-畑沢通信-

 尾花沢市「畑沢」地区について、情報の発信と収集を行います。思い出話、現況、自然、歴史、行事、今後の希望等々です。

我 カメムシに故郷を追われる

2018-10-06 20:36:30 | 近況報告

 

 10月3日に実家の小屋をペンキ塗りしましたが、沢山の作業が残り、再び畑沢へ向かいました。今回は一泊二日で頑張ろうと寝袋を車に積み込んでいます。ちょっとした山小屋泊まりの雰囲気です。天気は上々、背炙り峠へ登る途中の中沢の棚田ビューポイントから、遠くに大朝日、小朝日、鳥原山、伊東岳などが見えます。若いころに何度も登ったのですが、もう登れるのでしょうか。  少し拡大してみました。大して変わりないようです。肉眼では、かなりはっきり見えたのですが、カメラのレンズを通すとやっと見えるだけです。腕かなあ、カメラのせいかなあ。

 「中沢の棚田ビューポイント」という看板があったのですが、もう何年も骨組みだけになって、葛の蔦が絡んでいます。看板を取り外すように言われたのでしょうか。中沢人たちが地域を盛り上げようと設置したものだと思います。残念です。もしも、取り外すよう指示したとすれば何方でしょう。指示すべきことはこの様なことではなくて、他に沢山あるはずです。

 さて、一日、ペンキ塗りを頑張って小屋に泊まろうとしたのですが、カメムシが電灯に群がってきました。群がるだけならまだしも、ブンブンと飛び回ります。羽音はスズメバチと同じです。壁も一面がカメムシだらけです。夕食の中にも入ってきそうです。

 カメムシは電灯の笠だけでなく、スイッチの紐にも鈴なりに場所争いをしています。

 これでは寝袋を広げて眠る雰囲気ではありません。とうとう、畑沢での宿泊を諦めて、峠を越えて山形へ帰ってきました。私としたことがカメムシ如きに負けるとは。

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背炙り峠の風景

2018-10-05 21:39:05 | 近況報告

 実家の屋根のペンキ塗装に行ってきました。平成30年10月3日(水)は貴重な快晴でした。何年も前から気になっていたのですが、中々、思い立つことが出来ませんでしたが、ようやく沢山の雑事が落ち着いたので、思い切って決断しました。二階建ての小屋の屋根ですから結構な高さになり、高所恐怖症の私には苦手な仕事です。

 山形からは背炙り峠越えです。峠の手前にある棚田ビューポイントで眼下に奇麗な景色が広がります。下の二枚の写真のうち、上が10月3日撮影で、下の写真が9月19日です。殆ど同じように見えますが、10月の写真では稲刈りした田んぼが見えます。

 

 落葉が始まっており、特に朴の葉が早く落ちるようです。山際の側溝を完全に覆い隠していました。この状態に雨が降ると、葉っぱがふやけて柔らかくなり、側溝の排水溝を塞いでしまいます。さらに雪が降って積もると、その葉っぱが押されて排水の機能が完全に失われます。

 

 ペンキ塗りの作業は完了しなかったのですが、高い所で暗くなると危険です。早めに仕事を切り上げました。帰路、峠の夕焼けを楽しみました。まだ太陽が沈まなかったのですが、雲に隠れた瞬間を撮影しました。あまりいい写真ではありません。私には芸術的なものも無理です。


 やがて、太陽が葉山の陰に隠れたので、やっと夕焼けが見られるかと期待したのですが、そううまいことにはなりません。それでも何となく、良さそうにも見えます。

 

 同じ風景の太陽が隠れた一部分を拡大しました。一見、葛飾北斎の赤富士のようでもあります。まあ、いいか。

 

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