想像を超えるほどにしんが捕れた時代があったそうです。
私の父が子供のころ食卓ににしんばかり出てくるので
父親がにしんを食べたがらない事を子供心に覚えています。
にしんと言えば「身欠きにしんの煮物」か「にしん蕎麦」が
思い浮かびます。
生を焼いて食べたことなんてほんのわずかしか記憶にありません。
そのにしんで御殿を立てた旧青山別邸です。
とにかく凄い御殿です。
娘のために6年半の歳月をかけて
できる限りの贅沢をして建てた1500坪の土地に
建て坪190の館です。(現在の価格で総工費35億円)
金に糸目をつけず!といった感じですね。
記憶に残すためにもカメラに収めたかったのに
1080円の入館料を支払ったにもかかわらず
撮影禁止なのです。 ガーン😨
ショックで帰ろうと思ったけれど 落ち着いて中へ。
写真はここまでです。
詳しくは
↓
庭は牡丹 芍薬 が見ごろを迎えていました。
駐車場になんと大阪ナンバーのワゴン車が止まっています。
年配の男性です。
「大阪からですか?」 と声をかけると
男性「昨日のフェリーで」
『昨日小樽のナイトクルーズで停泊していたあのフェリーだ⛴』
男性「北海道は何泊で?」
「三泊四日です。そちらは?」
男性「40泊41日です」
ドヒャ❗️ 定年後の夢だったそうです
去年も20時間かけて舞鶴からご夫婦で
35泊36日で北海道を一周したそうです。
それに魅了されて今年も来たそうです。
「奥様は?」恐る恐る聞いてみました
男性「今年は1人です。付いて来ませんでした。」
自分より年上でこのバイタリティに
驚きと憧れで、しばし放心状態に近い感情が
抑えられませんでした。
もっと沢山のエピソードやアドバイスお聞きしたかったのだけれど
足を止めさせては悪いので挨拶をして別れました。
一人で40日、1週間で一度だけホテルのベッド思いっきり足を伸ばして寝るそうです。
それが有難いそうです。
でも奥様には耐え難い事だったんでしょうね。