日々 是 変化ナリ ~ DAYS OF STRUGGLE ~
このプラットフォーム上で思いついた企画を実行、仮説・検証を行う場。基本ロジック=整理・ソートすることで面白さが増大・拡大
 






ウェス・アンダーソンの新作。
当ブログ的には、実はちょっと苦手な監督(笑)

彼独特の美学に基づいて、徹底的に展開される緻密な画面構成。
ストーリーも一筋縄じゃいかない、自虐的な展開が多い。
趣味に走りすぎているキライがあると、いつも感じる(笑)
さて今作はどうか?


かつて英華を誇ったが、今や完全に落ちぶれたホテル。
若手作家(ジュード・ロウ)はここに宿泊したところ、オーナー(F・マーリー・エイブラハム)から お声がかり。
彼との食事を通し、ホテルと彼自身の謎めいた人生ストーリーを聞くハメに...



まず驚くのは、凄い出演陣。
久々に「オールスターキャスト」って呼べる感じ!
「オリエント急行殺人事件」以来かな?(笑)


エンディング・ロールまで、全く本人とわからなかった ティルダ・スウィントンを始め、

レイフ・ファインズ
マチュー・アマルリック
エイドリアン・ブロディ
ウィレム・デフォー
ジェフ・ゴールドブラム
ハーヴェイ・カイテル
ビル・マーレイ
エドワード・ノートン
レア・セドゥー
トム・ウィルキンソン
オーウェン・ウィルソン
ジェイソン・シュワルツマン

ウェスに声をかけられれば、皆が喜んで参加を申し出るのだろうか?レベル(笑)



結論:
ウェス・アンダーソン嫌い?にも、ストーリーにチカラのあり、最後まで引き込ませる1本に仕上がっている。
虹色のオールスターキャストに加え、趣味に走り尽くしたこと(笑)が、良い方に転んでいると感じた。

この点において、彼のベストと言える映画。
次作も楽しみ!


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