葉を失っていました。
家のベランダから眺める富士の姿は親しみやすいのです。
喫茶室などに入るのには特別なことはないと思いますが、
巻きスカートとか、スカーフとかでチョッと
お休みタイムを演出したら楽しいかも...って、
思いつきで言ってますが...どうでしょうか。
そう、あの道は車で何回も通り、日影茶屋などにも
行ってますが、どちらかといえば秋谷の海のほうに
ばかり行ってました。
歩くから見えてくるものも大切にしたいと思いました。