雨の日が多く庭の芝の手入れもままなりません。
そんな中、ネジバナ(捻花)が花を咲かせていました。
ネジバナはラン科ネジバナ属の小型の多年草。小さな花を多数細長い花茎に密着させるように付け、その花が花茎の周りに螺旋状に捻じれながら並んで咲く様が名前の由来です。
花の綺麗な雑草程度の認識だったけど、山野草の愛好家向けに販売されることもあるようです。
ネジバナの花言葉は「思慕」。
『芝付の 御宇良崎なる 根都古草 逢ひ見ずあらば 吾恋ひめやも』
万葉集の詠み人知らずの和歌です。
この歌の根都古(ねつこ)草がネジバナを指すとされてます。
「あなたに逢わなければ私は恋に苦しむことはなかった・・・」という恋しい想いをネジバナの姿に重ねているとも言われています。
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