「広瀬川」
広瀬川(ひろせがわ)は、宮城県仙台市を流れる名取川水系名取川支流の一級河川である。
*Wikipedia より
歩いても向かい側に渡れるほどの浅瀬が多く広がっていることから「広瀬川」といわれるようになったという。「青葉城恋歌」を始め、多くの歌にも歌われており、仙台の人々にこよなく愛され、また誇りとされている川である。
水質・水量
平成18年度の結果では、愛宕橋でBOD平均値が0.9mg/Lと大都市を流れる河川としては良好な水質を保っている。また、平成17年の年平均流量は広瀬橋(太白区長町付近)で22.0m3/sとなっている。
由来・歴史
仙台の中心市街地を形成している河岸段丘は、広瀬川の河道変遷により形成されたものであり、広瀬川の特徴である自然崖もこのような過程で形成された。この自然崖を天然の要塞として、1601年に伊達政宗が広瀬川を見下ろす青葉山に仙台城を築き、広瀬川を要として仙台の街が形成された。
水質保全活動
昭和49年に「広瀬川の清流を守る条例」を制定し、鮎の棲める水質条件を守るよう水質管理基準を設け、水質保全に努めるだけでなく、広瀬川周辺に残る自然崖をはじめとした貴重で緑豊かな景観を保全することに努めている。そのため、条例が制定された約30年前と比べ、水質は向上し、変わらぬ景観が今でも見られる。
おすすめの時期-通年
周辺の自然環境-広瀬川は、仙台市街地の中心部を流れる都市河川でありながら、荒々しい自然崖と豊かな河岸の緑が調和する渓谷さながらの景観を残している。また、多くの貴重な動植物の生息空間にもなっており、清流にしか棲まないアユやカジカガエルが見られるほか、カワセミ、ヤマセミなど、百種類を超える野鳥も確認されている。
利用状況-工業用水として利用されていたり、国指定有形文化財である三居沢水力発電所では、広瀬川の急流を利用し、現在でも電力供給している。また、愛宕堰からの取水により、灌漑期は農業用水として堀を流れ仙台東部の田園を潤し、平成17年からは非灌漑期も、堀沿線の景観改善のため、環境用水として利用されている。
イベント情報-8月恒例の七夕まつりの前夜祭である七夕花火大会が行われ、広瀬川の河川敷から12,000発もの花火が打ち上げられる。また、5月の3、4、5日に,宮沢緑地で多くの市民が広瀬川に親しめるイベント「広瀬川で遊ぼう」が行われるほか、8月中旬には、宮沢橋から広瀬橋間で広瀬川灯ろう流しが行われ、広瀬川宮沢緑地において花火大会が行われる。その他にも、広瀬川沿線の町内会により、広瀬川の河川清掃が行われたり、市民組織として結成された「広瀬川市民会議」により、様々なイベントが実施されている。
*https://water-pub.env.go.jp/water-pub/mizu-site/meisui/data/index.asp?info=9 より
ミネラルウォーターとしての販売は行われていません。
*https://www.flair-water.jp/meisui/2393/#i-8 より
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