おさかな’sぶろぐ

日々感じたことを徒然なるままに。。。

大日坊(山形県鶴岡市)

2009年11月03日 20時49分07秒 | 旅先にて
田麦俣の多層民家見学を終え、もう少し山奥へと車を進めました。少し高台まで登った時にみた風景です。この辺りは、山形でも有数の豪雪地帯だそうです。

    

日本の滝100選にも選ばれている七ツ滝です。高さ90メートルの断崖を二段で落ち、上方は落差50m、下方は落差40mだそうです。滝壺近くに行くには、困難なようなので、展望箇所からの見学となりました。

           

少し車を走らせ、大日坊へと向かいました。

大日坊は、女人湯殿山とも呼ばれています。出羽三山は、古来より女人禁制の山とされていて、女人の入山が出来ず、別当寺が湯殿山の女人参詣所であったそうです。寺伝によると、大日坊の開祖空海が女人を哀れみ、湯殿山大権現(金胎両部大日如来坐像)を自ら彫ったと伝えています。

仁王門です。室町前期ごろの建物で、山形県内では最も古い三間一戸の八脚門です。県指定文化財でもあります。

    

仁王門から本堂への参道は、とてもよい空気感を出しています。なんだかタイムスリップしたような感じが。。。。。

    

           

    

田園風景もとてもいいです。時間がゆっくりと流れていましたよ。。。

    

◆『大日坊』詳細データ
 住  所:山形県鶴岡市大網11
 宗  派:真言宗豊山派
 本  尊:湯殿山権現
 創  建:天長2(825)年
 開  基:空海