7月29日の千葉日報です。5面の全ページを使った、陛下の記事です。共同通信社が全国配信した記事ですから、本日の苦言は千葉日報に対してではありません。
8月15日はまだ来ていないのに、そろそろ始まる「マスコミの夏祭り」の予告記事です。大きな活字で飾られた、「見出し」を並べてみます。
「平和願い 示した言葉と姿」「終戦の日 8月15日」「陛下 最後の戦没者追悼式」
「戦争の記憶忘れずに 未来へ」「苦難の歴史から教訓を」「昭和天皇の思い継承か」
記事の上段に陛下と美智子様の写真があり、「国立沖縄戦没者御苑で、遺族に声をかけられる、天皇皇后両陛下。3月、沖縄県糸満市」と、注書きがあります。
次の写真は昨年の8月のもので、「全国戦没者追悼式で、お言葉を述べられる天皇陛下と、皇后さま」と、注釈があります。最後の写真は長野県阿智村で、「満蒙開拓記念館を視察される両陛下。」です。
「忘れてはならない四つの日」というタイトルで、別に小さな囲み記事があります。これを、そのまま紹介します。
「天皇陛下は皇太子時代の昭和56年に、終戦の日の感想を聞かれ、日本では、どうしても記憶しなければならないことが、四つあると思います。」「終戦の日と、広島の原爆、長崎の原爆の日、そして6月29日の沖縄の戦い終結の日。」「この日は黙祷をささげて、平和のありがたさをかみしめ、平和を守っていきたいと思っています、と答えられた。」
「陛下は皇后さまと共に、今でも住まいの皇居・御所などで毎年黙祷している。」「この習慣は、皇太子、秋篠宮ご一家にも受け継がれている。」
先日も述べましたが、共同通信社はこうした決まり文句での紙面作りを、再考する時が来ているのことを自覚してもらいたいと考えます。「戦争の記憶忘れずに、未来へ」という常套句は、もう何年繰り返されたことでしょう。
この言葉の中身はいったい何なのか。未来へ伝えたいことは、何なのか。共同通信社として明確にすべきでしょう。ある宮内庁幹部の言葉として次のような記事にしていますが、今年もこんな垂れ流しの文章で やり過ごそうとするのでしょうか。
「宮内庁幹部は、陛下がパラオに旅立つ際に語った言葉を振り返り、強調する。」「負の記憶を受け継いでいかなければ、同じ悲劇を繰り返す。そうおっしゃりたかったのだろう。」
これは東京裁判史観と言われ、自虐史観とも敗戦思考とも言われる間違った思考です。戦争の責任は日本だけにある、日本だけが間違ったとする捏造された考えです。戦争の反省をするのなら日本だけが詫びるのでないと、今では多くの国民が考え始めています。そうした歴史の事実も明るみに出ています。共同通信社がいつまでも間違った考えのままで、全国の地方紙に記事を配信し、国民を洗脳するのは止めてもらわなくてなりません。
次の記事は、安倍内閣倒閣のための野党支援記事でしかありません。
「戦没者追悼式で、陛下は戦禍に倒れた人々を偲び、戦後の国民の苦難に、思いを馳せ、世界平和を願うメッセージを発し続けてきた。」「歴代首相が触れてきたアジア諸国への加害と、反省に言及しない安倍晋三首相との違いが、注目される結果となった。」
安倍総理が、戦争への反省をしない戦争肯定の首相であるような記事です。安倍内閣は、共同通信社、朝日新聞、NHKなどの反日のマスコミから、何年間も叩かれています。しかしなぜ国民が支持するのか。そろそろ気ずいて良いのではないでしょうか。
「負の記憶を受け継いでいかなければ、同じ悲劇を繰り返す。」
陛下のお言葉として宮内庁の幹部が言ったと、紹介していますが、日本だけが負の記憶を持ち続ける不合理さに、国民が疑問を抱き始めています。日本だけが府の記憶を持てば、戦争の悲劇が悲劇を繰り返されないと、こんな論理にこ国民がノーを突きつけています。なぜそうなるのか、簡単な話です。
「国民は自分の国に誇りを持ち、愛している。」「一方的な非難や中傷に我慢がならなくなった。」
現在の国民が求めているのは、日本だけが悪だったとする薄っぺらな平和論でなく、もっと真摯な歴史の検討です。
それともう一つ、共同通信社に苦言を呈します。陛下を賞賛するのならせめて日本のマスコミらしく、言葉遣い改めたらどうなのでしょう。
「陛下が言った。」「陛下がした。」と書かず、「言われた」「された」と、最小限の敬語を使うのが礼儀です。
息子たちと、訪問された方々に、共同通信社配信している地方紙名を再度伝えます。同社がまともな日本のマスコミと言いたいのなら、報道姿勢を党必要があります。マスコミのやることでしょうか。姿勢が改まるまで、私はこのレッテルを剥がしません。
「共同通信社の記事は、国民への挑戦 」
〈 参考情報 共同通信社が配信している地方紙名一覧 〉
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