アネッティワールド

日常の体験から・・・

タウシュベツ川橋梁

2019年07月21日 06時48分55秒 | 北海道

北海道のちょうど真ん中あたりに

国鉄士幌線が通っていました。

十勝北部の農産物や森林資源の運搬に貢献した鐵道だったそうです。

昭和2年から14年までどんどん開通距離を伸ばしてきたのですが

森林資源の枯渇と車社会の発達で昭和53年に糠平~十勝三股が廃線になり

昭和62年に糠平~帯広までも廃止となったそうです。

今回はその廃線跡を見に行きます

ミズナラの巨木

秋にドングリができ、食料とするエゾリスが遠くまでドングリを運んで貯食するため

残った種子が発芽してミズナラの繁殖を助けているそうです

 栄養価の高いドングリがあると言うことは熊も生息しているのかな 

鐵道の廃線と共に役割のなくなったアーチ橋だけが残っているんです。

士幌線は北海道の鐵道の中でも標高のある(660m)山岳鉄道の上

音更川の渓谷に沿って作られた為、多くの橋が必要だったそうです。

 

工事費を抑えるために現地の砂利や砂を使ってアーチ橋を作ったそうです。

 

そしてこのタウシュベツ川橋梁は季節によってダムの水位が変わり

姿を現したり沈んだりするので

幻の橋と言われているそうなんです。

 

因みに橋の近くまで行くには地元のツアーに参加すればいいそうですよ


十勝三股駅周辺 ルピナス畑

2019年07月19日 11時50分59秒 | 北海道

日程が減った分、十勝二日目は移動距離も長くなります。

行きたいところがたくさんあるので効率よく回る順番を決めないといけないのです。

然別湖(しかりべつこ)から糠平湖(ぬかびらこ)へ向います。

道路の脇に大きな葉の植物がズラッと並んでいるのが印象的でした。

「ひがし大雪自然館」

糠平湖の玄関口にあるので

ちょっと予備知識を入れようと立ち寄ります。

タウシュベツ川橋梁へ行く情報も仕入れましたよ

十勝三股駅

旧国鉄士幌線の終着駅でした。

終着駅からすぐ近くにルピナス畑があるんです 

ルピナスは藤を逆さまにしたようなところから「ノボリフジ」とも呼ばれているマメ科だそうです。

和名は葉団扇豆(ハウチワマメ)

和名はわかりやすくて覚えやすいんだけどね

 

同じ処にこんな可愛い花も咲いていましたが

何だろう

 

山形県から御夫婦で来てて奥様は車の中で休憩です。

ご主人は熱心に撮影されていました。

休憩の予定だった喫茶店ですが

生憎の定休日

 

タウシュベツ川橋梁をナビに登録して

さあ  レッツゴー 


然別湖ネイチャーセンターで

2019年07月16日 09時53分32秒 | 北海道

然別湖でお世話になった風水の斜め正面に然別湖ネイチャーセンターがあります。

何とか天気も持ちそうです

寒いと思って着込んできたのですが

センターでレインコート上下・ライフジャケットを貸してくれたので

薄着に着替えました。 もちろんカメラは自己責任の元、持ち込みます

然別湖の自然情報掲示板を見ると気温や全面結氷の時期が書いています。

氷点下30度とか 5/9が解氷にビックリします

冬は然別湖の湖上に氷で出来たバー・コタンが設営されるんです。

カウンターも椅子もグラスも全てが氷で出来たバーをボランティアを含めたスタッフで作るそうです。

1杯500円という格安ですが、寒いとアルコールの回りが遅いので暖かいホテルに帰って急に回るので要注意とか・・・?

今回とても丁寧に教えてくれたスタッフさんです。

今回はカヤックではなくカナディアンカヌーです。カヌーは上で立ち上がらなければ安全な乗り物です。

カヤックとの違いは漕ぐパドルです。カヌーはパドルの先端の水掻きが片方だけに付いているのです。

この日は風も無く湖面は穏やかで、子どもが乗っても安全です。小さな子どもなら少々立ち上がってもひっくり返ることはありません。

毎年乗るようになってパドルの使いかも随分慣れてきましたが

方向転換や幅寄せなどプロの方の技に見とれてしまいます。

箱館の大沼公園でカヌーに乗ったときはカヌーから降りてコーヒーを頂きましたが

然別湖ではカヌーの上で振る舞ってくれました。

回りはとても静かで鳥の声しか聞こえません。

ガイドさんが「珍しい ナキウサギの声が聞こえます」

「ナキウサギ?」

聞いてみるととっても珍しいウサギの仲間で

然別湖に生息している珍しい哺乳類なんだそうです。

 

火山が噴火したときに出来た岩と岩の間にできる風穴のお陰で

永久凍土でき夏でも気温が低くナキウサギの最適な生息地になるらしいんです。

 

夏も冬も両方行ってみたい魅力ある然別湖です。


然別湖へ向ったが

2019年07月14日 07時54分09秒 | 北海道

十勝牧場を後に

今夜泊まる然別湖(しかりべつこ)の湖畔にある唯一のホテルへ車を走らせます。

 

然別湖は北海道で一番標高の高いところにある湖です。

高いと言っても800メートルですが

この日は天気も悪かったので辿り着くまでが大変だったのです。

 

その様子をスマホで撮ったのですが、前が見えないのです

どうやら雲の中に入ったみたいで

センターラインを頼りにノロノロ運転です。

ヘッドライトも役に立たず、ラインの無い道を走るときは恐怖でしかありません。

 辿り着いた時はもうグッタリ 

フロントの方が外まで来て荷物を運んでくれたのですが

「前が見えなくて怖かったですわ」と言うと

「私も昨日子鹿を轢いてしまいましたよ」

「・・・」

 

冷えた身体と運転疲れを取るためまずは温泉へ。

源泉掛け流しの湯は青みがかった鈍色で鉄分が多く含まれているので

空気に触れ茶色の濁り湯になっています。

 

天気がいいと満天の星空の元、露天風呂に浸かることが出来たのですが

今回は残念でした

 いつもは小食なんですが

こういうところに来ると胃袋が大きくなってくれるようですね

オショロコマと言うサケ科のイワナですが

程よく脂がのってとっても美味しかったです。

 十勝ワインもリーズナブルな価格で提供してくれています。

日ごろはビールですが、飲みやすいワインだったのであっという間に1本が空いてしまいました

どうやら爆睡してしまったようで、朝3時に目が覚め

6時から予約しているカヌーのことが心配で窓を開けて天候を気にします。

朝4時の然別湖の様子です。

 スローシャッターで撮ってみたり1時間ほどカメラで遊んでいました 

 1時間が経ち5時頃になると湖面の視界も随分広がってきました。

 

『これならカヌーも大丈夫だな

気温も13度くらいなので、暖かい格好をして現地へ向います。

 


十勝牧場 白樺並木

2019年07月12日 14時34分09秒 | 北海道

去年の同じ時期に函館へ行ってたときのことです。

 いつも一緒に旅行へ行く妻が突然具合が悪くなり観光もできず函館のホテルでひとり寝ていました。

そんな訳で近くのおでん屋でひとり食事をしていた時に隣に座っていた方と話が弾み

「来年是非十勝に遊びに来てください。ご招待します」とアドレスをいただいた方がいました。

どうやら十勝牧場の理事をなさっている方のひとりのようです。

その時推薦してくれたところにやってきました。

十勝牧場 白樺並木です。

曇り空ではありましたが、気持ちのいいところです。

数多くのテレビのロケ地として有名だそうです  テレビっ子なのでロケ地がすきなんですよね ミーハーじじぃ

十勝牧場は立ち入り禁止箇所が多く、感染病の管理は当然のごとく厳しいようです。

ガタガタ道を走り抜けると展望台があります。

展望台と言っても標高は高くはありません、 広がる台地が低いので十分見渡せます。

 

十勝牧場展望台は牧場内にある高台で、北に大雪山系の南麓、然別の山々、西に日高山系と十勝平野が臨めます。

もちろん快晴に恵まれていたなら、更に最高だったのですがね

 

函館で知り合った方にはメールでご挨拶し、スケジュールの関係でお会いすることはできませんでしたが

メール送信に大変喜んでいただけました。

 

また機会があれば雄大な北海道で働く人たちの話を聞かせていただきたいものです