おねっと日記

日々の出来事を感じたままにつづります

なつかしいおこげ

2010年05月18日 | 暮らし
今朝は寝坊をしたので、鍋でご飯を炊きました。このほうが電気炊飯器よりはるかに早いのです。



それでもって大慌てで作ったものだから、鍋の底はしっかりおこげの誕生。
なんだかとてもなつかしくなってしまいました!

ずーっと昔母はカマドでご飯を炊いておりました。
大きな木製のふたのわきからふくふくと熱い湯気が吹き出る光景がかすかに記憶の中にあります。
そんなお釜の底にはおこげが出来ました。
「おこげ入れて~」とおねだりして食べたものです。
ご飯のこげた香ばしい香りとかりっとした歯ごたえがたまらなく好きでした。

炊飯器になってからそういう経験はなくなってしまいましたから、
今の子供たちはアウトドアで飯ごう炊飯しない限りは経験することもないのでしょう。
もったいないなあ・・こんなに美味しいのに。

かまどの光景を思い浮かべながら、おこげを口に含むと、湯気の立つ小さな台所に立つ20代の母の顔が目の前に現れて来ます。
もちろん電子レンジもない、冷蔵庫もない、だるまストーブの上にはだか電球。
小さな食器棚の中には家族3人のささやかな食器。
時折どこからともなく飛び出してくるねずみを追いかける母。
夕暮れにはおとうふやさんがラッパを鳴らしてきたっけ。

二戸郡福岡町長嶺住宅。
西の山に日が沈むのを眺めながら5才の私はあまりにも美しすぎるこの光景を記憶しておこうと必死に絵を書きました。

山と、空と、お日さまと、カラス、

あれからもう50年以上も経ちました。
あの頃の方が豊な感性を持っていたような気がします。

知恵熱?

2010年05月18日 | 家族
遠く離れた愛するまごちゃんの高熱が続いております(涙)



何も出来ないばあちゃんはただただ神様に早い回復をお祈りする事しかできません。
目が覚めると、「思い切って行ってこようかなあ」と旅支度の思案をするのですが
やはり、それには程遠い現実があったりします(涙)
仕事を持っていなかったらすでに遂行していたでしょう。
それでも、これ以上大変な状態が続くようだったら、私はすべてを放り出して1400キロ向こうのまごちゃんの元へ走る予定です。

目に入れても痛くない程かわいい孫。これ以上の表現は見つかりません。

孫がこんなにいとおしいものだとは思ってもみませんでした。
想像はしておりましたが、想像をはるかに越えております。


・・・・・


と、今、娘から笑顔のまごちゃんの写真を添えて送られてきたメール・・・熱が下がった!
嬉しくて涙が止まらないばあちゃんです。あ~よかったあ!!