8月13日
小降りの雨の中、三重県伊賀市東湯船の手力神社(てぢからじんじゃ)に行ってきました。
2017年、伊賀忍者・甲賀忍者にかかわる文化が日本遺産に認定され、この手力神社もその構成文化財のひとつになってます。
稲にも穂が付きました。
手力神社は正応年間(1288-1293年)に信濃国(長野県)戸隠村の戸隠神社より分社勧請され、御祭神として天手力雄命(あめのたぢからおのみこと)を迎えたと伝えられています。
天手力雄命は天照大神がお隠れになった天岩戸を開けた力持ちの神様ですね。
日本遺産の構成文化財には御覧のような案内看板が最近になって整備されました。
拝殿の鈴にはこれまでたくさんの人が願をかけた鈴緒が幾重にも重なり、今では2トンの重さになってるそうです
これ、大丈夫かな
おそらく天井裏では補強されてるんでしょうが、揺らして鈴を鳴らすのも憚られる脆弱さです。。
本殿
この辺りは伊賀国と近江国の境目にあたり、服部半蔵、百地丹波守とならんで伊賀流忍術の大家であった藤林長門守の居城があった場所です。
秋の奉納花火が有名な神社で、この地域には古くから火筒や狼煙などの火薬に対する技術が伝承されてます。
藤林長門守が火術に長けた忍者だったことも関係してるんでしょうね。
池の鯉
TVドラマ水戸黄門で由美かおるさんが演じていたくノ一 かげろうお銀は藤林一門の頭領、藤林無門の孫娘という設定でした(豆知識)
近場をブラブラする今年の盆休みです。
よろしければ、応援クリックお願いします!
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます