お気楽忍者のブログ 弐の巻

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蹴上インクラインと琵琶湖疏水記念館(2016年)

2020年10月04日 18時00分00秒 | 行楽・旅行記(過去編1)

京都市左京区の蹴上(けあげ)インクライン。

幕末維新後の京都復興事業の目玉として琵琶湖から京都市内へ水を引き、生活用水や発電、水運に利用した琵琶湖疏水。

落差の大きい場所は船が運行できないので、蹴上船溜まりと南禅寺船溜りを結ぶ640メートル部分は台車に船を載せて上下させるインクラインで運行してました。
 
1891年(明治24年)から1948年(昭和23年)まで使われていて、今は国の史跡として整備され、桜のスポットとしても人気ですね。

関西電力 蹴上発電所

インクラインの台車巻き上げ機は蹴上発電所の電力で運転されてました。

琵琶湖疏水の水を使った水路式・流れ込み式の蹴上発電所は1981年(明治14年)に運転を開始。

写真のレンガ造りの建物は昭和11年に完成した第二期蹴上発電所で、現在発電は行ってませんが、今もその姿を留めています。

南禅寺船溜まりの横にある琵琶湖疏水記念館にやって来ました。

琵琶湖疏水完成100周年を記念して1989年に京都市が開設した資料館です。

琵琶湖疏水の計画と建設、疏水の果たした役割、現在の琵琶湖疏水に関する貴重な資料を収蔵・展示していて、2007年にはその所蔵資料は琵琶湖疏水とともに近代化産業遺産に認定されてます。

1915年(大正4年)頃の南禅寺船溜まり周辺を再現した模型。

屋外スペースに置かれていた琵琶湖疏水の水力発電で使われていたスタンレー式発電機。

南禅寺船溜まり。

対岸に見えるベージュ色の建物が琵琶湖疏水記念館です。

南禅寺船溜まり乗船場からは岡崎十石舟めぐりに出掛けることもできます。

平安神宮大鳥居前の水路を進む岡崎十石舟、なかなか風情がありますね

そして、琵琶湖疏水は『京都と大津を繋ぐ希望の水路 琵琶湖疏水 ~舟に乗り,歩いて触れる明治のひととき~』として、今年 日本遺産に認定されました

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ねじりマンボ (maria)
2020-10-05 21:00:55
こんばんは。
コメントが遅くなって御免なさい。
ご家族でいろんなところを見物されて、お子様にも生きた勉強になりますね👏
本当に良いお父さんです。
ここの蹴上の疏水記念館には入れなかったので観せて頂き嬉しいです。
疏水の下を潜るトンネルが「ねじりマンボ」と言ってレンガをねじる模様の様に積んで作ってあるのががとても興味は深かったです。
ご覧になりましたか?
レンガの建物の中のツツジを観ようとしたらお休みでした🤣
いつもありがとうございます。
返信する
Unknown (masa)
2020-10-05 21:18:34
mariaさん>
コメントありがとうございます。
ねじりマンボはこの時、何かの撮影をしていて見ることができませんでした。。
子どもには色んな経験や知見を積ませてやりたいと思ってますが、なかなか親の思い通りにはいきませんね。
朝晩、寒くなってきました。
お身体、ご自愛下さいませ。
ありがとうございます。
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