5. 「伊藤貫の真剣な雑談 第5回 」 ・・米露関係破綻の原因は何か ?
6. 「伊藤貫の真剣な雑談 第6回 」 ・・伊藤貫X水島特別対談 ( ウクライナ危機の深層 ~ 危険なネオコンの思い上がりと戦後保守の愛国ごっこ ) ( R4/5/14 )
7. 「伊藤貫の真剣な雑談 第7回 」 ・・文明の衝突とロシア国家哲学 ( R4/6/25 )
上記3編の動画を見終えました。「ねこ庭」のブログはもともと品のある文章でありませんが、彼の動画を紹介するようになって以来、更に下品になっています。楽しそうに、嬉しそうに、ここまで日本人を酷評されると、売り言葉に買い言葉で、「てめえがどれほどの人間か、ちったあ考えろ !」と、汚い言葉で怒鳴りたくなります。
最初は彼を「祭りの薬売り」と呼んでいましたが、やがて「人間のクズ」となり、今は「穴のむじな」になりました。「氏」という言葉が、「彼」となり、今は「この男」です。「ねこ庭」を訪問される方々も、これでは読む気が薄れ、嫌になるはずです。
3編が皆1時間20分という長さで、爆発しそうな怒りを抑えて聞きますから、健康には良くありません。
「日本の政治家も、学者もやっていることは皆西洋の受け売りで、自分の頭では何も考えていないし、考える能力もない。知性も薄っぺらで、モノマネの教養しかない。」
「ドゴールは、戦争の好きな単純な軍人でなく、哲学者であり教育者だった。ドゴールは多極化した世界観、多極化した文明観を持ち、世界を一極支配しようとするアメリカに反対していた。彼は自分なりの外交哲学、外交政策を持ち、フランスのために尽くした素晴らしい政治家だった。」
「実は僕もそうだが、ニクソンとキッシンジャーは共にドゴールを尊敬していた。何とプーチンもドゴールを尊敬していて、キッシンジャーと意見が合い、二人だけで話をしている。」
「日本の政治家にこんな人物はいない。人生哲学もなく、三段階の思考パターンもなく、分かった風な真似をするだけ。こんなバカが政治をしているのだから、日本が良くなるはずがない。」
これで拳を握りしめないという人がいたら、会ってみたい気がします。と思っていたら、拳を握りしめるどころか、そうです、そうですとうなづいているのが、水島氏でした。6.番目の動画のサブタイトルが「伊藤貫X水島特別対談」ですから、1時間20分間、嬉しそうに相槌を打つ水島氏の姿を見ていました。
( チャンネル桜の水島社長は、一体何を考えているのでしょう。同じ穴のムジナになりたいのでしょうか ? )
前回このように書きましたが、この対談で氏が立派な「同じ穴のムジナ」と確認しました。
「海上保安庁の諸君よ、君らは日本人なのか。尖閣の海で漁をする漁民の邪魔をして、恥じないのか。日本人の魂はないのか !」
水島氏は漁船に乗り尖閣で漁をしている時、海上保安庁の高速ボートに邪魔をされ、マイクで叫んでいました。物怖じしない姿は行動する日本の保守でしたが、その氏が平身低頭し彼に相槌を打つのです。情けない姿ですが、こんな氏ですから、「伊藤貫の雑談」シリーズを何本も作って発信できる訳です。
これからは一編ずつでなく、2、3編まとめての紹介にします。伊藤氏は聞き飽きた雑談を何度も繰り返しますから、時間の割に内容が無いので、その方が効率的です。
今回ハッキリ分かったことは、彼が「プーチン氏の信奉者」だったという事実です。3編共に、アメリカのユダヤ人ネオコンの悪口と日本人への軽蔑が共通する雑談でしたが、7.番目の動画は、1時間20分の内約50分がプーチン大統領への賛辞でした。
「プーチン大統領は、エリツィンとゴルバチョフが崩壊したロシアを立て直すため、真剣に政治を考えた人物だった。彼は三段階の思考レベルができる政治家で、ロシア人としての哲学を持っていたから、アメリカの一極支配に反対した。」
「アメリカもヨーロッパも、日本も、プーチンを好戦的な極悪人として伝えるが、実際の彼は慎重で、冷静で、高い教養を持つ政治家だ。」
「彼は、アメリカに対しても堂々と理論的に対抗し、反論し、一歩も引かなかった。だからアメリカのネオコンは、プーチンを倒さなければロシアを支配できないと決心した。」
北方領土を返すような返さないような曖昧さで、日本政府を翻弄しているプーチン氏を、彼はまるで正義の味方のように語ります。だからつい、下品な言葉が出て来ます。
「おい、祭りの薬屋さんよ。あんた、それでも自分を日本の保守と言うのかい。日本の窮状を話す時、何でそんなにだらしなく笑えるんだ。この大馬鹿者め。」
今回は4件のコメントを紹介します。どういう読み方をすればこんな意見が出てくるのか、世間の広さを知らされます。
〈 コメント1. 〉
プーチンについてのこのような話を聞いたことはありません。日本のメディアの情報はアメリカ発の話を翻訳して流すだけなので、日本国民は知らない。伊藤貫さんの解説に感謝です。
〈 コメント2. 〉
日本にもプーチン大統領のような指導者が現れて戦後日本人を一から教育し直してくれたらと思いました。この番組は本当に勉強になります。次回も楽しみにしております。
〈 コメント3. 〉
真実の国際問題を語る人が少なすぎる。伊藤貫さんのような保身を顧みず解説するジャーナリストが貴重な存在だ。桜チャンネルさん、この様な人をドシドシ発掘してください、日本の存続のため世界庶民のため。
〈 コメント4. 〉
伊藤貫さん!!今回も貴重なお話ありがとうございましたm(_ _)m あなたがいることが日本の救いです 他国を悪魔化するネオコンが1番の悪魔ですね
次回は、上記3編の中から、息子たちと「ねこ庭」を訪問される方々へ、要点だけ拾って紹介する予定です。この作業は、恐らく8月一杯かかると思います。すっかり下品になった「ねこ庭」に失望された方は、当分の間スルーされることをお勧め致します。