園芸業者などによる盗掘により、ふるさとの山々から多くの山野草が消えてしまったことは、これまでくどいと思われるほどに何回も投稿しました。背中炙り峠周辺でも、春蘭(シュンラン)の姿を見ることができななっています。ところが、地蔵が祀られている「万年堂」の真ん前に春蘭が二株ありました。これほど目に付きやすいですから、盗掘業者の目に入らなかったはずはありません。盗掘業者は見つけたけれども、地蔵さんに睨まれたか、地蔵さんが盗掘業者の良心に訴えたのかのどちらかだと考えることにしました。盗掘業者にも良心がったことを喜びたいと思います。地蔵さんは、畑沢村の「こころ」です。
来春、春蘭の開花を見ます。きっと、きれいな花が開きます。