「真名井の清水」
平成の名水百選について [2024年11月26日]
真名井の清水(まないのしみず)
【湧水の概要】
伊佐津川の伏流水が公文名や七日市地区で湧き出しているものといわれています。
江戸時代には「御水道(おすいどう)」と称されて、田辺城内に引き込まれ、田辺藩の生活用水として利用されていました。湧水池周辺には今でものどかな田園風景が残されており、地元自治会により毎年定期的に「御水道掃除」といわれる清掃保全活動が行われています。
また、JR西舞鶴駅前にある新世界商店街、マナイ商店街においては水汲み場が設けられ地元住民の生活に溶け込んでいます。
【所在地】 舞鶴市字公文名・七日市
*https://www.city.maizuru.kyoto.jp/kurashi/0000001275.html より
水質・水量
1日の湧水量:11,500トン
由来・歴史
奈良時代の丹後風土記には「その味甘露の如し、万病を癒す力がある」と記されている。また江戸時代には田辺城の城内へ引き入れ利用し、湧水を使用した都市上水道として日本で最古とされている。
水質保全活動
地元自治会で行われる「御水道掃除」は、江戸時代より代々続いており、湧水池及びその水路の水辺の雑草を掃除する活動が行われている。
周辺の自然環境-田辺城主細川幽斎が日本最古の上水道の水源として用いたと伝えられる清水。「御水道(おすいどう)掃除」など、今なお住民による保全の取り組みが行われており、開水路にもかかわらず美しい水辺環境が維持されている。
利用状況-生活用水や農業用水に利用されている。
*https://water-pub.env.go.jp/water-pub/mizu-site/newmeisui/data/index.asp?info=64 より
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます