長~い来日公演(4/4~4/28)が、ラスト横浜でついに終了。
前回の来日は2年前で、そのツアーが昨年11月まで続き、4ヶ月の間が空いての来日となった。
今回は 全曲シナトラのカバーで驚かせた新作後、というところが新要素。
結論:今回の日本公演のセットリストは全て「統一」で完了。
来日キックオフの東京 ×3 + 仙台 + 大阪×3 + 名古屋 そして再びの東京 ×5、横浜まで、全て下記でFIX。
というのは、冒頭に述べたように...
彼の最新作は驚きの、 全曲シナトラのカバー。
これらの曲を、前回の来日メニュー Never ending tour に織り込んだ構成に。
このため、毎回曲の構成をいじる、というより、異質なシナトラの曲をどう違和感なく格納するか、が重要(笑)
その結果、そう簡単には曲をいじれない結果の以下のセットリスト。
Things Have Changed
She Belongs to me
Beyond Here Lies Nothin'
What'll I Do *
Duquesne Whistle
Melancholy Mood **
Pay in Blood
I'm a Fool to Want You *
That Old Black Magic *
Tangled Up in Blue
PART 2
High Water (For Charley Patton)
Why Try to Change Me Now *
Early Roman Kings
The Night We Called It a Day *
Spirit on the Water
Scarlet Town
All or Nothing at All **
Long and Wasted Years
Autumn Leaves *
Encore:
Blowin' in the Wind
Love Sick
注:*=新作 Shadows in the night収録
注:**=新カバー=最新シングル曲 ←今どき(笑)
今回の感想はいつものことだが「アレンジ」
アンプラグド的というか、ロックから離れジャジーな方向へ完全に向いた演奏。
それは、Shadows in the night で感じた「あの」感じに近かった。
コンサート 一発目のThings Have Changedからして、メインリフが消滅。
まずビックリ!
俄然活躍するのは、ボブの盟友 Donnie Herron のスライドギター。
このスライドがガンガンとアタマに突き刺さってくるのはライブならではだった。
サイドギターのStu Kimballも基本、アコギしか持たない。
ベースもウッドベースに終始。
ので、そっち方向の音になる。
オーラスのみはソリッドなロックで完了した(去年のPART 1 ラスト曲 =Love Sick )
次の新作もカバー集になるとの話?なので、今回の来日の傾向はますます高まるのだろう。
どんどん枯れていく?ディラン(笑)