君はどこの子？～迷子のラブラドール～

「迷い犬の飼い主を探しているのです」

夕方、そろそろわんこたちの散歩をしなきゃあと準備をしている矢先の突然の訪問。

　

犬種が同じなので、もしかしたらとうちを訪ねてきたらしいのです。
ところがわが家の犬はちゃんといたわけで・・・
「保健所に電話をしたらもうすぐ引き取りに来るのでその前に飼い主が見つかればと思って・・」

そんな話を聴いたらもうじっとしてはいられません。
どれどれ、どこの子かしらと保護しているお宅へいちもくさん！

おやまあ、何とひとなつこい、おりこうさん。
しかし、散歩仲間ではないのです。
もしかしたら・・と心あたりを頭の中で探しているうちに保健所の車はすでに到着。

このわんちゃんは男の子のラブラドール。
紫波郡矢巾町北高田保育園付近で保護されました。
すでに役場にも連絡済みだそうです。

保護は１週間の限定。ああ、そのうちに持ち主が見つかって欲しいです！

マイウェイ

介護学会では講演会の司会のお手伝いをさせていただきました。
プロの司会者ではないのでそれなりにですが（笑　
ここにきて、小～短大と一貫し放送クラブに所属していたことが役に立ってます！

さて、この講演会で涙して聴いた歌があります。

若年性アルツハイマー型認知症の病気を持つ太田正博氏の歌う「マイウェイ」
彼は主治医の菅崎弘之氏とともに
「忘れてもいいじゃない、いいさ！～認知症と明るく生きる」と明るく認知症と向かい合うことを伝える講演会活動をされているのです。

家族や周りまでが暗くなってしまう認知症という病気。
その向き合い方で何も暗くなるこはないんだという事を教えていただきました。
今は笑ってお話をされるお二人ですが、
いろんな事を乗り越えて今があるのだなあとしみじみ感じ入りました。

そんな太田さんが、最後に体いっぱいに歌ってくださった歌が「マイウェイ」
４００人もの参加者はその朗々と歌うその声、言葉にあまりの感動をいただき
ハンカチで目を押さえる人が多く見られました。
司会の私もつい声を詰まらせてしまったのでした。

そしてあたらめてこの歌の歌詞を読んでみると、
ああ、なんてすばらしい歌詞なんでしょう。

まさに今の私にも響く言葉・・・

マイウェイ

いま船出が　近づくこの時に　ふとたたずみ　私は振り返る 　
遠く旅して　歩いた若い日よ　すべて心の決めたままに
愛と涙と　ほほえみに溢れ　いま思えば　楽しい思い出を
君に告げよう　迷わずに行くことを　君の心の決めたままに

私には愛する歌があるから　信じたこの道を　私は行くだけ
すべては心の決めたままに

愛と涙と　ほほえみに溢れ　いま思えば　楽しい思い出を
君に告げよう　迷わずに行くことを　君の心の決めたままに
私には愛する歌があるから　信じたこの道を　私は行くだけ
すべては心の決めたままに　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　[詞：中島淳]