なんと、あっという間に4日もたってしまいました(汗)。ちょっと記録もんです。
自分でも何をしてたのか記憶があいまいなのでちょっと整理。
7日(火) 午前:母のケアマネさんと話し合い。昼:ベートーヴェンを弾く会打ち合わせランチ、夜:五重奏合わせ
8日(水) 夜:3月の室内楽セミナー反省会
9日(木) 鹿児島往復。不動産屋、役所二か所、銀行、病院、実家などで用事をすます。
10日(金) 午前:街中で用事そのほか。夜:「まつきとわたるとはなこのトリオ」
要は4日連続で夜うちにいなかったというわけでございます(汗)。
でもですね、鹿児島に行った日は別として、こういうときに限って、早い時間にちゃっちゃと夕飯を作り、しかも何品かちゃんとしたものを出すってどういうことだ??・・・と子どもならずとも思うところではあります(汗)。
昨日はほんとにすごい移動で、朝9時半の新幹線に乗って、鹿児島についてからはまさに分刻みのスケジュールで、在来線特急で霧島市往復までする羽目になりました。やればできる、ということですけど、できればやりたくない一日です(泣)。
さて本日、「まつきとわたるとはなこのトリオ」聴いてまいりました。
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5月10日(金)19:00開演 広島五日市 ライフワン
演奏:松本和将、向井航、上里はな子
<プログラム>
ベートーヴェン: ピアノ三重奏曲第1番変ホ長調 作品1-1
ヴィニャフスキ:スケルツオ・タランテラ 作品16(バイオリンソロ)
ホロヴィッツ:カルメン変奏曲(ピアノソロ)
~~~~休憩~~~~
ブロッホ:祈り(チェロ:ソロ)
ブラームス:ピアノ三重奏曲第1番ロ長調 作品8
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このトリオの演奏会はこれで4回目。
1~3回目は私もスタッフ側におりましたので、ちゃんと聴けた感じがしないのですが、今回はライフワンさんが主催してくださったことで、ゆっくリ客席におりました。
第1回東区民スタジオ、第2回アルテールプラザオーケストラ等練習場、第3回はいつかいちさくらぴあ小ホールときましたので、毎回会場が違っておりまして、そのあたりもまたおもしろいところ。
今回は会場のキャパとしては一番小さくはありましたし、クラシック専用ホールというわけでもありませんでしたが、聴く側としては、音が集まってくる感じと奏者との距離の近さがなかなか好ましかったです。
松本さんのコンサートの常(?)として、今日は雨。終日降ってただでさえ湿度が高いところにもってきて、お客さんがいっぱいになると外から連れてきた湿気で会場はなかなかウェットな状態。そうなると弦楽器は指板が湿ったり、弓がゆるくなったり、楽器の胴体が汗をかいてきたりといろいろトラブルがあるそうで、そういうお話も途中途中でありました。そういうコンディションにもかかわらず、演奏はこれまでで一番よかったのではないでしょうか。すばらしかったです。私の席(ほぼ真ん中あたり)だと聴こえてくるバランスも絶妙でした。
ここの会場では私も2回弾いたことがあり、あともちろん演奏を聴いたこともあります。
自分が弾いたことのあるピアノと会場というのは、違いは弾き手そのものであるわけなので、聴衆として演奏を楽しむと同時に、なにがどう違うのかということにどうしても考えが至ります。そりゃ比べられるようなレベルではないわけですけど、なにが違うかということくらいは考えたり感じたりしないとレッスンにしろなんにしろそもそも話が始まらないわけです。
ここのところ自分の伴奏や、アンサンブルについて、とにかく反省のカタマリなんですけど(ほかからなにか言われたわけではまったくないわけですけど)、そこへもってきて、最近いい演奏を聴く機会がいくつかあって、聴くたび、細かい部分で「うわ~~」といろんなことに気づいて、これまで平気でやってきた自分が信じられないというか、一回シンで来い・・・・とつい思ってしまうんですね。ソロはもう致し方ないというか自分だけの問題なのでまあかまわないのですけど、相手のあるものはやはり丁寧に考えていかないとですね(汗)。
・・・聴きながらそういう思いがあったりもし、いろんな意味でやられました。
ところで、
毎年こちらで書いているように、私、梅雨時のむっとした高温多湿が大好きです。窓を開けたとき、ぞわーっと侵入してくる湿気がたまりません。
春先の、草木が萌え、芽吹く季節は少々苦手だったりしますけど(20代のころは大嫌いでした)、夏になるちょっと手前くらいのムシムシ感は大好きです。
そういう意味でも、今日のコンサートはちょっと気温は低めだったものの、とても幸せでございました(笑)。