梅雨入り宣言が出されたあとのこのところの天候は不安定で台風が通過したり、温帯低気圧に
変わったりと・・・でも今日は陽ざしがベランダにまわってきているけどリビングでは
カーデガンを羽織っている、なんとも体調管理が・・・なのです。
夜も夏掛けでは心もとなくタオルケットを重ねています、いつもこんな状態だったのかしら?
すっかり忘れています。
先週末に娘に誘われて修善寺まで一泊二日の旅をしてきました、ちょうど台風接近のニュース、
出かけるまで天候が気になっていましたが、大人二人のこと、日傘より雨傘をバッグに用意して
横浜駅で待ち合わせて<踊り子号>に、その昔伊豆半島沖地震のあとの復興おぼつかないときに
訪ねた思い出が重なり、その前に訪れたときに泊まった<菊屋旅館>の前を通り過ぎながら
いまだ完全復興していない町並みに複雑でした。
先ずは娘とは二度目の修善寺へ、
あっ、男性が飛び込んできて
独鈷の湯
お参りをすませてから二人は境内脇の道をのぼり、左折したところの竹の店に向かいます。
もうかなり前に伺ったときに求めた<竹の栞> 女主人がその中ほどに一文字刻んでいるのですが、
ちょうど父が病んでいるときでしたので、私は<父>と彫ってある文字に出会い、思わず涙したことがあり、
今でも私の部屋に飾ってる両親の写真の額の下にさげているのです。
娘たちにもそれぞれに私の感じた文字を選んでプレゼントしたのですが、今でも大切にしているようです。
娘は茶道の柄杓置きをその折りに求め、彫られた文字(月)の雰囲気が好きで、彫り手の女主人に
会いたくてとこの旅を考えたのですが、今は亡くなっていらして、娘さんがお母様の遺作を飾り、
訪ねて来る方々のために小さなギャラリーを開いていらっしゃいました。
持っていった作品を眺めながら懐かしそうに(母の彫るこの月が一番好きでした)と言われた言葉の響きが
まだ耳にはっきりと残っています。
旅はその土地の思い出ばかりでなく、とある場所での思いがけない出会いも心に残れば、
また会いに行きたいと心が動くものですね。
もう何回も訪れたことのある修善寺ですが、よい思い出がひとつ加わりました。
そう、修善寺ではなくお寺の文字は<修禅寺>とあります。
夜はほたる狩りに宿の誘いでいきました、草むらや木々の間に光る姿は幻想的でした、
自然にふえて毎年旅びとを楽しませてくれているようですが、はじめての経験でした。
次の日は朝から雲が低く、いまにも・・・でしたが、涼しくて気持ちよく過ごしてきました、
虹の郷の花菖蒲に癒されてきました。
東京ドーム10個分?の敷地だそうで、園内めぐりのバスや機関車が走っています。
宿の夕食のデザートだけはきれいに撮れていましたので(笑)