今朝、食卓から眺めていた富士の姿、今年ももうあと半月、さあ今年最後の手仕事、干し柿づくり!!と張り切って、
午前中に届くはずの渋柿を待っていました。 キッチンには大きな鍋に剥いた柿を5秒ほどつける熱湯の準備、
剥いた皮を処理するよう広げたビニール袋、腰が痛くならないようにの腰かけ、干す紐の長さに見当をつけて先ず6本!!
ピーラーも買い替えて、エプロンもつけて待っていましたが...柿は届きません!
日にちを間違えた? そんなことはありません、昨日もパソコンで注文を確認したのですから!
でも、今また確認のためにパソコンを開きましたら、<申し訳けございません、柿の入荷がないのでキャンセルさせて
いただきます>って...今朝のメールでした~~。
<柿農家ではないの? 愛宕柿を頼んだのは今年だけではなく、毎年なのに~~>
ガクンッ!!と力が抜けてしまいましたが、諦めきれずに他をあたってみました、やはり今年は無理そうです。
きっと受けてくださったときはお礼のメールをいただきましたから、こんなことになろうとは思わなかったのでしょう。
<お送りできるような柿が手に入らなく...申し訳ございません>との言葉を読み返しながら諦めはじめています。
ここのところエアコンを暖房に切り替えて朝晩はつけています、乾燥を感じるときは今年のニューフェースに
働いてもらっています、夜の手仕事の向こうで白い湯気を出し、スイッチを切り替えると水入れの底が数色に変化して
楽しませてくれます。 今が一番の夜長どき、ささやかなことですが面白がっているのです。
もう一週間もすれば<冬至>です、先日通った路地のお宅の庭に黄色の柚子の実がたわわでした。
昨日から沖縄に行っている娘に<干し柿ができなかったの>と言ったらなんと答えるのでしょう、
まあ年末に二人旅を計画していますので...すっぱりと諦めることにしましょう!!
さあキッチンの大掃除の残りをがんばってはじめましょうか~って...そう簡単には切り替えられないかも。