おねっと日記

日々の出来事を感じたままにつづります

わが家の結婚シーズン第2弾

2009年06月24日 | 暮らし
虫よけになると言われてもらった小さな株も10年経って増えました。



一時木材の下敷きになってなりをひそめておりましたが、
今年はやっとそれが片付きのびのびとおひさまを浴びてます。



三女の結婚式も1ヶ月後となりました。

「脳障害が50パーセントの確立で残ります。」と言われ未熟児で生まれた三女です。
そして
「一番のお薬は愛情ですよ。」
と先生に言われ、家族が一丸となって毎日「愛情のお薬」を注いで育てました。

その成果があってか、障害は一切残らず、3人の中で一番元気な子になりました。

今やブライダルアドバイサーという人生の中で一番愛に溢れたお仕事を天職として日々頑張っている三女。
その本人が自分の結婚式の準備となると、日々お客様のブライダルの準備に追われてなかなか事が進みません。
何と言ってもジューンブライドシーズン、日に複数の結婚式を担当することもあるようで・・・

「ブライダルアドバイザーだったらサプライズも考えられるでしょ?」
「思いつくサプライズは全部お客様に使っちゃったから、何も思いつかないの」

そうだよね~
きっと今までにない「simple is best」の結婚式になるでしょうね~

でも、それでいいんだよ!
あなたの人を本気で思いやる気持ちがあってこそ
沢山の人の幸せの場に立ち会う事ができているんだから。

母は、あなたは一番幸せなお仕事をしていると思います!




ウェディングドレスの件であれこれお世話いただいたサロンで担当の方が突然、

「おかあさんと以前一緒に仕事をしてました・・・」
「え!」

私は全然覚えがありませんでした。

それは九年前の出来事です。

少しの間派遣会社に登録をしていて、販促の仕事をしたことがありました。
どうやらそのとき一緒だったらしいのですが・・・

「そのとき、この仕事は合わないんだから辞めた方がいいと言っていただいて私は辞めたんです。
そして、それから今のブライダルの仕事をしているんです。
あの時ああ言ってくださったおかげで今の私があるんです!」

私は全く覚えていないのですが、彼女はたった一ヶ月しかしなかったその派遣の
仕事の中で私のその言葉がとても強烈だったので私の事だけを覚えていたそうです。

なんて、大それた事を私は言ったのでしょう!

もちろん、私の言葉はちょっとしたきっかけでしかないとは思うのですが、
今となれば自分の発した言葉の重さにとても責任を感じてしまいました。

こうして娘のドレスを選んでくれているこの人が私の言葉で人生変えるきっかけになったなんて。
そんな不思議なご縁を必然と言わず何といいましょうか。