いいもの見ぃ~つけた!

「いいもの」は探せばいっぱいあります。独断と偏見による個人的「いいもの」情報発信所です。

<知ってるようでよく知らない言葉・モノ・コト> 専門家

2025-03-10 08:37:35 | 知ってるようでよく知らない言葉・モノ・コト

 「専門家」 

 専門家(せんもんか)とは、技術・芸術・その他特定の職域で精通し、専門的な知識と能力のある人のこと。

 以下は、専門家の具体例である。

 国内法に専門家として明示されている国家資格者
 公認会計士(監査及び会計の専門家)
 公認会計士法第一条
 公認会計士は、監査及び会計の専門家として、独立した立場において、財務書類その他の財務に関する情報の信頼性を確保することにより、会社等の公正な事業活動、投資者及び債権者の保護等を図り、もつて国民経済の健全な発展に寄与することを使命とする。
 税理士(税務に関する専門家)
 税理士法第一条
 税理士は、税務に関する専門家として、独立した公正な立場において、申告納税制度の理念にそつて、納税義務者の信頼にこたえ、租税に関する法令に規定された納税義務の適正な実現を図ることを使命とする。
 弁理士(知的財産に関する専門家)
 弁理士法第一条
 弁理士は、知的財産(知的財産基本法(平成十四年法律第百二十二号)第二条第一項に規定する知的財産をいう。以下この条において同じ。)に関する専門家として、知的財産権(同条第二項に規定する知的財産権をいう。)の適正な保護及び利用の促進その他の知的財産に係る制度の適正な運用に寄与し、もって経済及び産業の発展に資することを使命とする。
 宅地建物取引士(宅地又は建物の取引の専門家)
 宅地建物取引業法第十五条
 宅地建物取引士は、宅地建物取引業の業務に従事するときは、宅地又は建物の取引の専門家として、購入者等の利益の保護及び円滑な宅地又は建物の流通に資するよう、公正かつ誠実にこの法律に定める事務を行うとともに、宅地建物取引業に関連する業務に従事する者との連携に努めなければならない。
 司法書士(登記、供託、訴訟その他の法律事務の専門家)
 司法書士法第一条
 司法書士は、この法律の定めるところによりその業務とする登記、供託、訴訟その他の法律事務の専門家として、国民の権利を擁護し、もつて自由かつ公正な社会の形成に寄与することを使命とする。
 土地家屋調査士(不動産の表示に関する登記及び土地の筆界を明らかにする業務の専門家
 土地家屋調査士法第一条
 土地家屋調査士(以下「調査士」という。)は、不動産の表示に関する登記及び土地の筆界(不動産登記法(平成十六年法律第百二十三号)第百二十三条第一号に規定する筆界をいう。第三条第一項第七号及び第二十五条第二項において同じ。)を明らかにする業務の専門家として、不動産に関する権利の明確化に寄与し、もつて国民生活の安定と向上に資することを使命とする。
 実務家
 政治 - 政治家
 社会 - 法律家・評論家・運動家
 活動 - 政治活動家・人権活動家・諜報活動家・慈善活動家・社会活動家・市民活動家・NGO活動 家・ジャーナリスト・国際協力活動家 
 経済 - 財政家・実業家・銀行家・投資家・起業家・社会起業家・情報起業家
 開発 - 建築家・都市計画家・構造家・図書設計家・銃器設計家・書体設計家・航空機設計家・商環境設計家・ゴルフコース設計家・ゴルフクラブ設計家・音響設備設計家
 学術
 教育 - 研究家・教育家
 歴史 - 歴史家・思想史家・建築史家・郷土史家・美術史家・戦史家・軍事史家・科学史家・福音史家・経済史家・哲学史家・神道史家・仏教史家・体育史家・哲学史家・文化史家・女性史家・風俗史家・法制史家・西洋史家・東洋史家・服飾史家・食物史家・映画史家・都市史家・言語史家・文芸史家・文学史家・構造史家・政治史家・音楽史家・音楽社会史家
 スポーツ・武道家
 武道 - 格闘家・空手家・剣道家・柔道家・柔術家・合気道家
 その他 - 登山家・探検家・旅行家・冒険家
 食
 料理研究家・料理家 - 調理師・栄養士・管理栄養士
 文化
 造園家・作庭家・園芸家 - 庭師
 マンガ - 漫画家・アニメーション作家
 芸術家・文芸家
 芸術 - 芸術家
 作家 - 小説家・著作家・劇作家・脚本家・翻訳家・文筆家・推理作家・放送作家・絵本作家・映像 作家・人形作家・ライター
 芸道 - 落語家・漫談家・書道家・華道家・茶道家・香道家
 音楽 - 楽家・音楽家・声楽家・演奏家・作詞家・作曲家
 美術 - 美術家・画家・版画家・彩画修復技術家・工芸家・彫刻家・陶芸家・写真家・室内装飾家
 演劇 - 舞台美術家・演劇家・演出家・能楽家・舞踊家・舞踏家
 啓蒙家
 宗教 - 宗教家・神道家・聖職者・神父・牧師・僧侶・神官
 思想 - 思想家・説教家

*Wikipedia より

 メディアに出てくる「専門家」の中で、「本物」はごく僅かであることがわかる。

 「国家資格」などで認定された資格保持者である「専門家」はごく僅かであるというのが上記で示されている。

 

 この世の中、「自称 専門家」が多すぎるということ。

 それをメディア-特にマスメディアが「専門家」という肩書-勝手につけたもの-を利用し、自分たちのいいように「利用」しているに過ぎない。

 マスメディアの「ジャーナリズム」はどこいった?

 なんとも情けない「日本」になったものだ。

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<社名の由来> ローム

2025-03-10 07:49:01 | 社名の由来

 「ローム」

 ローム株式会社(英: ROHM Co., Ltd.)は、京都府京都市右京区に本社を置く電子部品メーカー。おもな製品はLSI、トランジスタ、ダイオード、LED、抵抗器である。

 創業者である佐藤研一郎が立命館大学在学時に考案した炭素皮膜抵抗の特許を元に創業した。社名のROHM(R:抵抗 Ohm:抵抗を示す単位)はそこに由来する。その後、大規模集積回路の製造を手がけ始め、現在は様々な機能を顧客の要望に応じてLSI上に集積するカスタムLSIが主力となっている。

*Wikipedia より

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< 郷土料理 > 新潟 笹団子

2025-03-10 07:44:05 | 郷土料理

 「笹団子」

 主な伝承地域 下越地方

 主な使用食材 だんごの粉、笹の葉、干しよもぎ、小豆あん

 歴史・由来・関連行事
 新潟の名産品として知られる「笹団子」は、笹の葉に包んでスゲなどの紐で結んだ俵形のお団子のこと。およそ500年前から新潟の中越・下越地方と福島県会津地方の一部で食べられており、笹には殺菌作用があることから戦国時代の携行保存食とされ「上杉謙信が携帯食にしていた」といわれている。また、年貢米にならない欠けたくず米を美味しく食べるための知恵から生まれたものなど諸説ある。
 昭和39年(1964年)に開催された新潟国体で土産として推薦され、そのことがきっかけで一躍有名となり、米俵に似たかたちは米どころ新潟を思い起こさせた。今ではあんを包んだ和菓子として食べられているが、以前はきんぴらやおかかなど、家庭のおかずを入れて主食の役割を担っていたといわれている。ハレの日は上米を使い小豆を入れた。地域によっては、あん入りのものを「女団子」、あん以外のものが入ったものを「あえもん団子」、きんぴら入りもしくは何も入っていないものを「男団子」と呼ぶ。

 食習の機会や時季
 新潟県の農家では、家にあるくず米を使ってお菓子をつくり、「笹団子」も初夏の笹がきれいな時期や春と秋のよもぎの季節に各家庭でつくられていた。笹の葉は防腐効果があることから保存食としても食され、旧暦の4月8日(新暦では5月8日)に薬師様に供えたり、5月5日の端午の節句(だんご節句)では米の粉を使ってたくさんつくっていた。特に初夏を彩る蒲原の祭りの際や五穀豊穣を祈る神事にはなくてはならないものである。

 飲食方法
 だんご粉で生地をつくる。水でもどしたよもぎを加えてよくこねる。生地に小豆あんをつつんで丸いお団子をつくる。出来上がっただんごに少量の油をぬっておくと、食べる時に笹にくっつかなくて食べやすくなる。3枚の笹を使ってだんごを包み、スゲまたはイグサで縛り、蒸し器で20分蒸す。固くなってしまったら、蒸したりレンジで温めるなど再加熱すると美味しくいただける。

 保存・継承の取組(伝承者の概要、保存会、SNSの活用、商品化等現代的な取組等について)
 今もお祭りや行事ごとがある際に、一般家庭でもつくられている。「笹団子」を取り扱っている販売店が数多くあり、主に和菓子店や土産店で販売している。また、冷凍技術が発達したことから、一部の海外向けに輸出もされている。各地域や和菓子店で、笹団子づくり体験をおこなっているところもある。

*https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/menu/sasa_dango_niigata.html より

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<B級ご当地グルメ> 沖縄 沖縄そば

2025-03-10 07:40:12 | B級ご当地グルメ

 「沖縄そば」

 沖縄そば(おきなわそば)は、中華麺に由来する製法の麺を使用した、沖縄県の郷土料理(沖縄料理)である。麺の上には、豚の三枚肉の煮つけ、棒かまぼこ、ネギ、紅生姜などの具材がトッピングされる。

 概要
 沖縄県内では単に「そば」、あるいは方言で「すば」「うちなーすば」とも呼ばれる。農山漁村の郷土料理百選に選ばれている。

 和蕎麦とは異なり蕎麦粉は一切使われず小麦粉のみで作られ、かんすい(かん水)または伝統的に薪を燃やして作った灰汁を加えて打たれる。製法的には中華麺と同一であり、公正競争規約の上でも「中華めん」に分類されているため、日本ラーメンの一種として扱われる事もあるが、麺は一般に太めで和風のだしを用いることもあって、その味や食感は一般的ラーメンよりはむしろうどんや和蕎麦に近くなる。

 発祥については諸説あるが、庶民の食べ物としての「そば」が紹介されたのは明治後期のことで、県民食として大々的に普及して現在のような形態となったのは戦後、県外にもその存在が知られるようになったのは沖縄復帰以降のことである。

 沖縄において「すば」「そば」は通常沖縄そばを指し、そば粉を用いた蕎麦は「日本そば」「ヤマトのそば」「黒いおそば」などと呼んで区別される。返還直後には名称に関する議論もあったが、現在では「沖縄そば」という呼び名が全国的にも定着している。

 2005年には1日あたり19万から20万食が消費されている県民食であり、いくつかのメーカーからは乾麺、袋入りのインスタント沖縄そばやカップ麺の沖縄そばも販売されている。沖縄そばのスタンプラリーも毎年開催されており、他県からの参加者もいる。

 また21世紀に至るまで、沖縄そば店の分布は沖縄県を中心とした郷土料理的性格が根強く、県外(さらには日本国外)では都市部や沖縄県出身者の多い地域などに沖縄料理店の一種として散在するに留まっている。

 歴史
 沖縄における麺料理の起源は、琉球王国時代に福建省などの中国南部から伝来し、中国からの使者をもてなす接待料理に取り入れられたという説がある。しかし、沖縄で小麦粉を原料とした麺料理が一般に知られるようになったのは明治後期以降のことであり、日本本土出身者が連れてきた中国人コックが那覇の辻遊廓近くに開いた支那そば屋が、今日の沖縄そばの直接のルーツであると考えられている。

 街中にそば屋が増え、一般庶民が気軽に食べられるようになったのは大正に入ってからのことであるが、当初は豚のだし(清湯スープ)をベースにした醤油味のスープで、具材も豚肉とネギのみと、日本本土の支那そばと変わらないものであったようである。その後沖縄県民の味覚に合わせた改良が重ねられた結果、スープは現在のような薄めの色となり、今日にまで繋がるばら肉、沖縄かまぼこ、小ねぎを具材とし、薬味として紅しょうがやコーレーグス(島唐辛子の泡盛漬け)を用いるという沖縄そば独自のスタイルが形成されていった。支那そばと並んで「琉球そば」という呼称が用いられるようになったのもこの頃のことである。

 木灰そば
 また現在は一般的な中華麺と同様に、麺には小麦粉と塩水、そしてかんすい(鹹水)が用いられるが、当時はかんすいが入手しづらく高価でもあったため、灰汁(はいじる)と呼ばれるガジュマルなどの亜熱帯の樹木灰を水に溶かした上澄み液が代用として利用されることが多かった。このような伝統的な製法の麺は、今日では特に木灰そば(もっかいそば)と呼ばれている。灰汁は琉球染めにも利用される身近なアルカリとして一般に用いられてきた経緯がある。

 こうした老舗も、戦時中の食糧不足で営業不能となり、さらに沖縄戦によって大半が壊滅した。だが、米軍占領下で小麦粉が豊富に出回るようになってからは次々と復活し、また戦争で寡婦となった女性たちが新しい店を立ち上げるなどして、戦後沖縄を代表する軽食として急速に普及していくこととなる。店の数が増えるにともなって、それぞれの店がさまざまな具材や、鰹や昆布を用いた和風の出汁を用いるなど競い合って工夫を凝らし、県民食として発展していった。同時期に煮炊き用の熱源が薪炭からガスなど化石燃料に移り変わり、それまで麵打ちに不可欠だった木灰の入手が難しくなったこともあって、中華麺同様にかんすいを使用した大量生産の麺が一般的となり現在に至っている。

 近年まで戦後の日本本土のラーメン文化の影響を受けることのなかった沖縄県では、復帰前の1970年頃にはすでに大衆食としての「すば」が定着し、上記の代表的なスタイルや、後に誕生する大ぶりのソーキを具にしたソーキそばは沖縄料理の定番となった。こうして生まれた沖縄そばは、沖縄本島に定着する過程と同時、あるいは相前後しながら、宮古諸島や八重山諸島、その他の島々へも広がるに至っている。

 本土復帰以降には日本本土由来の「大晦日の年越し蕎麦」の風習が広まったが、食されるのは蕎麦粉を用いた「日本蕎麦」ではなく、沖縄そばである。

 年譜
 1915年(大正4年) - 支那そばの表記を「琉球そば」に変更するよう当時の那覇警察署長が指導。しかしこの呼称は定着せず、単に「そば」「すば」と呼ばれるようになる。
 1945年(昭和20年) - 沖縄戦によりすべてのそば屋が壊滅する。
 1946年(昭和21年) - 那覇の神里原や平和通りなどを中心に大衆食堂が増え始める。
 1950年代 - 製麺所からゆでめんのそばが売り出される。これにより、それまですべて自家製手打ちだったそばが、一般家庭でも気軽に味わえる日常食となっていく。
 1960年代 - ガスの普及による製法の旧態化、既成麺の台頭、店主の高齢化などにより、旧来の老舗そば屋が相次いで廃業し、世代交代が進む。
 1972年(昭和47年) - 本土復帰。日本そばと区別するために、『沖縄そば』の呼称が用いられるようになる。
 1967年(昭和42年) - 名護の我部祖河食堂にてソーキそばが誕生。
 1976年(昭和51年) - 公正取引委員会より沖縄そばの名称についてクレームがつく。
 1978年(昭和53年) - 『本場沖縄そば』の表示が特殊名称として登録許可される。
 1987年(昭和62年) - 沖縄そばの本土移出認可。
 1995年(平成7年) - 沖縄県物産公社設立。当初は『沖縄ラーメン』という名称で本土進出を試みる。
 1997年(平成9年) - 沖縄生麺協同組合が10月17日を『沖縄そばの日』に制定する。オリジナルの木灰そばを生麺で提供する[10]てんtoてん開業。
 2006年(平成18年) - 『沖縄そば』の表示が、沖縄生麺協同組合の地域団体商標として登録される。
 特徴
 麺の形は太めでややねじれたうどんのような方形が一般的だが、名護を中心とした本島北部ではきしめんのような平打ちのものが主に用いられる。

 一方、石垣島など八重山列島は細めのストレート麺で、このような八重山諸島の沖縄そばを八重山そばと呼ぶ。また、宮古島のそばも縮れのない細めの平打ちで、具材や盛り付け方などにも独特の特徴があり宮古そばと呼ばれる。

 これ以外にも大東そば、久米島そば、名護そば、首里そば、那覇そば、与那原そば、山原そばなど、商標や店名として地域名を冠するそばは多数存在するが、上記の八重山そばや宮古そばのような際立った特徴や歴史があるわけではなく、ローカル呼称、地域おこしとしての側面が強い。近年[いつ?]は沖縄本島内でも、宮古そばの流れを汲む麺の人気が高まりつつある。

 以上のように沖縄そばの流れを組む郷土料理の麺類は沖縄県内を中心に広がっている一方、隣県の奄美群島では与論島のもずくそば[注釈 2]、沖永良部島のえらぶそばが見られる程度であり影響は少ない。徳之島以北ではほぼ県外全体と同様の扱いとなる。

 麺
 沖縄そばと一般的な中華麺の大きな違いとしては、ゆで上げた麺に油をまぶし、冷水で締めずに自然冷却するという点があげられる。これは麺に油を吸わせることで保存性を高めるという冷蔵庫のない時代に生まれた知恵であるが、この工程が沖縄そば独特の表面が固くボソボソとした食感を生んでいる。いっぽう生麺までの製法は一般的なラーメンと大差ない。一部には手打ち麺をゆでたてで提供する店や、油処理を行わない冷凍麺なども流通しており、ゆで麺との食感の違いや低カロリーなどを売りにしている。

 また、大量生産では一般にかんすいを用いるが、古い時代の製法にこだわってガジュマルなどの灰汁を用いる自家製麺の店もある。ポストハーベストの不安から国産小麦にこだわる店や、全メニュー化学調味料なしを宣言する店も存在する。

 その他にも麺にアーサやふーちばー、イカスミ、カレー、バジルなどを練りこむ飲食店も散見される。

 スープ
 スープはほとんどの場合、豚出汁と鰹出汁のブレンドで、その比率はさまざまである。市販の濃縮スープも、同一メーカーから「豚」と「鰹」の二種類が発売されていることが多い。近年は鰹出汁を主体とするスープも人気であるが、古典的な豚のみのだしや、九州ラーメンのような白濁した豚骨スープを用いる店もある。また一部ではラーメンのように鶏がらや煮干しを用いたり、野菜を入れて甘みを出す例もある。色調も関西風のうどんつゆに似た澄んだスープから、ラーメンのように液面が油膜で覆われたものまでありバリエーションが広い。

 具材
 トッピングとしては、三枚肉を用いる標準的な沖縄そばに加えて、ソーキそば、軟骨(ソーキ)そば、てびちそば、中味(豚モツ)そば、「肉そば」(肉野菜炒めの載ったそばをこう呼称する)、ゆし豆腐そば、などが代表的である。古くからの店では三枚肉ではなく脂身のない赤身の真肉、薄焼き卵、結び昆布、干し椎茸の甘煮などが添えられることもある。離島(座間味島など)ではもずくをトッピングしたものが見られる。

 弁当屋などでスープ代わりに販売される安価なもの(100円そば)では、肉が省略されたりポーク(ランチョンミート)で代用されることも多い。

 バリエーション
 沖縄県の食堂やレストランでは、焼きそばにも沖縄そばの麺が使われる事があり、正式名称は無いが沖縄焼きそばと呼ばれる事もある。これも県外の焼きそばとは麺や食感が異なる。歴史は比較的新しく、既成麺が流通し始めた昭和30年代に誕生したと考えられる。具は肉・野菜だが、ランチョンミートもよく用いられる。初期は本土のナポリタンに似たケチャップ味が主流であったが、今ではウスターソース味、塩味、醤油味のものも増えている。

 また、かつてはもっとも手軽な食べ方として、市販のゆで麺に醤油や塩などを絡めてそのまま常温で食べることも行われた。これはからそばと呼ばれ、石垣島では「からそばのタレ」も商品化されている。ねぎやトゥーナ(ツナ)缶など手近なものと和えれば一品料理としても成立するので、簡便な軽食や酒のつまみとして現在もしばしば用いられる。

 沖縄そば店の多くでは、握り飯や稲荷寿司、ジューシーがセットメニューとして用意されている。

 「沖縄そば」という名称について
 上記の通り、沖縄県では沖縄そばは伝統的に食べられてきた食品であり、単に「そば」と言えば沖縄そばをさすことがほとんどである。

 1976年に公正取引委員会が「生めん類の表示に関する公正競争規約」の「『そば』とは、そば粉30%以上、小麦粉70%以下の割合で混合したものを主たる原料とする」という定義に抵触するとして、「沖縄そば」の名称の使用に問題があるとする指摘を行った。なお、「公正競争規約」自体は法律ではないが、景品表示法の規定に基づく業界団体等による自主規制ルールであり一定の拘束力を持つ。

 しかし県内で一貫して「そば」と呼ばれてきた慣習を変えることは困難として、沖縄生麺協同組合等が中央と粘り強い交渉を行った。これにより1977年には通称としての「沖縄そば」が県内のみの使用に限り許可された。その後、1978年10月17日に全国生めん類公正取引協議会の「生めん類の表示に関する公正競争施行規則」別表の「名産・特産・本場等の表示」に「本場 沖縄そば」が追加承認され、「沖縄県内で生産」「仕上げに油処理を行うこと」などのいくつかの条件の下に特殊名称として認可された。これを記念し、沖縄生麺協同組合が10月17日を「沖縄そばの日」とした。1976年の通達から実に2年8か月を要しての正式承認だった。

 沖縄そばの定義
 このときに定められた「本場 沖縄そば」の定義は以下の通りである。

 1.沖縄県内で製造されたもの
 2.手打式(風)のもの
 3.原料小麦粉中のタンパク質含有量は11%以上かつ灰分は0.42%以下
 4.加水量 小麦粉重量に対し34%以上36%以下
 5.かんすい 2 - 4 Bh
 6.食塩 5 - 10 Bh
 7.熟成時間 30分以内
 8.めん線 めんの厚さ1.5 - 1.7 mm 切刃番手 薄刃10番 - 12番。
 9.手もみ 裁断されためん線は、ゆでる前に必ず手もみ(工程)を行う。
 10.ゆで水のPHは8から9であること。
 11.ゆで時間 約2分以内で十分可食状態であること。
 12.仕上げに油処理が施されていること。
 なお、1978年10月17日に許可されたのは「本場 沖縄そば」という特殊名称のみであり、「沖縄そば」という呼称が県外でも使用可能な一般名称として認められたわけではなかった。「沖縄そば」の県外への移出は、少し遅れて1987年4月5日に認可されたが、名称問題については不透明な部分が残り、1995年に設立された沖縄県物産公社のアンテナショップにおいても、沖縄そばという名称を避けて「沖縄ラーメン」というメニュー表記で提供されていた例がある。

 現在では「生めん類の表示に関する公正競争規約」において「中華めん」の一名称として認められており、かんすい(唐あくを含む)を用いた麺に対しては、産地や製法などの制約なく沖縄そばの名称を使用してよいことになっている(つまり、現在は「ラーメン」や「中華そば」「ちゃんぽん麺」等と「沖縄そば」の間に定義上の違いは存在しない)。

 2006年には地域団体商標として「沖縄そば」が認定された。指定商品は「小麦粉を使用した沖縄県産のそばのめん」である。よって原則として、商標権者である沖縄生麺協同組合の許可を得ずに「沖縄そば」の名称は使用できない。

 日本国外での沖縄そば

 沖縄そばはブラジルで沖縄出身の移民に浸透している。中でも沖縄出身者が多いマットグロッソ・ド・スル州のカンポクランデでは、移民が始まった1910年代当初から家庭内では食されていたが、1950年代になると外食として提供され始めた。以後沖縄そば店(ポルトガル語: sobaria)が増え、街の名物にもなっている。1980年代以降は非日系ブラジル人の客が主体になり、現地の好みに合わせて具に牛肉を使う、鰹や昆布出汁は使わないなど、レシピに変容も見られる。ネギの緑色と薄焼き卵の黄色という取り合わせがブラジルの国旗に似ている点も目を惹く。

 ハワイにも沖縄料理店がある

*Wikipedia より

首里そば 沖縄県那覇市首里赤田町1-7 ギャラリーしろま内

*https://4travel.jp/magazine/gourmet/000352 より

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食材探検 おかわり!にっぽん NHK 「寒ぶり 新潟県」

2025-03-10 07:35:38 | 食材探検 おかわり!にっぽん NHK

 食材探検 おかわり!にっぽん 「寒ぶり 新潟県」 2014年12月10日

 新潟県佐渡を訪ねた田中理恵とシェフ。定置網に掛かった10キロ以上の寒ぶりにビックリ。たっぷり脂が乗った味は格別。中国料理の技で、ぶりがご飯に合うおかずに大変身。

 11月初め、新潟県の佐渡を訪ねた田中理恵と齋藤博人シェフ。両津湾内ではいち早く寒ぶり漁が始まっていた。定置網を揚げると、大きなぶりの姿が。島では重さ10kg以上、脂質15%以上のものを、「佐渡一番寒ブリ」として出荷している。脂が乗るぶりを、しゃぶしゃぶで堪能。さらに種がない特産の柿や、トキの餌場となるような田んぼで育てたお米も手に入れる。齋藤シェフの中国料理の技で、ぶりがご飯に合うおかずに変身。

*https://www.nhk.or.jp/archives/chronicle/detail/?crnid=A201412101930001301000 より

<プライドフィッシュ> 新潟-冬 佐渡の寒ブリ

https://blog.goo.ne.jp/admin/editentry/?eid=d4e0c45e0b6e582a5662afe446cd0ab0&sc=c2VhcmNoX3R5cGU9MSZsaW1pdD0xMCZzb3J0PWRlc2Mma2V5d29yZD0lRTUlQUYlOTIlRTMlODMlOTYlRTMlODMlQUEmcD0x

こちらもご参考に

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<料理用語-和食> 叩き揚げ

2025-03-10 07:01:49 | 料理用語

 「叩き揚げ」

 鶏・魚肉を包丁の刃で細かく叩き、小麦粉や片栗粉をまぶして揚げたもの。豆腐など他の材料を混ぜることもある。やや濃い目の天だしで供する。

*https://temaeita.net/top/t2/kj/96_K/029.html より

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<異名-スポーツ選手> The Wizard

2025-03-10 06:59:08 | 異名

 「The Wizard-魔法使い グレン・ホドル」

 グレン・ホドル(Glenn Hoddle, 1957年10月27日 - )は、イングランド・ヘイズ (Hayes, Hillingdon) 出身の元イングランド代表サッカー選手、サッカー指導者、サッカー解説者。現役時代のポジションはミッドフィールダー。

 愛称 The Wizard(魔法使い)

*Wikipedia より

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<慣用句・諺> 膝を崩す など

2025-03-10 06:53:39 | 慣用句・諺

 「膝を崩す」

 楽な座り方をする。楽な姿勢で座る。足を崩す。

 

 「膝を屈する」

 「膝を屈  める」に同じ。-膝を折って、身をかがめる。また、屈服する。膝を屈 (くっ) する。

 

 「膝を組む」

 1 あぐらを組む。

 2 同席する。対等に交際する。膝を交える。

 

 「膝を進める」

 1 座ったまま相手に近づく。前へにじり出る。

 2 強い興味を感じる。身を乗り出す。

 

 「膝を正す」

 きちんと座る。正座する。

 

*goo辞書 より

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<日本酒メーカー> 富山 鷹泉酒造

2025-03-10 06:46:20 | 日本酒

 「鷹泉酒造」

 鷹泊と呼ばれる立山の湧水で仕込んだ酒。飲み飽きしないやや辛口のすっきりとした味わいが特徴。

*https://ccis-toyama.or.jp/toyama/magazine/h15_m/0401sake.html より

 鷹泉酒造(株) 富山県富山市上滝399

 代表銘柄

 「鷹泉」らしいが・・・ 情報がみつかりませんでした。

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<日本の名水百選> 奈良 七滝八壷

2025-03-10 06:35:28 | 名水百選

 「七滝八壷」

 七滝八壺は、台高山脈「伊勢辻山」を源とし、大又川にそそぐ七つの滝の総称で、水量豊かで美しい景観を造形しています。吉野杉の人工林に囲まれる一帯は、日本三大人工美林のひとつであり、ニホンカモシカ、ニホンザルなど多くの動物が棲息しています。平成20年に環境省により、平成の名水百選に選定されており、奈良県の「やまとの水」にも選ばれています。

*https://www.pref.nara.jp/39053.htm より

 水質・水量
 1日の湧水量:約1,000トン(推定)
 由来・歴史
 古くからの言い伝えだが、七滝八壺に立ち寄り清水を身体にかけて登山をすると無事下山するとされている。

 水質保全活動
 行政及び住民、地元ボランティア組織により、周辺のごみ収集及び定期的に草刈りや吊り橋周辺の掃除活動を実施している。

 周辺の自然環境
 台高山脈「伊勢辻山」を源とし、大又川にそそぐ七つの滝の総称。水量豊かで美しい景観を造形している。吉野杉の人工林に囲まれる一帯は、日本三大人工美林のひとつであり、カモシカ、ニホンザルなど多くの動物が棲息する。
 利用状況
 清水を持ち帰る観光客も見られるが、アマゴなど渓流釣りにも多くの釣り人が集まり、自然を満喫できる観光名所として利用されている。

*https://water-pub.env.go.jp/water-pub/mizu-site/newmeisui/data/index.asp?info=69 より

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