日々 是 変化ナリ ~ DAYS OF STRUGGLE ~
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K.620 魔笛の映画と言えば、ベルイマンをさっと思い浮かべる私です。
ベルイマンらしいタッチの力作でした。
(やたらアップになるベルイマンの孫が一番印象に残ってしまうという欠点?はありましたが(笑)


さて、今日から公開されるのは、シェイクスピア「から騒ぎ」「ヘンリー五世」など、古典の映画化を数本撮ってるケネス・プラナー監督が挑戦した「魔笛」です。

上映時間は135分で、ベルイマン版とほぼ同じ長さ。
とはいえ、ケネス・プラナー版は舞台設定を大幅に変え、第一次世界大戦という時代にストーリーを移し替えたとのこと。
う~む興味指数アップ!

世界の混乱の時代の中で展開される、2人の試練の物語り、という感じでしょうか。
フィリーメイソンの影響下にあったモーツァルトの時代の作品なので、なんとなく説教臭さが漂うこの作品ですが、そこがやや薄まりそうな設定と予想されます。
一方でファンタジーっぽさは消えそうですが(それもいやだなあ)

一方、私はパパゲーノ好きなので、戦時中にもかかわらずお気楽にしている(だろう)パパゲーノがだらしなく見えてしまいそうなのもすっごく気になります。
厳しい状況にもかかわらず、自然体でふるまう大人物だったりしたらうれしいが、まあそういうことはないだろう...

もともと「から騒ぎ」があまり好きになれなかったので、この「魔笛」はパス気運だったのですがもろもろ考えるうちに、早々に鑑賞したいところまできました!
モーツァリアンの皆さんはどう感じているのでしょうねえ。

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