私も期末気分で．．．

今日は朝から花曇り、花冷え、花散らしの風となりました。
斜面を通り抜ける風に乗ってくるのか、
リビングからも花びらの舞を見かけるのです。

　　　　　　　

明日で３月も卒業です、新入学、新社会人、企業にとっては新年度、
＜新＞の文字がいっぱいの４月が明後日からはじまります。

そんな文字を眺めながら、私も心機一転しなければ．．．なんて、
毎年繰り返しながら、流れ流された月日を送ってきたようです。

　　　　　　　

　　　　　　　

でも、ひとつ頑張ってきたのが＜津軽こぎん刺繍＞の勉強でした。
去年の今頃、ネットで申し込み、４月の第二週目から学びはじめました。
月に二回の教室に欠席することもなく通いました。
あまりの細かい作業に、自分のこれからの年齢を考えて、
＜選択の誤り？＞がよぎったこともありましたが、
楽しい先輩方のすばらしい作品にふれて、思いも新たにの今日です。
年齢に不足のない私でも４月からは二年生になります。
一年生の最後の作品の中心部分を夕べ仕上げ、
今朝アイロンを裏からかけて、仕上がりチェックでした。
二年生の最初の学びはまわりを刺すことからはじまります。

　　　　　　　

冬の間、エアコンとコラボしながらリビングを温めてくれたストーブも
今日で任務は完了にしますので、タンクをカラにするために
花冷えの今日はリビングで最後の任務に励んでもらっています。
シュンシュンとお湯を沸かしてくれたり、
手仕事の傍らでお豆を静かに柔らかく、優しい味に仕上げてくれたりと、
冬のよきパートナーとして頑張ってくれました。
きれいに拭きあげて箱に収めひと休みしてもらいます。

　　　　　　　

窓際で力強く育ってくれた＜パセリ＞をざっくりと刈り、茎をはずし、
葉をきれいに洗い、水気をとってちょっと干しています。
もう少したったらブレンダーで細かくして真空パックして冷凍庫へ、です。
折りにふれて料理に使い楽しみます。

これからの時間は明後日からの新年度に備えて私も机のひきだしなどの
整理にとりかかりましょう。、
どこかで区切りを感じないと整理整頓にはならないのですから。

花冷え

昨日は意識を持って散歩に出かけ、＜やっぱり気持ちがいいわ！＞って
思い、＜明日からは少しでも散歩を続けよう！＞なんて決めたはずなのに、
朝からの気温の低さにとうとう散歩はやめてしまった。
言い訳は＜明日は教室があり、出かけるのだから今日は良しとして＞です。
まったく朝令暮改も甚だしい！と自分で呟いて呆れていました。
二日ともたないのですから．．．。

　　　　　　　

ベランダから眺める斜面には桜数本咲き、雪柳の列が目立ち始めて
きました。

　　　　　ギボシの新芽

　　　　　デンドロビュームの花芽

　　　　　坂の途中で

明日までの手作業を済ませて忘れ物がないように準備をしました。
今夜はサッカーをテレビで応援するのです。

お気の毒なほどの事故渋滞でした。

　　　　　　　　　

午前１０時ごろといえば、お花見に車を走らせてきた人たちが
そろそろ目的地に近づいてきた頃でしょう。
眺められる高速道路の下り線はびっしりと車がつまって止まっています。
その間をすり抜けてに消防車、救急車、パトカーが何台も
けたたましいサイレンと赤色灯をまわして通っていきます。

＜わあ～、事故が起きたんだわ～＞と窓際で事故現場が見えるかと
首をのばすが、どうももっと下った場所でのことらしい。
せっかくの休日、渋滞の車の列には商業車より自家用車が多いように
見受けられる。　在宅の一時間半の間には動き始める様子はなかった。
三時半に戻ってきて見た時はさすがに車はスイスイと走っていた。
＜大事でなければよかったけど、どうだったかしら＞
＜予定変更をよぎなくされた人もいたかしら、ね＞と呟きながら
マンションの敷地内に咲く桜を上から眺めていたのです。

　　　　　　　　　

我が家の二本しか育ててない＜絹さや＞暖かさに誘われて、
サヤが育っています。

　　　　　　　　　

でも、こんな感じで毎朝収穫しています。
ささやかな収穫ですが、可愛いものです、ひとり暮らしを
ちゃんと知っている量なんです、かしこい？のです。

ベランダにも春が見えてきました。

この週末の天気予報は＜桜満開！＞が早く報道されているために
人びとの関心はいつもの週末より晴れ！の期待が大きいことでしょう。

我が家のまわりの里山の雰囲気も優しさがましてきて、
ところどころにふんわりとピンク色が目だってきています。

　　　　　　

高速道路の壁の上の一本の桜の木、私は＜定点観測桜＞として、
毎年この桜の満開を楽しみにしながらいつも春を待っているのです。
一時は枝を切られたりして悲しみと憤りを感じた年もあったけど、
今年は見事に形も整い、咲いてくれましたのが何より嬉しい！！のです。

先日、坂の途中の桜並木のウオッチングに出かけましたら
そう、三分咲きぐらいでしたが、きっと今日は満開にちがいありません。

　　　　　　
　
　　　　　　

　　　　　　

　　　　　　　　　

マンションのまわりをひと回りしただけでも、今はいろいろな花が
咲いています。　知っている花、新しい花、いつもの花、
草陰にひっそりと咲いている花など、眺めているだけでも
共に生きている、季節の巡りを分けあっているようで幸せ感に浸れます。

今朝も水を撒きながらベランダの春を数えていました。
ギボシが紫色の芽を見せはじめ、実生の紫蘇がぐんと伸び、ニラも驚異的！
山椒の木の芽も見られ、アンデスの乙女の枝には新芽がびっしりと、
寒かった冬をともに乗り越えて迎えた春はささやかなベランダにも
やってきてくれた～！！と実感しながら、なんだか気持ちが弾んでいるのです。

賑やかで華やかなお花見には出かけないけれど、あちこちの窓から
眺められる桜を楽しみながら今日は過ごしたいと思っています。

気まぐれ春の嵐です。

＜今年の桜の開花は例年より早く週末見ごろ．．．＞のニュースに
この風で散るのも早い？なんて一瞬思ったりしていたら、
＜咲きはじめの桜はこの風では散りません＞と予報士の説明でした。
＜散るのは満開が過ぎてからのこと＞だけ、と。

でも夕べの強風雨が今朝には収まり、暖かく穏やかで、
家中の窓を開け放しています。
逡巡することもなく窓ガラスを拭き終わり、眺めながらひと休みでした。

　　　　　　　

モジャモジャに葉が絡まって茂っていた葉を刈り込んだ
＜ムスカリ＞　この暖かさににょっきりと姿を表し、紫色のところが
見えてきています。　さすがに暖かさを敏感に感じとっています。
他にもまだ弱弱しい花芽が無数に伸びてきている姿に感動です。

　　　　　　　

　　　　　　　

　　　　　　　

バス停のある坂道の歩道のヤシの木の根元には、花愛好家によって
毎年植え替えられている春の花が咲いています。
遅咲き？の和水仙も球根から芽を出し、葉を茂らせ、
暖かい陽ざしに咲き始めた場所もありました。

黄色のレンギョウ、赤い木瓜の花なども咲き始めています。
斜面のむこうでは家庭菜園への散歩道が整備されてきているのが、
ベランダから見られます。
来年の開園募集がちょっぴり楽しみになってきました。

さあ、これからもうひと踏ん張りして掃除機をかけて．．．です。
暖かいと気分よく体も動きますし、繁みのウグイスもよい声で鳴き、
後押しをしてくれています。
明日はお彼岸の中日、＜お墓参り大丈夫ですか？＞と
今朝出社前の娘からのメールです。
＜大丈夫よ、よろしくね＞と返事メールのできた私でした。

リセットするための週末に変更！

　題名を考えるのに、なぜか脇机から＜新明解国語辞典＞を
取り出して＜リセット＞のラ行を開きながら、
国語辞典にこの言葉が出ている訳はないのでは？と思う自分がいる。
結果はチャンと載っていた、
＜再設定、使用中の機器を始動時の状態に戻すこと＞とあった。

そう、予定ではお彼岸の入りなので、お墓参りに出かけるはずだった。
でも、金曜日に娘にメールで２０日のお中日に行くことに変更してもらった。
＜土曜日の夜にそちらへ行き、日曜日に車でお墓参りを．．．＞の提案が
あったのだけど、そんな楽な申し出を延期してと伝え、
混雑の予想されるお中日にお墓のある最寄り駅で落ち合うことになった。

ここのところ忙しく予定が入り、元気になったからと苦にもならずに
楽しんでいたけど、どうも自分の気持ちの歯車の回転のほうが、
遅いのか、どこかで一回身体と気持ちをまとめてみたくなってきていた。
日ごろのひとり暮らしの我が儘なのか？などとも思ったりしたけど、
どうしても＜リセット＞したくなって．．．のこの週末だった。

昨日は暖かく気持ちのよい晴れだったので、思うがままに身体を動かして、
リビング、キッチン、風呂場、ベランダと気ままな一日に。
そして今日は明日に向かって下り坂との予報を聴きながら空を見上げていた。
昨日から浸しておいた花豆を煮ながら、ちらし寿しの具材も下ごしらえし、
酢バス、濃いめに味をつけた椎茸、お出汁につけた筍、蕗もタッパーに、
赤みにと海老も茹でて殻を剥き、盛りつけて仏壇に供え、
牡丹餅は老舗のを求めに出かけてこようと。
家族が揃っているときは朝から三色の牡丹餅を作って、主人の実家にも
届けたものだったけど、もうそんなことは遠い思い出のなかにだけで、
お供えする分だけ買い求めるようになってしまった。

こんなたわいもない週末の過ごし方だけど、
私にとっては＜よかった～＞と思え、これで明日の月曜日からの日々を
元気に過ごせる気持ちになってきているのです。

　　　　　　　

そんな我が家のベランダの奇怪な鉢、あまりのモジャモジャに
昨日は意を決して半分ぐらいに刈り込んでしまいました。
下のほうからの花芽がもやしのように生えてきて、お日さまにあたるのが
大変！なのです。　そう、＜ムスカリ＞の鉢です。

いつもは冬越しに上から鉢を被せていて、最初の年はそのことをすっかり
忘れて？？？とブログに載せたのですが、去年の暮れには緑の葉が育って
きていたので、そのままにしていましたら、
手のつけられないほど葉がかたまって茂ってしまい、花は咲かない！と
諦めていましたら、負けじと花芽もたくさん伸びてきたので、
先のことはわかりませんが、刈り込み広げてお日さまが当たるようにだけは
手当てしました。
こんな時間がこよなく楽しい年齢になったのだな～なんて思い、
お墓参りを延ばしたことを仏壇にお詫びしながら、
リセットが正解！だったと思いたい自分がいるのです。

　　　　　　　

坂の途中の雪柳が花を揃えはじめています。
真っ白いなんとも優しい姿で枝を揺らしています。

季節の巡りのなかで．．．

　　　月日は百代の過客にして行きかう年も又旅人なり

　今年も３月も半ばを迎え、梅から桜へと春告花の便りも毎日の
ように開花予報が伝えられるようになりました。
春告鳥のウグイスの鳴き声も元気に聞こえるようになり、
気温の大きな変化も気になりながらも春の訪れを待つ気持ちのほうが
大きくなってきているこの頃です。

マンションの周辺の木々の梢にも赤い固い芽が目立ちはじめて、
斜面の枯れ草をかきわけて緑の若葉が育ってきています。


　　　　　　

　　　　　　

バス停に向かうとき、右手に鮮やかな黄色を感じて、
あっ、ミモザが咲いたんだわ！！　すっかり嬉しくなった私は
バスが来るのを気にしながらこの二枚だけ撮ることができました。

昨日の強風、今朝の雨で今日はもうすっかり見る影もなくなって
います。　春の風雨は無情です。

１２日は銀座で買い物、１３日は横浜で教室、１４日の今日は午前、午後と
ダンスのレッスンがありました。明日は美容院、
週末はお彼岸を迎えるのでお墓まいりを予定しています。

そうそう、２月の終わり頃一つ歳を重ねた私ですが、
予定は相変わらず次々と入りますので、出来るだけ頑張って
動くつもりではいます。

　　春眠不覚暁　処処聞啼鳥　夜来風雨声　花落知多少

目覚ましをかけて、カーテンは半分だけ閉めて、などの工夫をしていても
ついつい朝寝坊をしてしまうのです。
特に午前中に外出の予定があるときは夜眠るときから自分に
早起きをいい聞かせている有様です。

大震災から二年の月日が．．．。

　　　　　　　


午後にはあの未曾有の大震災がおきるなんて誰も想像すらしていない
二年前の３月１１日は今日のように朝から晴れていました。
被災地東北より離れている神奈川県でも大きな揺れを何回も感じて
停電、断水、ガス供給停止など揺れの続くなかで不安な夜を
過ごしたことがまざまざと甦ってきます。

あれから二年、被災地東北ではたくさんの犠牲者への追悼式が
厳かに行われ、皆さまの心には悲しみに耐え、悲嘆にくれながらも
歩み続けてこられた月日が新たな思いとともに甦ってきているに
ちがいないと映し出されるテレビ画面に気持ちをかさね、涙です。

瓦礫受け入れ問題、高台への移転の土地確保の問題、助成の問題など、
まだまだ困難な問題が山積していますが、そんななかでも、
自分たちの力を結集してなんとか自立して地域産業の復興に
尽力していらっしゃる方々のニュースに人間力を感じています。

あれから地震対策、予知問題、それを伝える組織の問題なども
大きく進歩し認知され、個人での防災、減災への準備、認識も広まり、
マンションでも改めて見直しが検討されています。

自然災害だけでなく、原子力発電などの問題がクローズアップされて
地震の多い日本だけの問題ではすまないことが充分起こりうることに
国民のひとりとして考えることも学びました。

他国から飛来するＰＭ２．５や、黄砂などを実感させられている今、
エネルギー問題など日本の抱えている問題を人事と見過ごしては
いけないようです。
何の力ももたない私ですが、＜意識することの大切さ＞だけは
持ち続け、出来ることから．．．との思いを改めて感じるのです。

　　　　　　　

　　　　　　　

昨日の煙霧のなか沈む夕陽です。こんな夕陽ははじめてで、
いささかの違和感を感じながら撮りました。　
＜煙霧＞、この言葉もはじめて知りましたし、窓からいつもならきれいに
眺められる東京湾の向こうの房総半島がまったく見えず、
手前の海も船も八景島シーパラダイスも土煙のなかでした。

今日は北風の吹くこの時期らしい気温の晴れの日ですが、
ベランダの小さな自然界でも季節の移り変わりがそちこちに
表われてきています。
例えば、　ムスカリの花芽、落ちた実から紫蘇の芽、ルリマツリの新芽、
シンビジュウムの花芽の伸び、ニラが逞しく再生するなど、
ささやかですが、今の私にとっては
気持ちが温かくなる希望の変化が嬉しいのです。
今ある自分に感謝しながら健康に気をつけて過ごしていきたいと
切に願う今日です。

魚やさんから春を求めてきました。

昨日出かけた帰りのバスが来る前のちょっとした時間に
駅前の魚やさんに飛び込んだとき、冷蔵ケースにあった
＜三崎産わかめ＞の文字となんとも不思議な雰囲気に
眺めていると＜茹でて食べるんですよ、ねばねばが強いよ！＞と。

そこでもの珍しさに＜ひとパックゲット！＞してみました。
きっと今までもこの時期に見かけていたに違いありません、
三崎とはそんなに離れていないのですから。

　　　　　　水洗いして

　　　　　　熱湯に入れたら

　　　　　　鮮やかに変身

　　　　　　茎とわけて


早速＜ポン酢＞で味わってみました、＜歯ごたえよく美味しい～！！＞
新玉ねぎのスライスと合わせてみたい！とすぐ浮かんできました。

太い茎は．．．斜めにスライスして、と持ち上げましたが、
粘りがもの凄く、まな板からヌメリを洗い流すのに一苦労するほどでした。
あたらしい春ならではの食味を見つけた嬉しさで今朝は元気です。

でも、南風がベランダの絹さやの茎を折っています、
太いけどやさしい茎なのでリビング窓際に避難させています。

今朝一番の仕事は窓ガラス拭き！と夕べから決めていたのですが、
どうしましょう、
パンも焼きたくなってきています。
白ゴマと黒ゴマを間違えて求めてしまいましたので、
パン生地に練りこんで使いましょう！と思っているのです。
黒ゴマ君に活躍してもらいたいのです。

これからは南風がベランダに吹きはじめ、それに乗って
黄砂や今話題のＰＭ２．５、花粉などが一緒に飛んでくるのでしょう。
やれやれ難儀でもある季節到来です。

様変わりに驚きと疲れが．．．

　　　　　　　　　

朝のうちの空はまだ空気にも爽やかさが感じられていたのに、
東京銀座近くの歯医者さんを出たときは、お昼どきで、
歩いているサラリーマンはワイシャツ姿が多く、
ビルの谷間から見上げる空は黄砂の影響か花粉の飛来か、
土色に霞んでいました。

気温も予報通り上がっていて、銀座通りを歩いていても
久し振り～！！なんて気分はあまり湧いてこない。
その上＜あれっ、ここにあったお店は？＞とか、
文房具の伊東屋は仮店舗での営業になっていたりして、
目を瞑れば浮かんでくるあの銀座通りは雰囲気を激変させている。

新しくなってからもあまり行くことのなかった＜三越＞の一階の
＜銀座テラス＞でひと休みをかねてランチをとる。

　　　　　　　　

これにコーヒーとケーキがついていて、さっぱりとおいしくほっとする。
地下３階の野菜売り場で（春は苦味）のちょっと珍しい山菜を探す。

いよいよ今日の目的の一つの＜歌舞伎座＞をカメラにおさめたくて、
もあ～～とした空気の漂う街の人ごみを歩いていく。

　　　　　　　　

　　　　　　　　　

同じことを考える人は多くて、真正面からの写真を撮るのには、
まるで順番待ちか通行人の合間にシャッターを押さなければ．．．でした。
そこで通りの反対側に渡って．．．でも、やはり同じことを考えている人が
いっぱいで通行人から顰蹙をかうほどでした。

気温の高さと変化する銀座通りにちょっぴり気分をそがれたからか、
歌舞伎座前の賑わいに酔ったのか、疲れがどっとでている今の私です。

南風が強くベランダに吹き始めました、予報通りです。
体が春の気まぐれについていけないのかしら？ね。