お気楽忍者のブログ 弐の巻

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ミツカンミュージアム(2016年)

2020年06月01日 15時00分00秒 | 行楽・旅行記(過去編1)

運河の畔に並ぶ黒壁の蔵。 壁面に描かれたマークに見覚えありませんか?

今回は愛知県知多半島の付け根、半田市にあるミツカンミュージアムに行った時の様子を再録します。

後のビルは味ぽんやミツカン酢でお馴染みのミツカンの本社。大手食品会社の本社がこんなところにあるって意外でしょう。

2015年にできたミツカンミュージアムは完全予約制で、70分程度のガイドツアーを楽しめます。30分毎にスタートするツアーもこの日は全ての回が予約で埋まっていました。

それでは、ミツカンの酢造りの歴史、食文化の魅力を体感するツアーに出発です!

『大地の蔵』ゾーンでは、江戸時代の酢づくりや現在の醸造の様子を見ることで、受け継がれてきたモノづくりの精神にふれることができました。

写真はその江戸時代の酢造りを再現した展示で、ミツカンの歴史は江戸時代中期の1804年に酒粕から酢を造ったことに始まります。

アルコールから酢への発酵に必要な酢酸菌の静置培養室をガラス窓ごしに見学。

酢の歴史、現在の酢の製造を体感できるコーナーでは様々な酢の臭いを実際に嗅いだりすることができました。

ツアーアテンダントのお姉さん。

失礼ながらお名前は忘れてしまいましたが、素敵な方でしたよ。参加者からの質問にもとても丁寧に対応して下さいました。

さぁ、次は『風の回廊』ゾーンへと進んでみます。

『風の回廊』

通路両側に垂れ下がっているのは半田市各地域の法被(はっぴ)のデザインです。

壁には半田市の昔の写真がいくつも飾られてます。薄暗い空間に浮かび上がる法被の模様はまさにアートですね。

3つ目のゾーンである『時の蔵』と呼ばれる部屋に入ると中は真っ暗・・・。すると何やら変わった形のものに映像が浮かび上がったり、綺麗なレーザーライトが当たります。

照明が点くと、それは大きな木製の船! 

この演出には驚きましたね~ USJやディズニーのアトラクションみたい(笑)

それは江戸時代に活躍していた長さ約20メートルの「弁才船」を再現したものでした。あまりに大きすぎて全体を写真に納めることができません。この船で江戸時代は半田から江戸まで酢を運んでいたんだそうです。

このゾーンでは「ミツカンの変革と挑戦の歴史」をコンセプトにミツカンのこれまでの歩みがイラストパネルで分かり易く展示してありました。

加富登(カブト)ビール。ミツカンではビールを作っていた時期もあったんですね!

さきほどの弁才船の甲板に乗って、部屋壁面の大きなスクリーンに映し出された綺麗なCG映像で、半田から江戸へ酢を運ぶ様子を見るアクションは下手な遊園地の映像アトラクションより凄かったですよ

第4ゾーンの「水のシアター」では、映画館のような階段式の座席に座って、ミツカンのグループビジョン・スローガン『やがて、いのちに変わるもの』をテーマにして、美しい四季折々の日本の風景と季節の食の映像を堪能することができました。

第5ゾーンは明るくオープンな空間の『光の庭』。

酢やポン酢で連想される食べ物と言えば・・・ってことで、ここではお寿司やお鍋をテーマにした体験を通じて、食の魅力を楽しく学ぶエリアになってました(笑) 

ミツカンのりんご黒酢やブルーベリー黒酢の試飲もできました

テーブルの上に握りがいっぱい美味しそう! でも、これ全部食品サンプルなんですよね~。

さすがにそこまでの大盤振る舞いはできないでしょうね(笑)

ミツカン味ぽん管理人バージョン!(爆)

¥200で味ポンを買って、プリクラみたいな撮影装置でラベルを印刷することができました。

完全予約制のツアーだから待ち時間も無く、色んな趣向を楽しめるのがいいですね!

お土産物コーナーではミツカンの伝統製法で作った「純酒粕酢 山吹」と息子用にお寿司がデザインされた可愛い靴下を購入。

一緒に参加された皆さんも試飲した黒酢飲料や山吹を買ってらっしゃいました。

夕暮れの半田運河

この時は地元自治会役員の皆さんと四日市での防災研修の後に寄ったので、今度は家族で行ってみたいと思いました。

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