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<パリパラリンピック2024> メダリスト オリオンJAPAN

2024-10-02 09:52:54 | パリパラリンピック2024

 「オリオンJAPAN-ゴールボール 男子」 金-ゴールボール男子」

 「オリオンJAPAN」

 一般社団法人日本ゴールボール協会では、ゴールボール日本代表が世代・性別・国境・障害の種類や有無を超えて広く愛されるように、2021年8月24日から10月29日にかけて愛称を一般公募いたしました。ご応募いただいた皆さま、ありがとうございました。この度、一般公募で集まった1,395通の愛称候補の中から「オリオンJAPAN」を選定いたしました。スポーツ分野でも主流となりつつあるジェンダー平等、ジェンダーフリーの観点から男子チーム・女子チーム共通の愛称となりました。引き続き、ゴールボール日本代表/オリオンJAPANへご声援・ご支援をよろしくお願い申し上げます。

 <「オリオンJAPAN」に込められた思い>

 ※2022年1月28日現在、「オリオンJAPAN」は当協会から商標登録申請中です。

 オリオン座はどの季節でも夜空で一番探しやすい星座です。オリオン座を探す目安となる真ん中に並んだ3つの星(オリオンベルト)は、コートで輝く3人の選手を連想させます。オリオン座は7つの星で結ばれています。控え選手、監督やコーチといったスタッフ、ご家族、ファンといったさまざまな人たちとつながり、支えられて活動しているゴールボール日本代表を表現しています。ゴールボール日本代表選手の満場一致で、この愛称に決まりました。

 上段 左から

 「金子和也」キャプテン

 金子和也選手は現在24歳です。
 2000年2月8日生まれ
 パラリンピック出場は、2021年の東京大会に続きに2度目です!

 生年月日  2000年2月8日生まれ
 年齢 24歳 (2024年8月現在)
 出身地 埼玉県さいたま市見沼区
 所属 Sky/ゴールデンスターズ
 障害・クラス 視覚障害・B3

*https://oceansideb.com/kazuya-kaneko/ より

 上段 中央

 「佐野優人-さのゆうと」

 生年月日 2000年6月20日
 出身地 埼玉県狭山市
 所属 日本国土開発
 出身大学 順天堂大学 スポーツ健康科学部

*https://ma-manger.com/sanoyuuto-wikigakureki/#toc10 より

 上段 右

 「田口侑治」

 田口 祐治(たぐち ゆうじ、Taguchi Yuji、1991年2月16日 - )は、日本のゴールボール選手で、日本の男子代表チームのメンバーである。

 田口は、2020年夏季パラリンピックの男子ゴールボール競技の日本代表に選出された。彼は、2022年のアジアパラ競技大会の男子トーナメントで銀メダルを獲得したチームの一員でした。田口は、2024年夏季パラリンピックの男子トーナメントで金メダルを獲得したチームに所属していた。

 広島県三原市出身。

*Wikipedia より

 リーフラス株式会社所属。

 下段 左

 「鳥居陽生」

 ニックネーム とりはる、にゃっぱー
 生年月日 2004.08.07
 性別 男性
 出生地 神奈川県 小田原市
 所属 国立障害者リハビリテーションセンター/ゴールデンスターズ

*https://www.parasapo.tokyo/featured-athletes/torii-haruki より

 下段 中央

 「萩原直輝」

 ニックネーム マギー
 生年月日 1996.10.28
 性別 男性
 出生地 東京都 稲城市
 所属 LINEヤフー/Be☆Stars

*https://www.parasapo.tokyo/featured-athletes/hagiwara-naoki より

 下段 右

 「宮食行次」

 生年月日 1995.03.20
 性別 男性
 出生地 大阪府 吹田市
 所属 コロプラ/所沢サンダース

*https://www.parasapo.tokyo/featured-athletes/miyajiki-koji より

 

 パリパラ ゴールボール男子 日本が金 この種目で初のメダル 2024年9月6日 9時13分 NHK NEWS 

 パリパラリンピックのゴールボール男子決勝で、日本は延長のすえ4対3でウクライナに競り勝ち、この種目で初めてのメダルとなる金メダルを獲得しました。

 開催国枠で初出場した東京パラリンピックからわずか3年でつかんだ金メダル。大躍進を支えた要因について、記事後半で担当記者が解説しています。

 目次
 日本 ウクライナとの延長戦制し 初の金メダル

 金子和也 主将「『人生最高の日』 きょう更新」

 日本 ウクライナとの延長戦制し 初の金メダル
 ゴールボールは視覚障害のある選手が音のなるボールを投げて得点を競います。

 この種目で初めてとなるメダル獲得を決めている世界ランキング6位の日本は、決勝で世界8位のウクライナと対戦しました。

 日本は、前半2分すぎに先制すると立て続けにさらに1点を加えてリードを広げましたが、その後、ウクライナの反撃にあって2点を奪われ2対2の同点で前半を終えました。

 後半3分すぎに佐野優人選手がスピードのあるボールでゴールを決めて1点を勝ち越しますが、粘りを見せるウクライナに試合終了までおよそ2分の土壇場で同点とされ延長戦に入りました。

 佐野優人選手が決勝点
 先に1点を取ったチームが勝利する延長では互いに緊張感のある攻防を繰り広げ、日本は延長前半1分半過ぎ、ふたたび佐野選手が力強いスローでゴールを決め、4対3でウクライナに競り勝って金メダルを獲得しました。

 ゴールボールでは、日本の女子は2012年のロンドン大会で金メダル、前回の東京大会で銅メダルを獲得していますが、男子は初めてのメダルが金メダルとなりました。

 《日本代表 選手談話》 
 金子和也 主将「『人生最高の日』 きょう更新」
 キャプテンの金子選手は「きのう、準決勝で勝って『人生最高の日』と言ったが、きょう更新することができた。チームメートに感謝したい」と涙を流しながら話しました。
 そして、決勝の試合展開について「ウクライナはディフェンスが強く、自分たちの攻撃が全部ふさがれている感覚があった。それでも自分たちを信じて攻撃し続けた結果、最後に最高の相棒の佐野選手が決めてくれた。ずっと一緒にプレーしてきてよかったと思った」と振り返りました。
 そのうえで「引き続きキャプテンとしてチームを引っ張っていって、金メダルを取り続けることを約束するので活躍を見ていて欲しい」と前を向いていました。

 佐野優人「『俺が決めてやる』それだけ考えていた」
 延長戦で決勝点を決めた佐野優人選手は「『俺が決めてやる』とそれだけを考えていた。得点が決まって、これほどないうれしさがあった」と笑顔で話しました。
 そして「自分たちは世界選手権、東京パラリンピックと勝ちよりも負けのほうが多くて、会場でメダルマッチを見ているばかりだったので、絶対に決勝に立ってやるという思いだけでやってきた。勝てて本当にうれしかった」と話していました。

 宮食行次「金メダルを首にかけて初めて実感」
 今大会チーム最多の21得点を決めた宮食選手は「最後、得点が決まった瞬間は本当に実感がわかなくて『本当に終わったのかこれ』と思っていた。でも、金メダルを首にかけてくれて、この重みを感じて初めて実感を持てた」と笑顔で話しました。
 また、2019年からナショナルトレーニングセンターでの練習が始まり、練習環境の改善がチーム力の向上にもつながってメダル獲得に結びついたとして「練習量が増えるとやっぱり強くなるというのはあるが、それを支えてくれる人がたくさんいて、そういう人たちのために恩返しがしたいという気持ちがあったので、感謝を伝えたい」と話していました。

 注目
 【解説】ゴールボール男子“大躍進”の理由は
 開催国枠で初出場した東京パラリンピックからわずか3年、ゴールボール男子の“初のメダルは金メダル”。

 パリパラリンピックでの大躍進を支えたのは、筋力強化と徹底したデータ分析でした。

 東京大会(2021年)は準々決勝で敗退
 3年前の東京パラリンピック。

 ゴールボール男子は、開催国枠で初出場ながら予選リーグをグループ首位で通過し、決勝トーナメント進出。

 準々決勝で中国に敗れました。

 「必ずパリで中国を倒す」と「打倒・中国」を目標にしてきた日本。この3年、力を入れてきたのが筋力強化です。

 ボールの大きさはバスケットボール程ですが、重さはほぼ2倍の1.25キロ。男子のトップ選手が投げると、そのスピードは時速60キロ以上にもなります。

 強豪の海外選手に比べ、体格で劣る日本の選手たちは、より力強いボールを生み出すため筋力トレーニングを週に3回、8時間に増やしました。

 キャプテンの金子和也選手は、筋肉量が10キロ増加し、ボールのスピードが上がって得点アップにつながりました。

 さらに、力を入れたのが映像を使ったデータの徹底的な収集・分析です。

 1試合あたり100球前後を投げる海外の強豪選手のボールの軌道をデータに落とし込み、線を1本1本を引いて選手の癖や弱点を分析。各国の対策と傾向を積み上げていきました。

 中国は、国際大会にほとんど出場しないため、情報が極端に少なく対策に苦慮してきた日本。それでも、なんとか見いだした弱点があります。

 それが、守備の弱点でした。

 一般的な陣形は、ゴールから1.5メートルから2点メートル付近に3人を配置しますが、中国は2.5メートル辺りから3メートルとより前方です。

 高い瞬発力を誇る中国だからこそできる陣形で「グラウンダー」と呼ばれる速いゴロや、両ウイングからの角度が付いたボールにも素早く対応できるといいます。

 ところが、データ分析の結果、高いバウンドボールの対応は、甘いのではないかと、読んでいました。

 迎えたパリパラリンピック。

 予選リーグ初戦 中国戦
 予選リーグ初戦は、因縁の中国との対戦。

 中国への武器となるバウンドボールを封印し、あえて、床をはうように転がるグラウンダーを中心に試合を組み立てました。

 試合には敗れましたが、キャプテンの金子和也選手は中国がバウンドボールに弱いという自分たちの読みは正しいと、確信を得たといいます。

 金子和也 主将
 「見えなかった中国のウイークポイントが見えて、わからない相手ではなくなったのは大きな収穫。次戦えば勝てる感触だ」

 準決勝 中国戦で快勝
 そして、準決勝。再び迎えた、中国との対戦。

 今度は宮食行次選手がバウンドボールを重ねて中国の守備を崩壊させることに成功。13対5で快勝しました。

 宮食選手は、この試合を次のように振り返りました。

 宮食行次 選手
 「相手はびっくりしていたと思う。データもそうだし、フィジカルトレーニングをしてきたことを生かせていい攻撃ができたと思う」

 翌日、迎えた決勝。
 ディフェンスの堅いウクライナを相手に筋力トレーニングで培った、鋭いボールを次々と繰り出して金子選手と宮食選手が得点を重ねました。

 延長戦にもつれ込んだ試合は、前半1分半ほどで佐野優人選手が決勝打となるゴールを決めました。

 日本がこの3年、積み重ねてきたものを存分に発揮し、つかんだ金メダルでした。

 試合後、キャプテンの金子選手は涙を流しながら、こう話しました。

 金子和也 主将
 「これから金メダルを取り続けることを約束するので、活躍を見続けて欲しい」

*https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240906/k10014573911000.html より


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