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<日本酒> 宮城 澤乃泉/石越醸造

2020-12-10 18:24:15 | 日本酒

 【平成30酒造年度全国新酒鑑評会 金賞銘柄一覧(仙台国税局)】
 〈宮城〉 澤乃泉/石越醸造 

 澤乃泉沿革
 大正9年、地元有志4人で合資会社を創業。製造免許を取得。
 昭和2年、石越町内を中心に株主を募り株式会社へ改組。
 <澤乃友>の銘柄で地元中心に販売。
 昭和35年、地名(中澤)の“澤”と敷地内に湧く泉の“泉”を組み合わせ<澤乃泉>に商標変更して今日に至る。
 生産量の8割以上は県内に出荷、
 特に登米市内では独占的なシェアを占めています。

 

 田園風景広がる登米市で地域に人に愛され酒造り続ける唯一の蔵
 宮城県北東部に位置する県内有数の穀倉地帯・登米市。黄金色に実った稲の収穫が始まるころには、ラムサール条約湿地の伊豆沼・内沼を目指し、白鳥やマガンなど渡り鳥が飛来する姿が見られる。美しい田園が広がる自然豊かな地域だ。
 「水の里」とも言えるその風景にふさわしい銘酒「澤乃泉」を醸すのが、登米市唯一の酒蔵・石越醸造。現在2000 石を生産する中規模の蔵で、出荷の8割が県内であり、とくに地元では独占的といえるほどの厚い支持を受けている。
 「古くから南部杜氏による酒造りを行ってきましたが、10年ほど前から設備の機械化を進め、手作りと機械の良さを活かした酒造りに取り組んでいます」と話すのは代表取締役の佐藤宏さん。「現代の名工」として厚生労働大臣賞を受けた前杜氏・菅原敬夫さんのもとで経験を積み、南部杜氏の資格を取得後、平成19 年(2007)から杜氏を務めている。


 美味い酒と地域のために地元農家と酒米研究
 酒造りで大事なことは「何よりもまず、地域とのつながり」と話す佐藤さん。「地域の人に愛されるお酒を軸に、消費者の幅広い嗜好に応えるお酒を造っていきたい」と思いを語る。
 原料となる米も地元産の環境保全米を使用。15年ほど前から地元契約農家と「酒米研究会」を設立し、酒造好適米「山田錦」「蔵の華」「亀の尾」の生産を進めてきた。平成25年には、宮城県産つや姫100%の純米大吟醸を発売するなど、飯米を使用した新たな酒造りにも意欲的だ。
 現在の総アイテム数は50を超える。純米酒の占める割合は年々増えているものの、昔から地元に育まれてきた「本醸造」や「上撰」なども、相変わらずファンが多い。

*https://kokubu.en-jine.com/projects/ishikoshi より拝借

 石越醸造株式会社 宮城県登米市石越町北郷字中沢108番地1

 

 ブランド一覧

 「澤乃泉」大吟醸・純米大吟醸

 「きらめきのしずく」純米大吟醸 など


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