AKKOMAMのMEMORANDUM

穏やかな時間の流れを楽しみながら...

いろいろあった五月でした。

2010-05-31 10:53:39 | Weblog

  今日は  て湿気もなく、爽やかな朝を迎えました。
  お天気に関しては終わりよければ...状態になりました。

  といってもここのところの気温の低さに、室内で栽培なんてしない
  トマトやナス、大葉の鉢をリビングや窓際に退避させて保護したり、と
  なんとも不思議な行動をとってもいました。
  急に北風に変ったりしたりして、戸惑ったりもありました。が、
  今日は揃って、東側のベランダで朝の光を浴びています。

   ミニトマトです。

  小さい実もあわせると10個ぐらいついています。鉢植えですので
  どんなことになるか未知数ですし、品種も例年とは違うので、興味津々です。
  <強くて、実がたくさんつきます、甘くておいしいです>と書いてありました。

  

  ナスもひと株を鉢に植えています。例年はプランターに数株植えるのですが、
  今年は持ち運べるようにひと株にしました。
  去年の夏の強風に懲りていましたので、今年は避難できるようにと...。
  リーフレタスと大葉は順調に育っているようです。
  こちらも鉢とプランターですが、風によっては避難させています。
  
  娘に言わせますと地植えのトマトとナスの半分ぐらいの大きさよと言ってましたが、
  仕方のないことなのでしょうが、頑張って赤い実、紫の実を眺めることが
  できたら...と、過保護覚悟の今年の試みです。

  

  千葉県のネッ友さんが送ってくださった綿の中から取り出して撒いた<綿の種>から
  芽が出て、双葉の間から本葉がのぞきはじめました。
  植え替えたほうがよいのでしょうか? 迷っていますが、可愛いのです。
  大きく育って花をつけたときはどんな気持ちになるかしらって、
  想像しながら、眺めていますし、やはり過保護で推移しています。

  なんにも考えないで、アブラムシがついていないか、葉の裏などを調べたり、
  水やりしたりと陽が射さないうちに見回ってからコーヒーを楽しむ...、
  この時間は私にとってはとても大切なことなのです。

  まわりの景色に目を移し、季節を感じ、雲を眺めながら今日の計画をたてる、
  そんなささいにも思えることが、とても穏やかで貴重なことと思える今の私です。

  5月も今日で過ぎていきます。
  政治のこと、気候のこと、叔母のこと、いろいろ感じ、考える月でした。
  6月こそは梅雨に入るけど、気持ち立て直して、友人との旅の計画も実行して、と、
  考えています。 ダンスレッスンも6月は週1回開かれる予定表が
  出ましたので、キチンと出席できるようになんて
  今から気持ちに、身体に言い聞かせています。

  
  
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貴女のMISSIONは...と、テレビは...。

2010-05-26 09:20:22 | Weblog
   

  昨晩、BSテレビのプレミアム8で画家セザンヌを取り上げていて、
  とても興味深く観賞していて、そのままのチャンネルの今朝は
  MISSONという番組を放送していて、朝からいろいろ考えさせられた。

  そして今、終わりに言われた<あなたのミッションは?>との言葉が
  頭のなかで反芻しているのです。

  実母は3人姉妹で、母はもう亡くなりましたが、次女、三女は80歳台で、
  次女は個室のある綺麗なホームで暮らしています。
  三女は自分の娘と一緒に暮らしていて、足は悪くしていますが、
  それなりに<元気よ!>って、ときどき気分で電話がかかります。

  一昨夕、その三女の叔母から電話があり、次女の叔母のことでの連絡でした。
  <食事を受けつけなくなって...>とお嫁さんからの言葉に慌てている。
  そして、このことについて今後の相談を...とのことだったと。

  私もときどき訪れてはいて、大分物忘れが...とは感じていました。
  でも、忘れていくことが当人にとっては幸せなときもあるのでは...なんて、
  叔母の来し方を思いながら手を握っていたこともあった私でした。

  <貴女も立ちあって...> 、 <何故? 叔母の長女に相談しないの?>
  <順序が違うでしょ>、<叔母さんが順序を教えてあげたら...>
  <でも、あまりうまくいってないようで...>と話は受話器でいったりきたりです。

  <とにかく、叔母さんから順序を話してあげて、これはとても大切なことよ>
  <他のお手伝いがあったら何でもしますから...>で、一応電話は切った。


  電話後から私の頭の中では電話の会話が何度も繰り返えされ、気持ちは暗くなっていく。
  今でこそ、<自分の老いにむかっての設計は>なんて、老後計画の本が店頭に並ぶ時代、
  叔母たちは学徒動員を経験してきた人生、姉妹のなかではおっとりとしていて、
  大変さを微塵も感じさせない叔母なのです。

  私と同い年の長男を3年前に亡くし、長男家族と暮らしていたけど、デイケア先で
  足を骨折してから病院の勧めでホームに入った。
  海の見える環境のよい場所で訪れる私たちも癒されていて、将来はここが...なんて
  話していて、<早くいらっしゃい!!>なんて冗談を言っていたのに...。

  結果的には先ず、長女のご主人がかわりに先生の話を聞きに湯河原から
  来てくれることになったと三女の叔母から今、電話があった。
  その様子でお見舞いに出かける約束をしたけど、気持ちは重い。
  どうも、長女も持病を持っているらしい。

  一家の柱を亡くしたあとのお嫁さんの気持ちに添えるところは私にはあるけど、
  ふぅ~とため息が何度も出てしまう。

  そう遠くない時期に私にもやってくる問題で、まして骨折でもしたら...、
  と思うと<老いの設計>などと暢気なことはいってはいられない。
  もう片足はしっかり設計の一歩に踏み入れているのだから...。

  そんな気持ちといつでも動けるようにとの気持ちで今週の約束はすべて延期をして、
  次の電話を待っているのです。

  今日は今のところ晴れてはいますが、流れる空気は湿気を含んでいます。
  何も手につかずにいましたが、ようやくキッチンでは宮崎県より取り寄せた
  干しタケノコがもどし終わっているので他の野菜と煮はじめました。

  宮崎県は口蹄疫問題で大変です。 ただただ早い終息を願っています。
  
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お天気は今日までって聞いて...。

2010-05-22 10:44:21 | Weblog
     

  歩道の傍らでみつけました、雨朝顔? です。  カメラをむけたから...ではないけど
  明日から天気は下り坂で、ダンスレッスンのある木曜日ごろまで雨が続くらしい。
  今日は朝から最後のカーテン、かけ布団カバーを洗い、ベランダに干している。

     

  先日、散歩がてら立ち寄った園芸店で、主人のすきだった<スパティフラム>を見つけて
  小鉢だったけど求めてきました。 鉢を白い角鉢に植え替えたので、気にしていたけど、
  八つも咲いてくれました。 2年ごとに鉢換えしていくと大きく育つと教えてくれました。

     

  これはそのときに一緒に見つけたものでポトスを改良したものです、入ってきたばかりですって、
  どう育てるの?って聞いた私に水やりは少なめってだけ教えてくれました。
  鉢換えをしようかしら?って眺めています。

     

  エントランス前の駐車場との境のヤシの根を保護するために踏まれないように植えられた木に
  今年、一斉に花が咲き、かすかに甘い香りがしている。 名前は???の私。

  つつじが盛りの今、この白い花盛りは素敵ですし、このあとは車のCMにも
  使われていた階段脇が紫陽花で埋まる季節が来る。
  でもそのときは梅雨に入っていて、気持ちは...かも。

  寝室側のベランダに移しミニトマトの苗に花が咲き、小さい実が育っています。
  背丈が伸びずに心配になって風よけもあって移してみたのが、朝陽のおかげか、
  順調そうみえてきた。 ナスもしかり、リーフレタスは今朝サラダに入れた。
  紫蘇は一度失敗して2度目だけど、今のところは大丈夫?そう。

  ベランダ栽培は少しづつしか植えられないので、失敗は気持ちが落ち込むのです。
  でも、今日までは大丈夫!!です。

 

     
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作品展を見ながら鎌倉散歩が...。

2010-05-16 09:41:56 | Weblog

         

  もうそろそろ終わりなのか、花がだいぶ小ぶりになりましたが、満開でした。
  バス停そばのヤシの根元です。

  晴天に恵まれた昨日は鎌倉の小町通りのギャラリーで開かれている<吉田はつみ展>に
  出かけてみました。 直接の知人ではありませんが、以前より友人からお名前は聞いていて、
  作品にも興味がありましたので、楽しみでした。

  葉書には<染め、織り、マテリアルからの服作り>とありました、それに京都から
  染色作家二名を迎えて...とありました。
  作品はとても斬新で、魚網や貝殻、残布などを薄い薄い紗に貼り付けたり、織り込んだりして
  彩色などはとても好きな表現で面白い目の保養をしてきました。
  

  鎌倉の小町通りは人、人、ひとであふれかえっていて、裏道をくねくねと
  江ノ電側に出て、散策しながら植木鉢や花を求めて、コーヒータイム!!

  
     白い四角の細長い植木鉢にあわせて選んだ花の名は<ダイアモンドフロスト>
     春から晩秋まで純白の小さな苞がちりばめられたように株一面に溢れます、と...。
     これから鉢換えです。

  今朝、見つけました!!、もう5年ぐらい前になりましょうか、
  母の日に贈られた<赤いミニカラー>の鉢の球根から今年も5本の新芽が伸びてきました。
  強い風で土が飛ばされ、そのたびに<もう、だめかしら?>って思いながらも、埋めていました。

          
  大感激でした。 あのとき諦めていたら...と思うと、見ていて胸が熱くなります。
  年々花は淡いピンクになり小さく咲くようになりましたが、今年もなんとか咲かせたいと
  伸びた芽に<がんばろうね>と声をかけています。

  この頃の朝方は気温が低く、寒さを感じるほどでカーディガンを羽織ってのベランダです。
  朝のコーヒータイムを落ち着いて楽しめる季節はまだまだ先のようです。
  
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どちらも久し振りでした。

2010-05-13 18:12:26 | Weblog
       
  寝室の窓の下に偶然みつけた山藤です、今年はじめて気がつきました、十数年もたっているのにです。


  昨日は一年ぶりの友人を交えて3人で昼食をとりながら会うことになっていて、
  和食のお店を予約しておいてくれました。

  暑いのか、寒いのか、今の不安定な気温に着ていく衣服も、???です。
  幸い悩むこともなく、 バスに乗りましたが、駅前で降りたら
  大粒の雨が...と思うまもなく土砂降りになり、ホームから見上げながら
  <傘の用意してきてよかった~> でした。

  待ち合わせた友人のひとりは実母と義母を82歳、96歳で看取り、
  ほっと心を休めるまもなく、長男夫婦が海外から戻り、追うようにして、
  娘夫婦が名古屋から戻り、同じマンションに居をかまえたとか、
  共働きなので子どもの世話をしてもらうのに...らしいとのこと、
  年齢は5歳ほど若いですが、いまだに大変!!と言っていました。

  今日は5月に入り、はじめてのダンスレッスンの日でした。
  ほんとうは5月1日に先生を囲んでのパーティーがあったのですが、
  旅行にために参加できずでいましたので、ほんとうに久し振りでした。

  今日のレッスン曲は6曲で3曲はおさらいで3曲はNEW!とありました。
  久し振りはすぐ足にきていましたし、テンポのとり方がぎこちなく...
  頭では踊れても身体は重いのです。

  2度の5分程度のお休みをとりながらの2時間半、それでもがんばりました~。
  行きも帰りもマンションのお仲間の車で楽をしているのですから、
  ギブアップだけは...と、お終いまでレッスンを受けてきましたから、
  満足感で満たされてはいましたが、昼食を済ませて、新聞を引き寄せ、読み始めたのは
  覚えていましたが、いつのまにかそふぁ~でお決まりのポーズです。

  昨日会った友人の言葉を思い返しながら、今頃は小学4年生のお孫さんが学校から
  帰ってきておやつを一緒に食べている頃かしら...なんて冴えない頭で思っていました。

  人それぞれの人生で<貴女のところに逃げていきたい衝動にかられるの>っていわれる言葉の
  裏側を想像しながら<バスが通ったのよ、いつでもどうぞ>って伝えました。

  私は孫がいないので、すべて想像だけで無いものねだりはしないけど、
  いる楽しさだけではない部分もあるのは他の友人の話からも聞いていて、
  それはすべて体力との兼ね合いの問題のように思えています。

  昔の母たちはどうだったのでしょうか? そんな気持ちもあったのかな?と
  甘えていた自分の胸にはほろ苦いものがよぎります。
  やっぱり、今度のお休みにはお墓まいりに行ってきましょう...と。

  
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爽やかな風が吹く<母の日>になりました。

2010-05-09 16:19:24 | Weblog
  もう、祝って喜んでもらうことがない(母の日)です。
  今朝、ベランダの椅子に腰かけて、両家の母を考えていました。
  義母は夫を見送りひとり暮らし、実母は父に看取られ、父がひとり暮らしで
  95歳、4人のなかで一番の長生きでした。

  義母は二人の男の子を、母は3男1女を育てました。どちらも夫は
  戦地に赴いての生還者です。義父は事業に、父は教育者に
  道はちがってもそれを支えた二人の母です。

  私も古稀をとうに過ぎ、今のところは健康に過ごしておりますが、
  いつまでこのままでいられるのでしょうか、
  子どもたちに世話をかける日がくるのを一日でも先に延ばせるように
  運動でも...なんて思いますが、あんまり好き!ではありません。
  困ったものです。

  今朝のベランダです。
  
           

  あ、エントランスチャイムが鳴りました。
  
           

  大阪の息子夫婦からの贈り物でした。 赤い生のカーネーションが一輪添えられていました。
  ひとつづつ大切に包まれた紀州南高梅の梅干したちでした。
この頃は母らしいこともせずの私ですが、嬉しい心遣いにほろりです。
  カーネーションは早速サイドボードの上に飾り、とりあえず携帯にお礼メールを送りました。
  娘からのプレゼントはベトナム旅行でした。 車のことで来てくれた娘と近くにある老舗の鰻やで
  お礼をかねての昼食をしてきました。彼女は私のかわり?にソファ~に沈んでいます。

  穏やかで、さわやかな風が吹いている母の日の黄昏どきです。
  さあ、明日のお天気予報はどうでしょう、また、整理に頑張らなくっちゃです。
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この五月晴れは、逃せませんと...。

2010-05-08 11:19:05 | Weblog

 昨日は午後から久しぶりに予約してあった美容院まで、 と  で
 出かけてきました。帰りはになりましたが、たいした降りでなくほっとでした。

 そして今朝、ブラインド越しの光の様子に<晴れ!!>を感じて、今日の予定をめぐらせていました。
 晴れたらしたいこと、<衣替え>と<寝室の大掃除>でした。
 気分もよいし、身体も軽いし...と、いつもよりず~っと早起きして開始です。

 ベランダ越しの緑たちも朝の光に喜びいっぱいのようで輝いています。
 
           

 ベランダには薄掛け布団、ベッドマット、などなどが干され、洗濯機は何回ゆるゆるとまわって
 くれたでしょう、もう掛けるハンガーも探すほどになりました。
 すべてはこの陽光に後押しされての作業で気持ちもとてもよいものです。

 思いついたら吉日!!で、二台並んでいるベッドを渾身の力で薄板に応援をしてもらい
 ながら、動かしてベッドヘッドの裏の壁から、済みからをきれいに清掃できました。
 ついでに天井までダスキンモップでふきあげました。

 ただいま、小休止で、 いつものコーヒータイムです。
 薄墨色の雲の上に淡くそびえていた富士の姿は一幅の墨絵を鑑賞しているようでしたが、
 もう、今は眺めることはできません、はかない風景でした。

 昨日のバス停脇の花たちです。

    群生
           

              階段の上から   

    帰り雨の中で


 さあ、そろそろお休みはこの辺にして...動きだしましょう。
 夕飯用の漬物もつけて...、アジの南蛮漬けも...、動けるものです、
 いつもの横着気分にも飽きてきていたのかも知れません今日の私です。
   
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好天のなか、咲きはじめました。

2010-05-06 17:15:35 | Weblog

  南風の爽やかな風も午後は少しづつ強まり、
  家中の窓全開とはいきませんでしたが、気持ちのよいものです。

  帰ってきてから植えた、ナス、トマト、シソ、バジル、木の芽と
  今のところは元気でいます。
  
  鉢物ばかりですので、地植えの植物ほどの勢いと成長は
  望めませんが、それでも花を咲かせはじめてくれました。

    挿し枝から
           ジャスミン
   花キリン

  今年は春の天候不順からおろおろしたり、生育が危ぶまれたりでいましたが、
  なんとか好天続きで落ち着いてくれましたので、ほっとしています。

  夕方になり、ジャスミンは真っ白の花がたくさん開いています。
  しばらくはその清楚な花姿に癒されそうです。

  毎日、朝、リビングのブラインドを開けるのが楽しみになります。
     
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行ってきました、ベトナム旅行です。

2010-05-05 19:46:59 | Weblog
        

  カレンダーは5月に変り、ゴールデンウイークも今日でお終いです。
  明日から仕事がはじまる娘は午後自宅に戻っていきました。
  また、いつものひとりの暮らしがはじまります。

  旅行中も帰国してからもで乾季のベトナムは暑いけど湿気は思いのほか
  少なく、三回目の今回が一番過ごしやすかったし、帰ってきたら反動からか、<夏日>、<真夏日>と
  ニュースで繰り返されていますが、まことに過ごしやすいゴールデンウイークでした。

  上の写真の右奥の雲の上に富士山の頂上が眺められました、が、カメラでは...です。
  気づくのが遅かったのかもしれません。

  今回の計画はホーチミンの空港から乗り換えてダナン空港へ、そこからリゾート地の
  ホイアンへ、午前中に成田空港を発ち、ホテルに入る頃は夜遅くでした。

  乗り換え時間を利用して空港内で一時間のマッサージで疲れを癒すことを経験しました。
  これで充分リラックスして元気が出るのを覚えた二人は待ち時間が苦にならなくなるのです

  ベトナムは細長い国ですから、北部は首都ハノイがあり、中部は世界遺産が、南部はホーチミンが、
  それぞれに歴史があり、言葉も方言や訛りがあるので、流れている空気も大きく違い、
  それを感じた今回の旅はまた違ったこの国の側面を覗いたようでした。

  

  日本が鎖国する前にはホイアンには1000人ぐらいの日本が住んでいて、対岸の中国人町との
  間に架けた<来遠橋>とも<日本橋>とも呼ばれている橋で、橋の中央には小さなお寺がありました。

  ホーチミンに戻る前にガイドを頼み、世界遺産<ミーソン遺跡>を案内してもらいました。
  
  
         

  遺跡はジャングルのなかに建てられた宗教遺跡でいっさいの接着剤を使用せず、すり合わせて
  造られたレンガの遺跡で世界各国の研究者が研究してもどうしてこんなに堅固な建築が出来たのかは
  今もって謎で、史跡に書かれている文字も判読が今もって出来ないほどだという説明でした。
 
  でも、その遺跡のそばには長い戦争の爆弾投下によるおおきな穴が地面のそこここにあり、
  ベトナムの歴史の悲惨な傷跡に心が痛むこともありました。

  今は深い森、高い山に囲まれて静かに佇んでいる姿に、<このまま永遠に...>と
  祈る気持ちでした。

  大型リゾート開発が海岸沿いに進められていて、その勢いを見るにつけ、この国のこれからは
  何処へ向かっていくのか?...と考えてしまう自分がいるのです。
  すざまじい開発状況のダナン、ホイアンでした。

  
       

  2泊したリゾートホテルには<プルメリア>と白とピンクの<ブーゲンビリア>の花が
  あふれるように咲き、暑さを忘れさせてくれるほどでした。

  南部のホーチミンにはないゆったりとした時間が通りに流れていて、
  観光客はフランス人が多いとのことでした。  

  ホーチミンは解放記念の35周年にあたり、街にはお祝いの飾りと国旗が飾られています。
  祝日をはさんで4日のお休みがとれる人が多いらしく、夕方からの人の波は例える言葉を
  探すほどで、その人の波にはすべてバイクが一緒で、二人から四人が乗っているのですから、
  広い道路の横断には警察官やホテルマンが付き添うほどで、どこからこれほどの人がバイクが
  集まってくるのかと考えても想像を絶するほどです。
  子どもと若者が多いことも国の勢いを肌でひしひしと感じます。
  一年前に較べて歩道もきれいに整備が進み、新しいビル建設、川向こうに聳える超高層マンション群に
  かっての日本以上の進歩発展を目の当たりに感じました。

このあとはホーチミン3泊、機内1泊の旅が続きます。
  折りがありましたらまた旅の話をいたしましょう。
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