今日から公開される、デビッドリンチ監督の新作、インランド・エンパイア Inland Empire 。
「サンセット大通り」を解釈した前作の「マルホランド・ドライブ」が傑作だっただけに、期待大ではあります。
ただ不安な点もあって、出演者陣をチェックするとまずジェレミー・アイアンズがいることで、やや不安に。
あのアクセントでしゃべられると、ややダウナーになる私なので。
娯楽作ですが「ダイハード3」の出来がイマイチだった責任の一端を担っていると本気で思っている私です。
また、すっかりいいお年になられてる、ブルースダーンの娘、ローラダーン。
そういう観点で観る映画ではないものの、「マルホランド・ドライブ」が出世作となったナオミ・ワッツがぐいぐいと映画を引っ張っていたというのを否定される方はいないと思います。
こういう映画は、その世界観にずぶずぶつかってしまえるかが大事。
いったん入りきれないと非常につらい時間になってしまう。
しかもその時間はピッタリ 3時間。
「マルホランド・ドライブ」がしまっていただけに、そして「ロストハイウェイ」ではいまひとつ乗り切れなかっただけに。
そうなった場合の3時間は大苦痛となってしまうので、観に行く時は体調・精神的に充実した状態で行かねばと思っています!
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