「南洋富士 タポチョ山」
タポチョ山(Mt.Tapochau)は、サイパン島の中央にそびえる火山であり、サイパン島の最高峰である。タッポーチョ山とも表記する。
地理
タポチョ山の標高は473mと500mにも満たないが、太平洋の洋上を吹き抜ける気流がタポチョ山に当たることにより気流が乱れるため天候の変化が激しく、山頂部は霧がかかり気温が低く温帯気候となっている。そのため、標高によって植生が異なり、山麓には熱帯林が広がっているが、山頂部にはススキの草原が広がっている。
サイパン島は、世界最深のマリアナ海溝の隆起した部分であり、タポチョ山の山底はその海底にある。海面上に出ていのるは氷山の一角であり、裾野にあたるマリアナ海溝から測ると、11,384mの高さがあり、ハワイ島のマウナ・ケア山と同様に、世界で最も高い海底山のひとつでもある。
*Wikipedia より
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