日々 是 変化ナリ ~ DAYS OF STRUGGLE ~
このプラットフォーム上で思いついた企画を実行、仮説・検証を行う場。基本ロジック=整理・ソートすることで面白さが増大・拡大
 



今年は、モーツァルト生誕250周年(もう半分近く時計の針が進んでしまいました)
モーツァルトの数多い名曲のうちから、「実は名曲」を少しずつ紹介していこうかな、の第13回です。
ここんとこ、ピアノ協奏曲シリーズで、かつ20番以降のポピュラーな曲をさけ、10番台からセレクトしています。


今回は、 K.450 ピアノ協奏曲 第15番 変ロ長調です。

第一楽章出だしから。
主題を管楽器から奏で出すというのがおもしろいところ。
実はこれはこの曲を象徴しているところでして、この15番から、曲全体にも管楽器がかなりクローズアップされ出していて、モーツァルトの作曲の深化をみることができます!

そしてとっても静かな第二楽章。
まさにこの管楽器と、ピアノとが美しくからみあうこの楽章の後半は、聞き所満載といえましょう。

第三楽章
冒頭のピアノから軽やかに主題を奏でると、これをオーケストラがつなぎ、ぐんぐん展開していきます。そして管楽器でいうとこの第三楽章の後半に、モーツァルトのピアノ協奏曲中、初めてフルートの出番がやってきます。
そして一気にクライマックスへ!!


ということで最後に。
この曲から、曲全体にも管楽器がかなりクローズアップされ出していることを知って聴き直すと、また違った感動を呼べる、そんな1曲がこの15番です。

(次回に続く) 



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