日々 是 変化ナリ ~ DAYS OF STRUGGLE ~
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カナダのモントリオールに拠点を置くエンターテインメント集団!、シルク・ドゥ・ソレイユの「ドラリオン」の日本公演を観てきました。

1982年代にほんの数人からスタートし、今ではマーケティング本(ブルーオーシャン戦略)でも引き合いにでるほど、独自性で世界を制覇したシルク・ド・ソレイユ。
世界のエンターテイメントの頂点、ラスベガスに「 MYSTERE」、「O」、「KA」、「ズーマニティ」そしてビートルズの曲使用で話題の「LOVE」と、最大の5つものショーを送り出しています。
そして、これらはラスベガスに行かないと観られないショーなのです。
どれも専用劇場ならではの超パフォーマンス!!

遂に今度は、日本でも数々の単発公演のみならず、あ・の・最強のコンテンツを持つ東京ディズニーランド(オリエンタルランド)でさえも、積極的に手を組んで専用劇場を間もなくニューシアターを舞浜にオープンするくらい成功しています。

実は私は、最新の「コルテオ」まで去年モントリオールで観てしまったクチでして、けっこう観過ぎなのでやや辛口に....


では、「ドラリオン」の感想。

1.「サーカス」色の強いアクト
つまり、ややシルク・ドゥ・ソレイユのベースに忠実で(逆に言うと叙情性はやや薄い)
例えば最新の作品「コルテオ」は、フェリーニの映画「アマルコルド」を思い起こさせるようなノスタリスジックな物語調で進行していくのですが、早い時期からあっているアクトだからでしょうが、この作品はあくまでも「サーカス」(いい意味でも逆の意味でも)
男女2人のダンサーがからみあいながら舞う、「エアリアエル・パ・ド・ドウ」(写真)は最高でした!! が。


そして、
2.「中国」色の強いアクト。
登場するキャラクター類がいちいちアジア系というか、中国を感じさせる。
ここも最近の無国籍ではありものの、広がりをどっしり感じさせる他のアクトとは違うテイストを感じます。
これが、1.と伴い、他のアクトとは違う印象を残します。

また他のこの作品の特徴として、途中の幕間での独特のステージを使った表現があったり、歌手まで巻き込んだ数種のアクロバットなどが注目でした。

(3.ただ、あ・の・ネタばれだけははしないで欲しかった............)

東京では、ゴールデンウイーク明けの5/6までで、その後は仙台、大阪、名古屋、福岡をツアーする予定とのことです。
シルクの世界の入門にいいのではと思われる「ドラリオン」です。


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