昨日7月27日は、朝から暑い日でした。背炙り峠を越えて畑沢に入りましたが、いつもの涼しさはありません。外に出るだけで全身から汗が湧きだしました。
この間はまだ初夏だったのですが、今は間違いなく盛夏です。下の写真はおなじみの葛(畑沢語ではクゾ)です。マメ科植物ですので、たんぱく質に富み家畜の餌に好適ですが、今の時代は誰も刈り取りません。いたるところで、県道まではみ出してつるが伸びています。
田んぼにもオモダカが咲いていました。代掻きの時に畦に寄せられた球根から、葉と根を伸ばして群落を形成していました。水田の厄介ものです。しかし、葉の形が面白いので、私としては好きな植物です。
畑沢の盛夏で最も代表的な花は、「山百合」です。水田に続く山の裾には、多くの山百合が「咲いている」と言うよりも畑沢の人達によって育てられています。上手に山百合を残すように除草されています。