うまいッ!「地鶏ニューフェース!長州黒かしわ~山口・長門市~」 2014年09月28日
番組内容
しっかりした歯ごたえと濃厚なコクが「うまいッ!」のが、山口県の地鶏「長州黒かしわ」。5年前に地鶏の市場に登場したニューフェイスだ。長門市でこの鶏を育てる養鶏農家を、タレントの堀井新太さんが訪ね、うまい鶏肉を生み出す秘密を探る。生産者の末永さんがこだわるエサやりの工夫。地元ならではの意外な食材とは? さらに、全国の地鶏が集う「焼きとリンピック」の模様や、鶏の新品種をつくりだす最前線の研究も紹介。
*https://www.nhk.or.jp/archives/chronicle/detail/?crnid=A201409280615001302100 より
詳細不明につき、勝手に調べてみました。
「長州黒かしわ」
基準 1.天然記念物「黒柏鶏(くろかしわ)」の雄と在来種等の交配により作出された地鶏
2.在来種血液百分率:75%以上(地鶏基準:50%)、飼育期間:80日以上、飼育方法:28日以降平飼い、飼育密度:10羽/m2以下
歴史・背景 山口県農林総合技術センターでは、県の特産品づくりの一環として、山口、島根両県が原産の「黒柏鶏(くろかしわ)」を活用したオリジナル地鶏の開発に取り組み、雄系種鶏「やまぐち黒鶏」を作出するとともに(平成20年9月発表)、「やまぐち黒鶏」をもとにして実用的な県産地鶏の開発をすすめました。
深川養鶏では、開発された県産地鶏の名称を平成21年2月に「長州黒かしわ」として発表し、平成21年秋から山口県内で発売開始しました。
※黒柏鶏は長鳴鶏に属する日本鶏で、昭和26年に国の天然記念物に指定されています。
品質・機能 適度な歯ごたえを残しながらも柔らかくジューシーな肉質で、噛めば噛むほど味が出てきます。また、臭みのない上品な味で、うまみ成分も多く含まれています。料理では、特に焼き物、鍋物に適しています。
特に「長州黒かしわ」には、脳や筋肉の疲労回復を助ける抗疲労成分の「イミダペプチド」が多く含まれています。
生産・流通・販売 抗生物質・合成抗菌剤を使用しないハーブ入りの独自の配合飼料に加え、飼料用米や米ぬか等の地域資源を自家配合した飼料を給与し、海と山に囲まれた豊かな自然環境のなか、約90~100日間平飼いでのびのびと育てられた「長州黒かしわ」は、県内外の「長州黒かしわ取扱店」を中心に取り扱われています。
品質管理 生産から処理・販売まで全ての工程を一貫して徹底した衛生管理を行い、鮮度と品質にこだわり、1羽1羽丁寧に検品しています。(一般生菌数・大腸菌群・黄色ブドウ球菌・サルモネラについて、週1~2回の処理毎に製品抜き取り検査実施。)
*https://www.buchiuma-y.net/know/brand/c_kashiwa.html より
山口県オリジナル地鶏 長州黒かしわとは
長州黒かしわは、天然記念物である「黒柏鶏」の血を受け継ぎ、地域の特色を出し、肉用鶏として経済性・食味の良さにこだわり、誕生した山口県産のオリジナル地鶏です。
長州黒かしわの味・品質は抗生物質・合成抗菌剤を使用しないハーブ入りの独自の配合飼料に加え、飼料用米や米ぬか等の地域資源を自家配合した飼料を給与し、海と山に囲まれた豊かな自然環境のなか、約80~100日間平飼いでのびのびと育てることによって高水準な肉質を保っております。
長州黒かしわのルーツ 天然記念物「黒柏鶏」
黒柏鶏は島根県と山口県でかなり古くから飼育されてきた中型の鶏です。現在山口県内では、山口・防府・徳山の三市及びその付近の町村だけで飼育されています。
標準体重は成鶏の雄で3.3kg、雌で2.3kg。羽色は全身金属光沢をもつ緑紫黒色、純粋種は目、足、爪、もすべて黒色。とさか及び耳たぶは赤色、足は暗い鉛色なのが特徴です。鳴き声は普通7~8秒続き、中には10秒に達するものもあるそうです。
長鳴性のあることや尾羽が長く伸びる形質をもっていることから、小国鶏(京都府・三重県・滋賀県を生息地とする国指定天然記念物)の系統であるとされていますが、その成立過程はよくわかっていません。
白柏、赤柏と呼ばれる近縁の鶏も飼育されましたが、現在ではほとんど姿を消しています。
黒柏鶏は、現在、防府市大崎の玉祖神社内で飼育されており、境内には黒柏鶏発祥の地の顕章碑があります。
*https://chosyu-kurokashiwa.com/ より
1.「長州黒かしわ」の飼育において、特に心掛けていることはなんでしょうか。
長州黒かしわを飼育する「環境を整える」ということです。
ここでは自然の営みに近い形で飼育しています。長州黒かしわの飼料には、抗生物質や合成抗菌剤などの薬剤等を一切使っていませんし、鶏舎の中には鶏とエサと水しか入れないようにしています。
また、通常は、鶏舎の中に敷料として木のチップ等を入れたりするのですが、ここでは堆肥化した鶏糞を使用しています。鶏糞の中には多くの菌が含まれていますが、有用な菌もたくさん含まれているからです。薬剤を使用せず、敷料に鶏糞を使用し、自然に近い形で飼育することで、鶏の免疫力を高め、病気に打ち勝つ強さを作っています。
2.「長州黒かしわ」の生産において、やりがいを感じる部分はどのようなところでしょうか。
食べた方が“美味しい”と言ってくれることです。だからこそ、長州黒かしわの生産を通して、鶏糞を堆肥化し地域農産物に肥料として使用するSDGsの取組みを広めていくことで、長州黒かしわの生産が地域に貢献していく姿などの、長州黒かしわの背景にあるストーリーを感じていただけるよう努めています。味だけではなく、それ以外の付加価値を提供していくことにやりがいを感じています。
3.おすすめの食べ方を教えてください。
シンプルが一番です。鍋であれば、水炊き。もも肉・胸肉だけでなく、骨もいれて塩ベースでシンプルに味付けをすると旨味が引き立ちます。最後には残ったダシ汁でラーメンや雑炊を作ると、もう最高に美味しいです。焼くのであれば、塩・胡椒のみで味付けをしてほしいです。長州黒かしわは胸肉が特に美味しいと言われています。胸肉に塩を擦りこんで、鉄板で焼く。表面を焼いたあとに日本酒をかけて酒蒸しにしたステーキはとても美味しいです。長州黒かしわの味をそのまま味わってもらうためにはシンプルな味付けがおすすめです。
4.今後取り組んでいきたいことを教えてください。
現在長州黒かしわの飼料については、全体の6割ほどは、米・麦(くず麦/小麦)・大豆など地域で採れるものを使用していますが、昨今の国際情勢や食料危機等の影響を考えると、より飼料の地産地消を進めていく必要があると考えています。もちろん、鶏にとってバランスのとれた飼料を維持しながら、地元産の飼料を供給する体制を整えることで、コロナ禍や世界情勢に影響されることのない生産体制を整え、“持続可能な体制づくり“というところを今後考えていきたいと思っています。
5.最後に、末永さんにとって「長州黒かしわ」とは?
長州黒かしわそのものの価値、そして背景にある生産の取組みに自信があるからこそ、偽りなくそのものが美味しく、全国の有数の地鶏にも負けない自信があります。
*https://chosyu-kurokashiwa.com/is_suenaga/ より
全国ご当地やきとりの祭典「やきとりJAPANフェスティバル」・2024年の上田市開催が決定! 2023.11.14
全国ご当地やきとりの祭典「やきとりJAPANフェスティバル」の2024年の開催地に長野県上田市が決定しました。
「美味だれ焼き鳥」の100年フード認定記念の一環で、美味だれで委員会が誘致活動を行っておりましたが、2023年11月6日に行われた「一般社団法人 日本やきとり文化振興協会」の理事会にて満場一致で可決されたことを受け、代表理事の青村雅子氏が長野県上田市を来訪され、上田市での開催決定のお知らせをいただきました。
11月13日には上田市長を表敬訪問し、上田市での開催決定の意向をご報告すると共に、100年フード認定によるやきとりのまち上田のさらなるPRを一緒に進めて欲しいとご挨拶させていただきました。
開催日は2024年10月5日(土)、6日(日)の2日間、会場は上田城跡公園芝生広場を予定しています。
近日中に実行委員会を設置すると共に、詳しい情報は順次公開していきます。
<やきとりJAPANフェスティバルとは>
全国のご当地やきとりの名店が集結するイベント「やきとりJAPANフェスティバル」とは「一般社団法人 日本やきとり文化振興協会」の協会員であるやきとり店が、やきとり文化振興のために日本全国の特徴的なやきとりを集結させて、出張PRするという協会独自のイベントです。
当団体はこのイベントを活用して「やきとりのまち」としてPRしたい団体や地方自治体などと連携し、「やきとりの力で地域を元気に!子供達に明るい未来を!」を合言葉に、日本全国各地でのやきとりグルメイベント開催を目標に活動もしています。
第1回の「やきとりJAPANフェスティバル」は2023年8月末に山口県長門市にて開催され、北は北海道、南は沖縄まで、全国から16店舗のやきとり店が揃い、人口3.4万人のまちに5.5万人(2日間)が集まるほど大盛況のイベントとなりました。
*https://oidareyakitori.jp/archives/news/20231113-2 より
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