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猛暑の夏に笑いのプレゼント

2018-08-08 12:58:29 | 徒然の記

 8月1日の、千葉日報です。17(社会)面に、面白い記事が掲載されました。

 共同通信社を筆頭とする、偏向と捏造新聞の無視できない悪影響につき、私が懸命にブログで取り上げている時に、笑いのプレゼントが届きました。いつもの通り、見出しの言葉を転記いたしましょう。

 「新聞を読む児童生徒の割合と、テストの平均正答率」「全国学力テスト 全教科で相関」・・ここまでは、普通の大きさの字ですが、次は7~8倍の大活字です。

 「新聞読む子 正答率高」

 記事を目にし、それなら、子供に新聞を読ませなくてはと、本気で考える親が、生じるのかも知れません。しかも、文科省の分析結果だというのですから、一層その気にさせられます。

 このところ、買春犯の前川氏以来、子供たちに悪影響をもたらす不祥事続きで、文科省の分析も、世の親たちに権威があるのか、疑問ですが、数字の一覧表があり、新聞を読む頻度が、次の四段階に分けられています。

  1. ほぼ毎日読んでいる

  2. 週に、1~3 回程度読んでいる

    3. 月に、1~3 回程度読んでいる

  4. ほとんどまたは、全く読まない

 調査対象となったのは、中学生も小学生も、国語 A、国語B、算数 A、算数B、理科の5教科です。ではここで、記事の内容に入りましょう。

 「2018年度、全国学力テストの、」「児童生徒を対象にしたアンケートから、」「新聞を読む頻度と、テストの正答率との関係を、」「文部科学省が分析したところ、」「新聞を読む頻度の高い方が、」「頻度の低い子供に比べ、」「全教科で、平均正答率が高かった。」

 細かく分析し、新聞を読む子供の方が、正答率が高いと結論づけています。面倒なので、一覧表の数字を転記するのは止めますが、新聞が強調するほどの差は、現れていません。巧妙なマスコミの常套手法と言いましょうか、彼らの説明は、まったくの嘘ではありません。嘘混じりの、最もらしい正論とでも言えばいいのでしょうか。

 例えば、小学生の一段階の「ほぼ毎日読んでいる」子供と、四段階の「ほとんどまたは、全く読まない」の子の差は、国語 Aで、正答率がそれぞれ、78.8%と68.4%になっています。中学生も、小学生も、同じ傾向ですが、その差はすべて10%程度です。

 この差を、大差と見るのか、小差と見るかは、数字を受け止める者の判断です。私は、偏向新聞のもたらす、生徒への悪影響と比較すれば、10%程度の差は取るに足りないと考えてしまいます。反日、自虐、反政府という、捏造記事を読み、日本を足蹴にするような思想に汚されるくらいなら、子供は新聞を読まない方が賢明だと、私は即断します。

  しかしやっぱり、今回も、私より立派な肩書きを持つ、大学教授の意見が最後を飾っています。千葉大学の寺井正憲教授が、その人で、国語教育学の先生です。言っていることは、正論らしく聞こえますが、反日・左翼のマスコミの擁護をしているのですから、この人物も間違いなく「駆除すべき害虫」の仲間です。ご高説を拝聴いたしましょう。

 「小中学校いずれも、複数の情報を関連付けて、」「理解する力があるかを、見る問題が目立った。」「次期学習指導要領が、学びの力に挙げた力であり、」「要領の完全実施を控え、」「今後重視して欲しいとの、メッセージだろう。」

 氏の説明は、数字分析の解説でなく、こうしたデータを提供して文科省と、偏向マスコミの意図への忖度でしかありません。「今後重視して欲しいとの、メッセージだろう。」という話は、この数字からは導き出されません。

 「こうした問題は、正答率が低く、」「単独の文章を読むだけの、従来の授業では身につかない。」「複数の資料を示し、必要な情報を読み取って、」「組み合わせる指導が求められる。」

 「ただ資料を与えるだけでは、子供たちも、」「やり方が分からない。」「方法を例示できるよう、教員自身も、」「教材研究を、重ねる必要がある。」

  寺井教授の狙いは、最近文科省と新聞業界が力を入れている、「NIE」への世論誘導です。英語で、Newspaper in Educationと、いうらしく、ネットで調べますと、「学校等で、新聞を教材として活用し、」「興味や関心の幅を広げる、社会運動である。」と説明してあります。

 全国学童生徒のテスト結果の記事が、千葉日報の独自取材であるはずがなく、これも共同通信社による、「押しつけ配信記事」に決まっています。私は記事を読みながら、共同通信社の、「見え透いた記事」に、吹き出してしまいました。

 「共同通信社の記事は、国民への挑戦です。」・・本日もこのフレーズが、生きます。ついでに、私が考えた、今回の記事のタイトルを披露いたします。

 「猛暑の夏に贈られた、」「共同通信からの笑いのプレゼント」

 わが息子と、訪問され方に、何度でもお伝えしたい。共同通信社は、この同じ記事を、次のような地方紙に配信しています。これが、まともなマスコミのやることでしょうか。

  北海道新聞  室蘭民報  河北新報  東奥日報  デーリー東北

   秋田魁新報  山形新聞  岩手日報  福島民友新聞  ジャパンタイムズ
 
  東京新聞   下野新聞  茨城新聞  上毛新聞   千葉日報
 
   神奈川新聞  埼玉新聞  山梨日日新聞  信濃毎日新聞  新潟日報
 
  中日新聞   中部経済新聞  伊勢新聞  静岡新聞  岐阜新聞
 
  北日本新聞  北國新聞   福井新聞   富山新聞  北陸中日新聞

  日刊県民福井 京都新聞   神戸新聞   奈良新聞  大阪日日新聞

  山陽新聞   中国新聞   日本海新聞  四国新聞   愛媛新聞

  徳島新聞   高知新聞   西日本新聞  大分合同新聞 宮崎日日新聞

  長崎新聞   佐賀新聞   熊本日日新聞  南日本新聞  沖縄タイムズ

  琉球新報   スポーツ日本新聞東京  スポーツ日本新聞大阪

  報知新聞   日刊スポーツ新聞東京    日刊スポーツ新聞大阪
 
  ディリースポーツ  47NEWS
コメント (4)
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