「磐梯西山麓湧水群」
龍ヶ沢湧水(りゅうがさわゆうすい)は、福島県耶麻郡磐梯町にある磐梯西山麓湧水群の代表的な湧水で、1985年(昭和60年)名水百選のひとつに選定された。
概要
磐梯西山麓湧水群は雄国沼を形成する、猫魔山、厩嶽、古城ヶ峰の山麓に多数湧出するが、特に国の史跡に指定されている「龍ヶ沢湧水」は古代末期より太平洋戦争末期までたびたび雨乞いが行われていた。 江戸時代には会津藩の命により、磐梯山や慧日寺と並び大規模な雨乞いが行われ、この場所では龍の落とし子と五穀を上げに慧日寺の僧侶が読経を上げた文書が残っている。 また、一説には空海が請雨の法を修得したとの伝説も残る。
なお、この清水は2,000t/日の湧出とも言われ、湧水源の1km下流の磐梯山慧日寺資料館横に引水され多くの人が訪れる。
*Wikipedia より
名峰磐梯山の西麓にあり、猫魔、厩嶽、古城ヶ峰等の山々を瀬に猪苗代に向かってひらける。龍ヶ沢湧水をはじめとする多くの湧水があり、旱魃に襲われても涸れることがない。大規模な雨乞いの儀式が行われた場所である。
水質・水量
過去何回となく襲った大干ばつにも湧出する水量に変化はなく、直径4m深さ30㎝ほどの小池を現在も満たし続けている。
由来・歴史
龍ヶ沢清水は国の史跡指定を受けており、古代から太平洋戦争直後まで、度々雨乞いが行われており、特に江戸時代には会津藩の命により、大規模な雨乞いが行われ、その際の本尊となった「龍像権現」像や龍の落とし子にまつわる文書が残っている。
水質保全活動
地元利用者による川ざらい、下草刈りが行われている。
周辺の自然環境-磐梯山の西麓に位置した森林の中に位置する。
利用状況-龍ヶ沢清水(代表地点)から湧出した水を磐梯山慧日寺資料館庭園へ引水し、無料で提供。また、一部灌漑用水や飲料水としても使用されている。
イベント情報-特にイベントはないが、日常的に多くの人が水を汲みに訪れている。
*https://water-pub.env.go.jp/water-pub/mizu-site/meisui/data/index.asp?info=14 より
「瀧ヶ沢湧水」は、現在市場では販売されていませんが、近隣にある磐梯山慧日寺資料館の庭園に湧出した水が引水されており、訪れる方に無料で提供されています。
近年では、ミネラルウォーターとして地元の「道の駅」などで販売するための準備が進められています。
*https://www.flair-water.jp/meisui/2247/#i-6 より
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