9/19から始まった企画展「くすりと甲賀忍者 その知恵と技術」を見に、滋賀県甲賀市にある『甲賀市くすり学習館』に行ってきました。
甲賀は古くからくすりの町として有名で、今も大小様々な製薬会社があり、このくすり学習館は「人と薬のかかわり、甲賀売薬の歴史」を学ぶ施設として10年前に開館しました。
企画展示室
薬や火薬の技術に長けていたと云われる甲賀忍者がその知識をどのように使ったのかが紹介されてます。
このタペストリー、格好イイなぁ~
修験道発祥の奈良吉野大峰山の伝統薬「陀羅尼助(だらにすけ)」と原料のキバダの葉。
甲賀忍者はいわゆる修験道に始まるとも言われてますね。
甲賀市水口町から信楽町にまたがる飯道山(はんどうさん、標高664m)は今も山伏たちの修業の場として有名です。
陀羅尼助は我が家でも下痢や腹痛の時に飲んでます
忍者の非常食
毒を持つ植物の知識にも甲賀忍者は長けていたそうですね。
ツチハンミョウの仲間たち。
体液に毒を持つ有毒昆虫で、忍者が毒として利用されていたと云われてます。
一番右のヒラズゲンセイは南方系の昆虫で、高知県から関西地方に分布し、幼虫はクマバチの巣に寄生することが知られてます。
忍者の爆弾や煙幕弾
よく忍者が煙幕弾を使ってドロンと消えるシーンがあるけど、あんなこと本当にできたんですかね
忍者と旅の用具
商人や旅人に扮して、各地の情報を探るのも大事な忍者の役割でした。
きっと薬売りにも扮して、全国を廻った忍者もいたんでしょうね~。
つづく
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