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「いいもの」は探せばいっぱいあります。独断と偏見による個人的「いいもの」情報発信所です。

<日本の名水百選> 滋賀 十王村の水

2024-11-12 07:34:32 | 名水百選

 「十王村の水」

 十王村の水(じゅうおうむらのみず)は、滋賀県彦根市西今町にある湧水である。

 1985年(昭和60年)1月4日に「環境庁(現・環境省)」の名水百選の第1弾31か所の一つに選ばれ、同年3月に指定された。

*Wikipedia より

 県東の彦根市にあるこの湧水は湖東三名水のひとつとして古くから知られ、古来清水として住民の配慮が払われている。水源には神社をまつり、祭祀が行われており、いつからか「母乳の地蔵尊」として地域の人たちに信仰されている。

 水質・水量
 水質については、良好な状態といえる。
 由来・歴史
 「十王村の水」は湖東三名水のひとつとして古くから知られている。この水のことは「淡海録」や「淡海国木間捜」にも記録があり、「淡海国木間捜」には、西今村の記述の中に「爰ニ十王水ト云名水湧出ルナリ則海道ノ側ニテ方ニ、三間四方ニ石ヲ居ヘ深サ尺有余ニテ南ノ角ヨリ湧出ル泉ナリ大旱魃ノ砌モ此ノ水絶ルコト無シト云」とあり、その後書きには、晒布にこの水を用いたところ、上質の布になったという記述がある。また、水源池の中央には、六角形のお堂があり、お地蔵さまが祭られていて、おそらく水源池の水神が竜神として祭ったものだと考えられる。いつ頃からかは不明だが、「母乳の地蔵尊」として地域の人たちに信仰されている。
 水質保全活動
 地元住民を中心に「十王村の水保存会」(約400名)を設立し、水源地と十王川の周辺の清掃を定期的に行っている。

 周辺の自然環境-十王村の水は街中の交差点の南角に、正方形の一角を切り取った変形五角形の周囲を石の柵で囲まれた池にある。
 利用状況-地元の人を中心に利用されている。
 イベント情報-毎夏、神霊を慰め、子どもたちの健やかな成長を願って地蔵盆が行われている。

*https://water-pub.env.go.jp/water-pub/mizu-site/meisui/data/index.asp?info=52 より

 ミネラルウォーターとしての市販はされていません。この水を味わうためには、現地に言って水を汲む必要があります。

*https://www.flair-water.jp/meisui/2191/#i-8 より

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<日本の名水百選> 三重 恵利原の水穴

2024-11-11 07:07:11 | 名水百選

 「恵利原の水穴」

 恵利原の水穴(えりはらのみずあな)は、三重県志摩市磯部町恵利原にある湧水である。

 別名天の岩戸で、1985年(昭和60年)「恵利原の水穴(天の岩戸)」として環境省の名水百選の一つに指定された。石灰洞として、大沢の水穴の名でも知られる。

*Wikipedia より

 伊勢志摩国立公園内の逢坂山の中腹にある洞窟から湧出しており、志摩用水の源水となっている。天照大神が隠れ住まわれたと伝えられる伝説の場所。地元老人クラブが毎月例祭、清掃等の環境活動を行っている。

 水質・水量
 水質・水量は選定当時とほぼ変わらないが、年2回(夏冬時)水質調査を行っており検査日時によって大腸菌が検出されるときもある。水量も変わらず日量31,000トンである。PHは7.8、味や臭気も異常なしで良好な状態を保っている。
 由来・歴史
 天照大神が隠れ住まわれたと伝えられる伝説の場所。水穴の近くには雨乞いにご利益があると言われている水神が祀ってある。現在の参道は大正時代に真珠王の御木本幸吉が、一人でも多くの方に訪れて頂けるように改修したと言われている。
 水質保全活動
 毎月22日に恵利原老人クラブが例祭を開催し、清掃・整備等の保全活動を積極的に行っている。

 おすすめの時期-7月~8月(夏) 四季を通じて、地元市民や観光客が訪れている。
周辺の自然環境
 一帯が石灰岩の岩山で、伊勢神宮林等の樹木で覆われた空間となっている。周囲は透き通るように清らかな空気に満ちており、水穴からあふれる冷たい水と神々しい木立の清浄感のリラクゼーションが味わえる。
 流れ出た水は、満々と水をたたえる神路ダムへと注がれ、雄大な神宮林が生み出す清らかな水を集め、志摩半島の水瓶として利用されている。また、近くには‘おうむ岩’や皇大神宮(内宮)の別宮の伊雑宮がある。

 利用状況-観光案内等では煮沸して飲むことを勧めている。※ご飯を炊いたりお茶を点てたりする個人はいるが、商用としては認めていない。
 イベント情報-「桜咲く、天の岩戸で茶屋開き」(3月下旬から4月上旬の休日)→水穴の手前にある「オオシマザクラ」の花見会が志摩観光協会により行われている。

*https://water-pub.env.go.jp/water-pub/mizu-site/meisui/data/index.asp?info=51 より

 ごはんを炊いたりお茶を点てたりするなど、個人の採水は認められていますが、商用としては認められていないため、ミネラルウォーターとしての市販はされていません。

*https://www.flair-water.jp/meisui/2200/#i-8 より

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<日本の名水百選> 三重 智積養水

2024-11-10 07:52:00 | 名水百選

 「智積養水」

 智積養水(ちしゃくようすい)は、三重県三重郡菰野町から四日市市智積町(ちしゃくちょう)にかけて流れる用水路である。

 1985年(昭和60年)に環境庁(その後の環境省)の名水百選に選ばれている。

*Wikipedia より

 古くから枯水に苦労していたこの地方では、この清水を宝として、暮らしを支える「智積養水」と呼び大事にしてきたが、いつの日か忘れ去られ、汚れてしまっていた。約30年前に、自治会や子ども達が浄化を始め、今も保全に努めている。

 水質・水量
 水量は約19,000トン/日の流量を有している。
 由来・歴史
 四日市市智積町は、昔から「旱損所」といわれ、日照り続きには水が枯れ、逆に豪雨時には怒濤の如き上流から水の襲来を受けるため、穀物収量への影響は死活問題として、川上の菰野町と川下の智積町とは争いが絶えなかった。したがって、農業用水や生活用水の保全については、恵みの水のありがたさを日常生活を営むなかで語り継いできた。そのような背景のもと、菰野町から清水として湧き出て智積町に至る1.8km、幅1~2mの川を町の宝として引き継いできた。毎日の米とぎや洗濯、洗顔、入浴に至るまで幼い頃から川の水を使ってきたため、人々はいつからともなく用水ではなく、暮らしを支える「智積養水」と呼ぶようになった。
 水質保全活動
 昭和47年、「地域を美しくしよう」という運動の一環として、地元子供会が養水に鯉を放流した。以来、毎年放流を続けた結果、「鯉の住む街」として話題を集めるようになり、養水美化運動も地域にしっかりと根づいてきた。このような活動は、子供達の水質保全への意識の高揚と情操教育に役立っている。また、地元自治会では、水路を定期的に清掃、巡回している。

 おすすめの時期-年間を通じて(特に秋の紅葉時期が見ごろ)
 周辺の自然環境-のどかな田園風景。
 利用状況-四日市市の隣町である三重郡菰野町内の蟹池に源を発する寺井川が智積町地内を流れ、生活用水および農業用水として利用されている。

*https://water-pub.env.go.jp/water-pub/mizu-site/meisui/data/index.asp?info=50 より

 智積養水は、一般向けの販売は行われていません。飲料水として購入するというよりも、美しい水や風景を見て楽しむための、観光スポットとしての役割を担っています。

*https://www.flair-water.jp/meisui/2215/#i-8 より

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<日本の名水百選> 愛知 木曽川(中流域)

2024-11-09 07:10:07 | 名水百選

 「木曽川(中流域)」

 長野県木曽郡木祖村の鉢盛山(2,446メートル)南方を水源とし、南西に流れている。鳥居峠西側を南に向かって流れ御嶽山から流れ来る王滝川を合わせた後、木曽の桟や寝覚の床などの渓谷を形成しながら岐阜県中津川市に入り流れを西に変える。

 中津川市より可児市までの間は恵那峡、深沢峡、蘇水峡といった峡谷を形成し、濃尾平野東部に出て美濃加茂市と可児市の境界で飛騨川と合流する。飛騨川合流後の可児市から愛知県犬山市の犬山城付近まで再度渓谷を形成し、これらを総称して「日本ライン」と呼ぶ。この区域は1931年(昭和6年)に国の名勝に指定されているほか、中流域が1985年(昭和60年)に環境庁(現・環境省)の「名水百選」に選定された。

*Wikipedia より

 名古屋市内の上水源等で利用される河川である。現在の流路になったのは、天正14年の木曽川最大の洪水「天正の洪水」以降のことで、急流、河床及び河川が特異な風景をなし、優良な環境として国の名勝に指定されている。

 水質・水量
 水質は「生活環境の保全に関する環境基準」で「AA」を保っており、水量は約1,500万トン/日。
 由来・歴史
 木曽川が現在の流路になったのは、天正14年(西暦1586年)木曽川史上最大の洪水と言われる「天正の洪水」以降のことで、それ以前はいくつもの支流に分かれ濃尾平野を流れていました。この「天正の洪水」により集中して流れた流路が「木曽川」と言われており、天正18年(西暦1590年)には、豊臣秀吉が木曽川左岸(犬山から長島まで)の築堤をしました。この堤防は度々決壊していましたが、その後の慶長12年(西暦1607年)、徳川義直(家康の第9子)が尾張藩主になると、翌年に徳川家康は、伊奈備前守忠次に木曽川左岸の築堤を命じます。この築堤は、犬山から伊勢湾まで50kmの工事をわずか2年で完成させ「お囲み堤」ともいわれ、尾張を洪水から守るとともに、西国の大名に対する一大防御線を築きました。また尾張藩では美濃側に対して、この堤防より3尺低くするよう圧力をかけたといわれています。
 水質保全活動
 年2回の水質調査と、地元小学校が木曽川の調査等を実施している。

 おすすめの時期-桜・新緑の「春」と、水の豊富な「夏」
 周辺の自然環境-木曽川の最終渓谷で、上流部では山林に囲まれ、チャート(角岩)の懸崖や奇岩・巨岩を望むことができる。
 利用状況-良質な水質と豊富な水量により、犬山市や尾張地域の上水源として利用されている。
 イベント情報-「日本ライン下り」 一年中:川の景色を楽しみながら、木曽川(約13km:美濃太田から犬山橋下まで)を下る。
 「木曽川鵜飼」 6月~9月:鵜飼は8~10羽の鵜に魚を捕らせる古典的な漁法で、鵜船のたくかがり火と共に川を下り、鵜匠の巧みな綱さばきと鵜の妙技を間近で見ることができる。
 「昼うかい」5月~10月:鵜が水に潜って魚を捕る瞬間が間近に見られる、日本で唯一の昼うかいを行っている。
 「日本ライン夏まつり納涼花火大会」 毎年8月10日:犬山橋の下流で開かれる。約3,000発の華やかな花火の競演に約15万人の見物客が花火に酔いしれる。

*https://water-pub.env.go.jp/water-pub/mizu-site/meisui/data/index.asp?info=49 より

 

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株式会社21インコーポレーション 東京都中央区銀座2-11-16

*https://item.rakuten.co.jp/kiso-water/kiso-pet500wt/ より

木曽川の源流だからって、「木曽川(中流域)」の水と同一ではないが・・・

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<日本の名水百選> 静岡 柿田川湧水群

2024-11-08 08:46:48 | 名水百選

 「柿田川湧水群」

 柿田川(かきたがわ、かきだがわ)は、静岡県駿東郡清水町を流れる狩野川水系の一級河川。

 全長は約1.2kmで、日本で最も短い一級河川である。かつては泉川、周辺地域は泉郷と呼ばれていた。水源の湧水は主要なもので数十カ所ある。大量の湧水を水源とする、日本でも稀有な川である。

 本河川は、長良川・四万十川とともに日本三大清流に数えられている。1985年(昭和60年)、柿田川湧水群として名水百選に選定された。さらに国の天然記念物にも「地質鉱物」の枠で指定された。河川そのものが天然記念物に指定されるのは沖縄県本部町の塩川に次いで2件目である。これは民間の企画であるが、日本の秘境100選にも選定されている。

 柿田川の湧水量は1日約100万m3。「東洋一の湧水(量)」と言われてきた。湧水は上水道用水にも利用され、清水町のみならず、周辺の沼津市、三島市、長泉町などにも送水されている。ただし水利権は沼津市水道部が持っている。

*Wikipedia より

 約8500年前に富士山の爆発で大量に噴出した三島溶岩流層とその下の火山表層の性質により、この地方に降った雨や雪は地下水となって流下し、三島市や柿田川の地表に湧き出ている。その中でも最大のものが本湧水群である。

 水質・水量
 水量は極めて多く、日量約100万トン。水温も一年を通して一定で約15℃、水質も大変よく、厚生省(現厚生労働省)が発表したおいしい水の条件をすべてクリアしている。
 由来・歴史
 約8,500年前の大爆発で大量の溶岩を噴出して出来たのが三島溶岩流といわれている。その三島溶岩流の間を通って、富士山の東斜面に降った雨や雪解け水が約40km離れた清水町の国道1号線の直下から湧き水となって現れる。富士山周辺には同じように水が湧き出ているところがあるが、その中で柿田川の水量が最も多く、「東洋一の湧水」と呼ばれている。また、柿田川は湧水を水源としていることから、かつては泉川、地域は泉郷と呼ばれていた。
 水質保全活動
 地元住民で組織された「柿田川湧水保全の会」による定期的な清掃活動や、「柿田川みどりのトラスト」によるトラスト運動、またさまざまな自然保護団体が提携して「柿田川・東富士の湧水を守る連絡会」による富士山への植樹活動など、水質保全はもちろんかつての湧水量に戻すための保全活動も積極的に行っている。

 おすすめの時期-5月から9月頃(ミシマバイカモ) 10月下旬~11月中旬(鮎の遡上)
 周辺の自然環境-市街地の真ん中でこつ然と湧き出した水は、集まって川幅30~50m、延長約1200mの河川となって狩野川と合流する。水が地下から突然湧き出してそのまま河川となっている柿田川は、その流域に豊かな自然環境をつくり、貴重な生態系を維持している。
 利用状況-飲料水、工業用水、農業用水に利用されている。その量は、飲料水として日最大約19万トン、工業用水として日最大約11万トン、農業用水として約0.6万トン。
 イベント情報-ホタル鑑賞会(6月中旬)、湧水まつり(8月第一土曜日)、スターライトタウンinSHIMIZU(12月)

*https://water-pub.env.go.jp/water-pub/mizu-site/meisui/data/index.asp?info=48 より

柿田川 富士山百年

百年の歳月をかけて富士山から届いた、美味しい天然水。
東洋一の湧水量を誇る「柿田川湧水群」。富士山に積もった雪が約百年の歳月をかけて地下水となり、湧き出ていると言われています。

日本の代表的な名水「柿田川」の雑味のない柔らかな喉越しをお楽しみください。

*http://kameya-foods.shop-pro.jp/?pid=118337055 より

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<日本の名水百選> 岐阜 養老の滝・菊水泉

2024-11-07 07:10:46 | 名水百選

 「養老の滝・菊水泉」

 養老の滝(ようろうのたき)は、岐阜県養老郡養老町にある木曽川水系に属する落差32m、幅4mの滝である。岐阜県により設置された養老公園内にあり、揖斐関ヶ原養老国定公園に属する。

 概要
 日本の滝百選及び養老の滝・菊水泉として名水百選に選定されている滝である。また、菊水泉にも伝わる古今著聞集に記載されている、滝の水が酒になったという親孝行の伝説「養老孝子伝説」など故事がある。

 この地を行幸した元正天皇は「醴泉は、美泉なり。もって老を養うべし。蓋し水の精なればなり。天下に大赦して、霊亀三年を改め養老元年と成すべし」との詔を出し「養老」に改元した。

 養老の名水を使って製造される養老サイダーは、会社と工場が養老公園内にあったが、施設の老朽化や作業員の高齢化、後継者不在などの理由により、2000年(平成12年)12月に製造を中止していた。その後、有志の発案から、現在では製造会社が異なるものの「養老サイダー」として復刻されている。

*Wikipedia より

 孝子伝説によると、ある時貧しい木こりが岩間から湧く、酒香のする水を老父に飲ませたところ、まさしく酒であり、老父はすっかり若返った。この話が都に伝わり、天皇自身が「老いを養う若返りの水」と称え、元号を「養老」と改め、祝ったとのことである。

 水質・水量
 水質・水量は選定当時とほぼ変わらず良好な状態を保っており、水質はカルシウム・マグネシウム・カリウムなどのミネラル成分を豊富に含んでいる。
 由来・歴史
 「菊水泉」は養老神社境内にあり、8世紀の初めこの地方に住む孝子源丞内が山で水を汲んで持ち帰り老父にすすめたところ、酒になったという話が都に伝えられ、奈良の都の元正天皇は「老いを養う若返りの水」と西暦717年、元号を「養老」と改め、孝子節婦を表彰し、この地方の人々の税を免除した、という話がある。
 水質保全活動
 地元住民および観光協会による名水周辺の定期的な清掃活動、町による水質調査等を行い水質の保全活動に努めている。

 おすすめの時期-通年
 周辺の自然環境-養老の滝・菊水泉は養老山麓の大自然を取り入れた県営養老公園の中にあり、この養老公園は春の桜や新緑、また、秋の紅葉と年間を通して花木を楽しめる公園である。
 利用状況-菊水泉から湧き出た水を目的とした観光客も多く訪れる。また、養老公園内には、菊水泉の水を利用したお店もある。
 イベント情報-養老町観光協会が中心となり、毎年、春・夏・秋の観光シーズン中それぞれ2ヶ月間各種のイベントを展開しており、年間約100万人の観光客が訪れる。また毎年春分の日には、菊水泉において「若水取り」を行い、公園内にある養老寺の「滝守り不動」に献水し、シーズンの安全を祈願する。

*https://water-pub.env.go.jp/water-pub/mizu-site/meisui/data/index.asp?info=47 より

養老の滝水 天然水 ペットボトル 2ℓ × 12本
お手軽に持ち運びができ、どこでも飲むことができる2ℓのペットボトルタイプもご用意しております。

株式会社BRIGEA 岐阜県養老郡養老町押越 660-4

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<日本の名水百選> 岐阜 長良川(中流域)

2024-11-06 07:17:52 | 名水百選

 「長良川(中流域)」

 長良川(ながらがわ)は、岐阜県郡上市の大日ヶ岳に源を発し、三重県を経て揖斐川と合流し、伊勢湾に注ぐ木曽川水系の一級河川である。濃尾平野を流れる木曽三川のひとつ。なお、下流の一部では愛知県にも面し、岐阜県との県境を成している。四万十川・柿田川とともに「日本三大清流の一つ」と呼ばれる。

 清流として有名であり、柿田川、四万十川とともに日本三大清流のひとつと言われ、中流域が1985年(昭和60年)に環境庁(現・環境省)の「名水百選」 に、また岐阜市の長良橋から上流約1kmまでの水浴場が1998年(平成10年)に環境庁の「日本の水浴場55選」に、2001年(平成13年)に「日本の水浴場88選」に全国で唯一河川の水浴場で選定された。「長良川鵜飼」で有名。本流に河川法で規定されるダムが存在しない事でも知られる。1994年(平成6年)に長良川河口堰が出来るまでは、本州で唯一の本流に堰の無い大きな川だった。

*Wikipedia より

 郡上市高鷲町大日ヶ岳にその源を発し、中流域の美濃市・関市・岐阜市を貫流し伊勢湾に注ぐ一級河川。流域は自然環境に恵まれ、春はサツキマスが遡上し、夏は鮎が銀鱗をおどらせ、秋はモミジガニの姿が見られる。鵜飼も有名。

 水質・水量
 約85万人の流域人口を抱えながら上流AA、中流Aの環境基準を達成している清流河川。
 由来・歴史
 郡上市高鷲町大日ヶ岳にその源を発し、中流域の美濃市、関市及び岐阜市を貫流し伊勢湾に注ぐ一級河川。流域にはダムがなく自然環境にも恵まれ、春はサツキマスが遡上し、夏は鮎が銀鱗をおどらせ、秋はモミジガニの姿が見られる。
 水質保全活動
 「NPO法人長良川環境レンジャー協会」が常時清掃活動を実施しているほか、長良川鵜飼開催期間の前後、花火大会の翌日など、市民による定期的な清掃活動も行われている。

 おすすめの時期-一年を通じて四季の変化を味わうことができるが、長良川に関連したイベントは夏に多く開催される。
 周辺の自然環境-ほとりにそびえる金華山には、椎の原生林やシダ類の群生が茂り、シジュウカラ、ヤマガラ、メジロなど60種類以上の鳥たちも生息。ヒトツバ、モチツツジなどの草花に出会うこともでき、まさに自然の博物館さながらである。
 利用状況-長良川の伏流水を水道水源として利用している。
 イベント情報-長良川鵜飼(岐阜市)小瀬鵜飼(関市) 5月11日~10月15日

 長良川花火大会 7月最終土曜日及び8月第1土曜日

 長良川薪能 8月最終金曜日

 手力の火祭・夏 8月第2日曜日

 池ノ上みそぎ祭 12月第2土曜日

 こよみのよぶね 12月冬至の日

*https://water-pub.env.go.jp/water-pub/mizu-site/meisui/data/index.asp?info=46 より

岐阜・奥長良川の秘水
秘水病気の原因である活性酸素を消去する、天然水から生まれた免疫力を向上するケイ素ミネラル水。 非加熱なので甘くて、まろやかな味がします。デトックス・アンチエイジングの水として、エステサロン、スポーツジムで好評です。 (日本電子製ESR による測定値)
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<日本の名水百選> 岐阜 宗祇水

2024-11-05 06:51:02 | 名水百選

 「宗祇水」

 宗祇水(そうぎすい)は岐阜県郡上市八幡町本町にある湧水。

 概要
 小駄良川と吉田川の合流地付近に位置している。白雲水(はくうんすい)とも言われ、1985年(昭和60年)宗祇水(白雲水)として名水百選第1号に指定されている。また、1974年(昭和49年)に岐阜県指定の史跡にも指定されている。また郡上市の旧八幡町は人と自然が調和した交流文化のまちとして水の郷百選に選定されていて、宗祇水は名水スポットの一つになっている。

 郡上八幡地域は年間2,800mmの降雨量がある豊かな水源林に涵養され、縄文鍾乳洞に代表されるカルスト地形の石灰岩に浸透し、八幡市街に数多く湧出する。

*Wikipedia より

 室町時代の連歌の達人である飯尾宗祇がこの湧水の傍らで庵を結んで愛用したことから「宗祇水」と呼ばれるようになった。「水舟」という独特の水利用形態が昔からあり、これは今なお10ヶ所に現存し、住民が組合を組織して保全している。

 水質・水量
 夏場などは水量に多少変化が見られるが、水質などは選定当時とほぼ変わらず、良好な状態を保っている。
 由来・歴史
 宗祇水の名の由来は、連歌の宗匠として知られ飯尾宗祇が文明年間この泉に草庵を結んで、この清水を愛用したことから名付けられたものである。昭和47年に町史跡文化財、49年に岐阜県史跡文化財の指定を受けた。
 水質保全活動
 大正6年9月有志が集まり宗祇倶楽部を結成して史跡保存に努めた。後に、宗祇水奉賛会が受け継いでいる。その他、周辺の住民により定期的に清掃が行われている。

 おすすめの時期-8月 郡上おどり「宗祇水神祭」開催の頃
 周辺の自然環境-清流長良川の最大の支流である吉田川が近くを流れ、水辺に下りて遊んだり川沿いを散策するなど昔ながらの川遊びができる。
 利用状況-昔は、飲用や野菜の洗浄に利用されていたが、現在では生活用水としては利用していない。
 イベント情報-毎年8月20日には、郡上おどり「宗祇水神祭」が行われ、当日はおどりのほか周辺の川で水中花火やお茶会などのイベントがある。

*https://water-pub.env.go.jp/water-pub/mizu-site/meisui/data/index.asp?info=45 より

 宗祇水は、一般向けの販売は行われていません。ただし、安久田地区の湧水を使用した「郡上八幡の湧水」という水が販売されています。地域のお土産物屋さんやサービスエリアなどに陳列されており、500mLから購入することができます。また、この水を仕様したサイダーも、330mL入りのガラス瓶で販売されています。
 また、郡上八幡の湧水に関しては通販でも取り扱われています。1箱(6本)、1ケース(24本)、1本の単位で取り扱われているため、必要量に応じて購入する単位を変えることができます。

*https://www.flair-water.jp/meisui/1624/#i-8 より

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<日本の名水百選> 長野 姫川源流湧水

2024-11-04 07:00:49 | 名水百選

 「姫川源流湧水」

 海湿原の「ドウカク山」の南にある荒神の森を隔てて、親海湿原の水が再び湧水する。姫川源流湧水として名水百選に選定されている。

 河床は細かい礫であり、バイカモの群落、涌水近くはクレソン、川辺にはネコノメソウ、フクジュソウ、ミズバショウ、キクザキイチゲ、カタクリ、ニリンソウが咲き、ヒメザゼンソウの群落が自生する。セキショウモやエビモなどの水草が繁茂し、イワナの溯上も確認されている。

*Wikipedia より

 信濃川水系に属する青木湖と分水嶺を隔てた山あいの小さな平坦部から、水温8度の清冽な水が多量に湧き出て直接姫川が発祥するという全国的にも珍しい例である。県指定自然環境保全地域であり、自然採勝園として整備されている。

 水質・水量
 姫川はこの姫川源流(白馬村)から始まり、小谷村・新潟県糸魚川市を経由して日本海に注いでいる。全長58km、流域面積742km2、川幅の最大は河口に近い場所で450mに達する川となる。
 由来・歴史
 「水質保全活動」に同じ。
 水質保全活動
 姫川源流と付近の親海湿原は貴重な自然環境を形成しているとして、長野県の自然環境保全条例に基づいて昭和56年に自然環境保全地域に指定され、遊歩道等の整備も行っている。

 おすすめの時期-4月上旬から10月
 周辺の自然環境-姫川源流は福寿草の群落や数多くの湿生植物が生息している。また、近くの親海湿原にはミツガシワやカキツバタの群生が見られる。
 イベント情報-毎年4月中旬に姫川源流福寿草まつりが開催されており、多くの方が訪れる。
 イベントの日程(花の開花情報)については http://www.hakubasanosaka.com/ を参照。

*https://water-pub.env.go.jp/water-pub/mizu-site/meisui/data/index.asp?info=44 より

 ミネラルウォーターとしての商品化は行われていません。残念ながら、採水地での飲用も持ち帰りも認められていません。

*https://www.flair-water.jp/meisui/1631/#i-8 より

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<日本の名水百選> 長野 安曇野わさび田湧水群公園

2024-11-03 07:36:54 | 名水百選

 「安曇野わさび田湧水群公園」

 安曇野わさび田湧水群公園(あづみのわさびだゆうすいぐんこうえん)は、長野県安曇野市豊科南穂高にある親水公園。

 概要
 安曇野わさび田湧水群は、北アルプスの雪解け水が1日約70万立方メートル湧出し、年間通して水量、水温に変化がない。名水百選(環境省)に選ばれており、豊富に湧き出る透き通った水と、水面に映る木々の緑が美しい。園内の池にはコイやニジマス、カモが泳ぐ姿が見られる。

*Wikipedia より

 北アルプスの雪解け水である安曇野の伏流水は豊富な水量を保ち、古くから新田の開墾や用水・堰の開削に利用されてきた。大正時代からはわさびの栽培に用いられ、その排水はニジマス養殖に使うなど、水を循環利用してきた。

 水質・水量
 日量70万トンを誇る一大湧水群は、真夏でも水温が15度を超えることは無く、冷たく、清澄。
 由来・歴史
 安曇野では、北アルプスの雪解け水を集めた清流を利用して、古くから新田の開墾や用水・堰の開削を行ない、広大で豊かな田園風景を形成して来た。また、伏流水は豊富な湧水となっており、大正時代からわさびの栽培に用いられ、その排水は虹鱒養殖に使うなど、水を循環利用してきた。
 水質保全活動
 地下水は市の主要な水道水源にもなっており、定期的な水質検査や、広域的な地下水位観測を継続している。

 おすすめの時期-四季を通じて、安曇野の田園風景や北アルプス連峰の雄大な眺望が広がる。3月下旬から5月上旬には、わさびの白い花が咲き揃い、残雪の常念岳とのコントラストは見事。
 周辺の自然環境-犀川、穂高川、高瀬川が合流する複合扇状地の末端地域に位置し、日本一の規模を誇る大王わさび農場を始め、多くのわさび田が散在する。犀川河畔には11月から3月まで800羽程のコハクチョウが飛来越冬する。古くから信濃の大社として有名な穂高神社は、人形で飾りつけたお船同士が激しくぶつかり合う「お船祭り」でも有名。安曇野は道祖神の宝庫と言われ、豊科地域133体、穂高地域125体などの道祖神はバラエティに富んでいる。
 利用状況-豊富な湧水はわさびの栽培に用い、その排水は虹鱒養殖に使うなど、水を循環利用してきた。
 イベント情報-信州安曇野わさび祭り(8月上旬)

*https://water-pub.env.go.jp/water-pub/mizu-site/meisui/data/index.asp?info=43 より

 安曇野の湧水は、北アルプスの名水としてペットボトルで販売されています。通信販売サイトなどで取り寄せることができ、天然水の中でもめずらしい非加熱の天然水です。自然の湧水の味を、そのまま楽しむことができます。
 ペットボトルは1Lと500mLの商品が見られます。1Lのボトルは12本を1セット、500mLのボトルは24本を1セットとして販売されています。

*https://www.flair-water.jp/meisui/1641/#i-8 より

信州北アルプス あづみ野湧水

*Amazon HP より

東京アート株式会社 東京都中央区新川1-23-5 ONE SHINKAWA 8~10F

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