天台宗釈迦山百済寺(ひゃくさいじ) 滋賀県東近江市百済寺町
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滋賀県東近江市にある天台宗釈迦山 百済寺。
本尊は十一面観音菩薩で開基は聖徳太子とされる名刹です。
寺伝によると、推古天皇14年(606年)に聖徳太子が当時来朝していた高麗の僧・恵慈と共にともにこの地を訪れた時、山中に見た不思議な光を追っていくと霊木の杉に辿りついたそうです。聖徳太子がその杉の立木に十一面観音像を彫り、像を囲むように堂を建てたのが百済寺の始まりであると云われています。
百済寺は天正元年(1573年)に織田信長の焼討で一千坊が焼失し、その後、徳川三代将軍家光の治世(1650年)に百済寺再建許可が出て、本堂、山門、仁王門など復興されました。
仁王門には左右に大きな草鞋が吊り下げられてます。
『百寺巡礼』の作家・五木寛之氏が35番目としてこの百済寺を訪れた時にこの大草鞋に触れ満願成就の願を掛けたことで有名です。
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