おねっと日記

日々の出来事を感じたままにつづります

老後のあり方~適合高専賃~

2009年06月03日 | 暮らし
この野花の色が大好きで数年前野原から移植しました。
「ただの草じゃない」と言われつつ、毎年鮮やかな色で楽しませてくれます。



独居老人が家族にいるわが家なのですが、
自分たちの老後をどういうライフスタイルにしていこうかと考える年齢でもあります。

先日「適合高専賃」という言葉を知りました。
「適合高齢者専用賃貸住宅」の略です。
介護保険法によって定められている条件が満たされた賃貸住宅をいうのだそうです。
これからの住まいのあり方は「適合高専賃」だと日本経済新聞編集員の浅川澄一氏はおっしゃってました。

ものすごく簡単にいえば、お風呂やトイレやキッチンや普通の家で暮らす内容の条件がそろった賃貸住宅に住みながら、
さらに生活のための支援サービスを受けられるような形がベストな生活の仕方だということらしいのです。

確かに理想的なライフスタイルなのですが、果たして年金もあてにならない私たちとすれば現実はどのような暮らしが待っているのでしょう・・・

家督制度もある意味いい制度だったもかもしれないと思ったりもします。

そこには大家族の構図があり、何代もの家族が一緒に暮らしている風景。
当たり前に孫の子守をするばあちゃん、当たり前に親の世話をする子供。
そんな風景が普通にあったら、適合高専賃などという設定は必要なかったのかもしれません。

その大家族のようなつながりが地域に出来れば最高ですね!