アンティークマン

 裸にて生まれてきたに何不足。

35人学級を40人に?退行はないでしょう!

2014年11月16日 | Weblog
 毎日大変です。何がって?数日前、よくないサイトからの攻撃のことを書いたところ、よくないサイト側がそれを読んで集中攻撃を開始したのか…毎日、400~500通来るようになってしまいました。1時間に102通という時間帯も。片っ端から、「迷惑メールホルダー」へ入れています。時間がかかってしょうがないのですが、悪徳業者に負けてはおれませんから。相手が分かれば叩きのめすのですが、インターネットでは相手が分からない…これって不利です。もっとも、相手も私を知らないわけで…。「知らずが華」ということわざを知らないらしい。

 知っていただかなければならないのは、財務省。公立小学校の1年生に導入している35人学級を40人体制に戻したいという。理由は、すでに書きましたが…35人学級導入後、いじめが10.6%から11.2%、暴力行為が3.9%から4.3%に上がったから。35人にしたけど逆効果だったからなんだと。
 これって、「知らずが華」…華ではないですね、「知らずが愚」ってところでしょうか。35人にして、教員の目が行き届くようになったから、今まで見過ごされてきたいじめや暴力行為などを把握できたんじゃないの?そもそも、35人学級にしたから、いじめや暴力行為が増えたってことはないです。財務省ともあろうものが、そんなことがわからないはずはないと思いますがね。

 数字だけを見て、実態が見えていない。「実態は、数字に表れる。数字だけが真実を語る」…「そうじゃない!」と、言っても聞く耳を持たないんでしょうねえ…。

GDPに占める公的教育支出は、(データが比較できる)31カ国中5年連続最下位。げげーっ!日本の教育水準を支えているのは、公的教育支出ではない!つまり、国ではない!だったら、誰が?「保護者」でしょ!家庭が子どものために高い教育費を負担しているから、高い教育水準が保たれている。

 日本のエリート頭脳集団である財務省さん、35人学級を18人学級にするなら分かる。退行は、ないでしょう!退行はっ!