祝いの席には欠かせない縁起物。あふれ出るうま味成分とプリプリ食感はまさに絶品
鹿島灘の沿岸で獲れるはまぐりは、外洋性のはまぐりです。標準和名を「チョウセンハマグリ」と言い、輸入はまぐりと混同されやすいことが悩みでした。そこで平成7年1月から、鹿島灘漁業権共有組合連合会(大洗町・鹿島灘・はさきの3漁協)が中心となり「鹿島灘はまぐり」と命名。ブランド化されています。また、茨城県の「春のさかな」として、県を代表する魚介類にも選定されています。
貝殻の大きさやちょうつがいの形は、それぞれ異なります。一度外してしまうと他の殻とは決して合わないことから、結婚式や正月、雛祭りなどのおめでたい席に欠かせない食材です。
はまぐりには、うま味成分のひとつであるコハク酸が豊富。代表的な料理は潮汁、焼きはま、酒蒸しなど。潮汁を作るときは、水から煮出すことがコツ。焼きはまは、焼きすぎないことがポイントです。また、ちょうつがいの外側にある黒い突起(靱帯)を切っておくと、熱を加えたとき口が開かないため、うま味成分を多く含んだ汁が流れ出すのを防ぐことができます。鹿島灘地区では、お肉の代わりにはまぐりを使った「はまぐりカレー」が古くから親しまれています。
小型船で丁寧に漁獲する春の味覚
水揚げがあるのは、大洗町・鹿島灘・はさきの3漁協。主に5t未満の小型船による貝けた網漁業によって漁獲されます。貝桁網漁業は、大きな金属製のマンガと呼ばれるクワ状の漁具(マンガの後ろにはポリエチレン製の網が付いている)を船尾から海底に落として、ゆっくり曳網することによって海底に潜んでいるハマグリやホッキ貝を漁獲する漁法です。
漁業者は大切なはまぐり資源を守るため、班毎の輪番操業や操業時間の短縮、保護区の設置、水揚代金のプール制、密漁監視等の取組を行っています。また、資源量を増やすための取組として、毎年稚貝の放流などを行っております。
ハマグリ資源管理について
鹿島灘はまぐりは、広大な砂浜が広がる鹿島灘の水深2~6mに棲む外洋性はまぐりで、5t未満の沿岸漁船により漁獲されています。
はまぐり資源を安定して利用するために漁師間では、細かな取り決めがなされ班別に操業をしています。このため一人が操業できるのは、年に10日程度で、1回あたり1時間程度です。
また、水揚げ金額を均等配分することで、過剰な漁獲競争を防いでいます。
栽培漁業センターでは年間約990万個もの稚貝を放流しており、こうした厳しい制限を守ることにより年間約1千t、全国トップ(全体の6割)の水揚げをほこっています。
*プライドフィッシュHP より
昭和後期に「ハマグリ」の漁獲高は急減し、食卓にあがることが少なくなった。
そのため、輸入に頼らざるを得ない状況に。
ただ、茨城などで資源保護をし、また養殖をし、少しづつ回復しつつある。
最近では「白ハマグリ」という名で大きな二枚貝があるが、それは「ホンビノスガイ」である。
鹿島灘の沿岸で獲れるはまぐりは、外洋性のはまぐりです。標準和名を「チョウセンハマグリ」と言い、輸入はまぐりと混同されやすいことが悩みでした。そこで平成7年1月から、鹿島灘漁業権共有組合連合会(大洗町・鹿島灘・はさきの3漁協)が中心となり「鹿島灘はまぐり」と命名。ブランド化されています。また、茨城県の「春のさかな」として、県を代表する魚介類にも選定されています。
貝殻の大きさやちょうつがいの形は、それぞれ異なります。一度外してしまうと他の殻とは決して合わないことから、結婚式や正月、雛祭りなどのおめでたい席に欠かせない食材です。
はまぐりには、うま味成分のひとつであるコハク酸が豊富。代表的な料理は潮汁、焼きはま、酒蒸しなど。潮汁を作るときは、水から煮出すことがコツ。焼きはまは、焼きすぎないことがポイントです。また、ちょうつがいの外側にある黒い突起(靱帯)を切っておくと、熱を加えたとき口が開かないため、うま味成分を多く含んだ汁が流れ出すのを防ぐことができます。鹿島灘地区では、お肉の代わりにはまぐりを使った「はまぐりカレー」が古くから親しまれています。
小型船で丁寧に漁獲する春の味覚
水揚げがあるのは、大洗町・鹿島灘・はさきの3漁協。主に5t未満の小型船による貝けた網漁業によって漁獲されます。貝桁網漁業は、大きな金属製のマンガと呼ばれるクワ状の漁具(マンガの後ろにはポリエチレン製の網が付いている)を船尾から海底に落として、ゆっくり曳網することによって海底に潜んでいるハマグリやホッキ貝を漁獲する漁法です。
漁業者は大切なはまぐり資源を守るため、班毎の輪番操業や操業時間の短縮、保護区の設置、水揚代金のプール制、密漁監視等の取組を行っています。また、資源量を増やすための取組として、毎年稚貝の放流などを行っております。
ハマグリ資源管理について
鹿島灘はまぐりは、広大な砂浜が広がる鹿島灘の水深2~6mに棲む外洋性はまぐりで、5t未満の沿岸漁船により漁獲されています。
はまぐり資源を安定して利用するために漁師間では、細かな取り決めがなされ班別に操業をしています。このため一人が操業できるのは、年に10日程度で、1回あたり1時間程度です。
また、水揚げ金額を均等配分することで、過剰な漁獲競争を防いでいます。
栽培漁業センターでは年間約990万個もの稚貝を放流しており、こうした厳しい制限を守ることにより年間約1千t、全国トップ(全体の6割)の水揚げをほこっています。
*プライドフィッシュHP より
昭和後期に「ハマグリ」の漁獲高は急減し、食卓にあがることが少なくなった。
そのため、輸入に頼らざるを得ない状況に。
ただ、茨城などで資源保護をし、また養殖をし、少しづつ回復しつつある。
最近では「白ハマグリ」という名で大きな二枚貝があるが、それは「ホンビノスガイ」である。
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