5年ぶりに日本で開催されたSonar Sound Tokyoの感想をざっと(2日目のみ参加)
基本は メインステージに滞留しつつ、趣味が合わない出演者の場合、他へ移動するパターンでした。
SonarClub(メイン・ステージ)
14:00 - :: Open Reel Ensemble :: live 「アタログとデジタルの融合」
まず爽快なのが、日本製だろうアタログ・テープ・レコーダーが4台ずらっとステージの中央に。
テープリールを手でいじり、スクラッチするのは、視覚的にタテに正面を向けて見えているという点で、普通のDJ(水平方向)より遥かに面白い。
一方で、せっかくのテープを引っ張りだすパフォーマンスの見せ方がシャイすぎるなど、日本人っぽい優等生らしさ、というより学生っぽすぎる.
今後経験を積んでどんどん改善して欲しい!
15:05 - :: Masakatsu Takagi :: live
ピアノの独奏 & 映像の融合。私には今いまひとつ刺さらず。
16:25 - :: Nisennenmondai :: live
にせんねんもんだい(←2000年問題)を初めて観れたのは嬉しかった。
が、最初のTake me to the riverっぽいイントロだけで終わっちゃったような曲とかを始めとして、ドラムスだけが奮闘。
とてもちゃんとした意味での「ノイズバンド」とは言いがたい。
まだまだ稚拙すぎでは...
17:10 - :: DJ BAKU :: dj
大衆路線っぽすぎて、直ちにパス(ごめん)
18:10 - :: ROVO :: live
バイオリンがリードするスペイシーな音楽は、過去Jean Luc Pontyという天才がいたことを知る人には厳しい。ザンネン!
19:10 - :: Kode9 :: dj
後半しかみていないが、なかなか奮闘。
20:40 - :: Battles :: live
今回、お目当てのバンド。
メンバーの配置で、やはりこのバンドの中心は、ドラムのジョン・ステニアーと改めて認識。
(でも彼の体調がイマイチそう)
しかも、機器とPAとの調子が良くなく、決してベストの状態のライブではなかった。
が、4/27の新発売アルバムへの期待は維持。
というのは、ほとんど新曲中心で、どれもカッコいい。
(過去の曲もアレンジが変化して、よくわからない中)
SonarDome(屋外にあった小屋)
14:00 - :: sauce81 :: dj
15:15 - :: Mweslee :: dj ←スペイン独特のサウンドが印象に残った
16:45 - :: Hiroaki OBA :: live
17:45 - :: Dorian Concept :: live ←シャイな終わり方に好感
18:45 - :: Claude Young :: dj 観れず
19:45 - :: KAITO :: dj 観れず
SonarLab(屋外スペース)
14:30 - :: BFlecha :: dj 観れず
15:30 - :: DE DE MOUSE :: dj ←音の表情が豊か。このステージではベストアクトかな。暗闇でみたい
17:00 - :: DJ Yogurt :: dj ←ここもかなり客をマッシュアップしていて好印象
19:00 - :: dot i/o :: live 観れず
20:10 - :: Sabi :: live 観れず
SonarComplex(入場ゾーンのバーの横)
13:30 - :: Brian Eno 'Mistake Memories of Mediaeval Manhattan' :: cinema えんえんとNYのビル街
14:30 - :: Finisterrae :: cinema とくに印象なし。ポスター図柄通り
16:00 - :: 大竹伸朗 x 畠中実 :: talk session おっさんトーク
17:30 - :: Shuta Hasunuma :: live 観れず
18:30 - :: 松武秀樹 x 畠中実 :: talk session おっさんトーク2
20:00 - :: Itaru Yasuda :: live 観れず
20:30 - :: Zen TV 2 :: cinema 観れず
やや批判的なことも書いたが、ずいぶん全体で楽しんだのは事実。
この微妙な時期にキャンセルすることなく、開催していただいて「元気」をもらったことを感謝したい!