男子400m個人メドレーのデッドヒートを見ていると20年前の事が鮮明に蘇りました。
倉敷で行われたソウル五輪の選考会。
400IMは、私が担当していたラサSSの水本選手とプリジストンの藤本選手のデッドヒート。
300mまで競り合い、何とかラストスパートで引き離して勝ち取った五輪切符。
今回の森選手と佐野選手の接線も白熱の争いでしたが、残念ながら競りすぎてラストの自由形で失速。
派遣標準の壁に跳ね返されてしまいました。
18秒なら本番までに何とかなる記録。
チャンスを摘み取るのはあまりにも惜しい力泳でした。
結局今日は女子の400m自由形でも派遣標準突破ゼロ。
この厳しさは世界に類を見ない基準です。
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